運賃が最大50%OFF!?関西のJRに格安で乗る方法まとめ

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公共交通機関
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こんにちは、滋賀県民のレイです。

ぼくは京都や大阪によく行くんですが、JRの電車代がバカみたいに高いんです。

平気で片道1,000円とかするんで、電車代だけでも相当な出費になります。

だからJRの電車代をケチって節約する方法をいろいろと実行しているので紹介しますね。

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関西のJRに格安で乗る3つの方法

ぼくが実践しているJRの電車代を節約する方法はこの3つです。

  • チケットショップで回数券を買う
  • ICOCAのポイントサービスを利用する
  • 駅の窓口で回数券を買う

基本的にはICOCAやSuicaなどのICカードを使わずに回数券を使うようにしています。

その理由はJR西日本ではICカードを使って乗車しても割引が受けられないからです。

東京などではSuicaなどのICカードを使って乗車すると、普通にきっぷを買って乗車するより割引になりますよね。

たとえば、東京駅から新宿駅まで乗るとします。その時の料金はこうです。

  • ICカード:194円
  • 通常料金:200円

でも関西をカバーしているJR西日本は普通にきっぷを買っても、ICカードを使っても値段は一緒。1円たりとも安くなりません

これがぼくがICカードを使わずに回数券を使う理由です。

ちなみにJR西日本のICカード・ICOCAなら特定の条件を満たしたらかなりお得になります。

これについてはあとで紹介しますね。

それではJR西日本の電車を安く乗る方法を一つずつ詳しく見ていきましょう。

【1】チケットショップで回数券を買う

一番使いやすくて金銭的にも比較的お得なのはチケットショップ。

チケットショップでは回数券のバラを売っているので、利用したい分だけチケットを買いましょう。

駅で回数券を買うのが一番安いことが多いんですけど、回数券には有効期限(3ヶ月)があるのがネックなんですよね。

回数券は11枚つづりなので、3ヶ月間で使い切れないと無駄になってしまいまうので計画的に買わないといけません。

その点、チケットショップなら使う分だけ購入するので期限切れの心配がないんですよ。

駅の窓口で回数券を買う方が安いと思いがちですが、安いチケットショップを利用すると駅で普通に回数券を買うよりお得なんですよ。

関西にあるJRの駅前にはチケットショップが多いので、電車に乗る前に立ち寄って回数券を買えます。

チケットショップの営業時間外でも、回数券の自動販売機が設置されていることも多いので便利ですよ。

【2】ICOCAのポイントサービスを利用する

まったく同じ区間を何度も利用するならJR西日本のICカード・ICOCAがお得です。

ICOCAにはICOCA時間帯指定ポイントというサービスがあって、次の条件を満たす時には4回目以降の運賃が大幅に実質値引きされるんです。

※実際には運賃の値引きではなくてICOCAポイントがもらえます。

ICOCA時間帯指定ポイント

条件
  • 毎月1日から月末までの1ヶ月間
  • 指定の時間帯に入場・退場(平日の10〜17時、土日祝の終日、12月30日〜1月3日)
  • 指定された特定の区間を4回以上乗車した時に4回目以降からポイント付与

大雑把にいうと、1ヶ月間、決められた時間帯・区間を4回以上使ったら4回目以降は運賃の30%か50%をポイントで還元するよということです。

利用できる区間はあらかじめ決められていて、大都市近郊の区間が対象になっています。

  • JR京都線(京都〜大阪)
  • JR神戸線(大阪〜神戸)
  • JR宝塚線(大阪〜宝塚)

詳細な区間はJRのWEBサイトでチェックしてくださいね。
時間帯指定ポイント適用区間一覧

このサービスを利用するとどれだけお得になるのか、京都〜大阪を例にチケットショップで回数券を購入する場合(1枚490円)と比較してみました。

1回あたりの運賃を比較
利用回数チケットショップICOCA時間帯指定ポイント
1〜3回490円560円
4回490円490円
5回490円448円

3回以下の利用ならチケットショップでチケットショップを購入するのがお得です。

4回目でチケットショップと同じになって、5回以上利用するならICOCA時間帯指定ポイントがお得という結果になりました。

利用回数を考えてどちらにするか選ぶといいですね。

ちなみにこのサービスを利用する場合には、ICOCAの利用登録が必要なので確認してください。

スマートICOCAの場合には利用登録は不要です。

ぼくのように地方に住んでいると利用区間の対象外になってしまいますが、別のICOCAポイントサービスが利用できます。

利用回数ポイントは、1ヶ月の間、同じ料金区間を11回以上利用した場合に運賃の10%がポイントでもらえるサービスです。

時間帯指定ポイントと比べるとお得感は少なくなりますが、普通に切符を買うよりかはお得になりますね。

ただ、11回以上同じ区間を利用するのかっていうのが問題です。

たまにしか利用しないならやはりチケットショップがいいでしょう。

【3】駅の窓口で回数券を買う

毎回チケットショップで回数券を買うのが面倒なら駅で回数券を買うといいですね。

10回分の料金で11回乗車できます。

回数券は券売機とみどりの窓口の2ヶ所で買えますが、窓口で買うのがおすすめです。

窓口ならクレジットカードが使えるので、クレジットカードのポイントもつくので少しだけお得になります。

一つだけ注意すべきなのは、回数券の有効期限が3ヶ月だということ。

あまり電車を利用しない場合に回数券を買うと、使い切れないまま有効期限が切れてしまったということもあるので計画的に購入しましょう。

京都〜神戸は回数券がさらに安い!

これはJR西日本のWEBサイトを見ても情報を見つけられなかったんですが、京都〜神戸間は回数券がさらに安いんです。

この回数券をみてください。

京都〜大阪の回数券

値段が書かれているのが分かりますが、その金額が5040円となっています。

一般的な回数券は10枚分の値段で11枚の回数券が購入できるんですよね?

じゃあこの回数券の値段は560円×10回なので5,600円になるはずです。

でもこの回数券は5,040円なんですよ。

ということは9回分の金額で11回分乗れるってことですよね。

この区間は特別に回数券の値段が安く設定されているんです。

1枚のきっぷを買うより2枚に分けて買う方がお得な場合もある

あまり知られていないかもしれませんが、JR西日本の路線は料金体系がすべて同じではないんです。

同じ距離を乗っても高い路線、安い路線があるんですよ。

都市部に行くほど値段が安くなり、地方に行くほど値段が高く設定されています。

値段が安い順にこのように設定されています。

  • 大阪環状線内
  • 電車特定区間
  • 幹線
  • 地方交通線

まず一番安いのが最初の大阪環状線内っていうのは文字の通り、大阪の都心をぐるっと回っている大阪環状線内(東京でいうところの山手線のようなもの)の料金体系です。

次に安いのが電車特定区間と言われる区間です。例えばJR西日本の東海道線ではこの部分が電車特定区間になっています。

  • 「西明石」〜「京都」(東海道線)
  • 「尼崎」〜「長尾」(JR東西線)
  • 「放出」〜「久宝寺」(おおさか東線)
  • 「天王寺」〜「奈良」(大和路線)
  • 「天王寺」〜「和歌山」(阪和線)
  • 「鳳」〜「東羽衣」

大阪の電車特定区間

乗車券│きっぷのルール:JRおでかけネットより

そして幹線、地方交通線と続きます。幹線と地方交通線の違いはよくわかりませんでした。

ここで一番大事なことは、異なる区間をまたがって乗車した時、乗車した距離数はすべて高い料金区間の距離数で計算されるってこと。

これだけじゃよくわからないと思うので、実際に計算してみましょう。

今回は滋賀の北の方にある「米原」から「大阪」まで乗車したとします。

まずこの2つの駅がどんな区間に属しているかを見てみましょう。

大阪と米原の関係

まず最初に「米原」から「大阪」までの距離は110.5km。このうち「京都」から「大阪」までは電車特定区間です。そして「米原」から「京都」までは幹線です。

では「米原」から「大阪」までのきっぷを実際に買うとどういうことになるか見てみますね。

この場合には電車特定区間と幹線という異なる区間をまたいで乗車するので、料金の高い方の区間の料金が全区間分適用されます。

つまり「幹線」で110.5km乗車した時の料金が適用されるわけです。その金額は1,940円です。

でもよくよく考えてみると、「京都」から「大阪」までは料金の安い電車特定区間なのだからもっと安くなるはずなんですよ。

それでは「京都」で一旦切って考えてみましょう。

「米原」から「京都」までの距離は67.7km。「京都」から「大阪」までは42.8kmとなります。

京都で切って考えた米原から大阪までの経路

そしてそれぞれの区間で料金を計算してみます。

まずは「米原」から「京都」までは、幹線で67.7kmなので1,140円。

そして「京都」から「大阪」までは電車特定区間で42.8kmなので560円。

合計すると1,700円になりました。

さきほど直接「米原」から「大阪」までのきっぷを買った場合には1,940円かかると言いましたが、2つにわけてきっぷを買った方が240円もお得になってしまいました。

異なる区間を跨いで乗る時には別々にきっぷを買った方が得です!

つまり「米原〜京都」「京都〜大阪」の2枚の切符を買うようにすれば電車代を節約できます。

駅前のあるチケットショップを活用すると無駄なく安く電車に乗れるから安心

異なる区間を跨いで乗る時にはきっぷを分けた方がお得とはいうものの、実際に電車に乗るときにめちゃくちゃ面倒くさいですよね。

実際にきっぷをわけるとこんな面倒くさいことになりかねません。

  1. 米原で「米原〜京都」までのきっぷを買う
  2. 京都で一度下車する
  3. 改札を出て「京都〜大阪」のきっぷを買う
  4. 電車に乗る

京都駅で下車するのもめちゃくちゃ面倒くさい。こんなことやってられませんよね。

でも関西のJRの駅前には素晴らしいお店があるんです。

それがチケットショップ!

チケットショップでは、その店がある最寄り駅から主要駅までのきっぷがセットになって売られているんです。

たとえば滋賀の大津駅近くのチケットショップには、大津から大阪までお得に乗れるきっぷがセットになって売られています。

  • 「大津〜京都」普通回数乗車券2枚
  • 「京都〜大阪」普通回数乗車券2枚

これ以外にも神戸方面など主要な場所へのきっぷが売られていたり、片道だけでも購入可能です。

チケットショップできっぷを購入するメリットを挙げてみましょう。

  • 回数券の有効期限を気にする必要がない
  • 途中下車する必要がない
  • 自販機でいつでも買える

回数券の有効期限を気にする必要がない

回数券の有効期限は3ヶ月です。

頻繁に電車に乗るのなら回数券を使い切れるでしょうが、あまり乗らないと使わないまま有効期限が過ぎてしまうことだってあり得ます。

その点チケットショップでは使う直前に買うので、きっぷの有効期限が切れてしまう心配はありません。

途中下車する必要がない

チケットショップでは乗車駅で目的地までのきっぷを手に入れられるので、途中下車という超面倒くさいことをしなくてもいいです。

乗客の多い駅で電車を待つのってめちゃくちゃ苦痛ですし。

自販機でいつでも買える

チケットショップの中には店頭に自販機を置いてる店もあるんです。

これならチケットショップの営業時間外だって平気ですね。いつでもきっぷが買えます。

チケットショップの自動販売機

主な駅のチケットショップ

チケットショップではJRの切符がお得な価格で売られています。

JRの主な駅前にあるチケットショップをいくつか紹介しますね。

大阪駅

大阪駅の周辺にはたくさんのチケットショップがあります。

駅から一番近いのはヨドバシカメラの向かいにある「チケットスーパー阪急梅田駅前店」でしょう。

あとは大阪駅前ビルにもたくさんのチケットショップがありますよ。

京都駅

京都駅から地下で繋がっている「トーカイ 京都タワー前店」が一番便利。

地下からエレベーターで2階へ上がってください。

草津駅

草津駅の駅前にもチケットショップ「チケットライフ草津本店」があります。

駅から徒歩1分もかかりません。

まとめ

関西のJRを安くお得に乗る方法について紹介しました。

チケットショップの大きなメリットは、回数券の有効期限を気にする必要がないこと。

値段も良心的な金額設定なので積極的に利用したいですね。

もっと頻繁に特定の区間を特定の時間帯に利用することが多いならICOCA時間帯指定ポイントが便利です。

4回目以降の運賃が激減するので、乗れば乗るほどお得になります。

滋賀県など郊外の電車を利用して、大阪などの大都市圏に行く場合には切符をわけて購入すると運賃の節約になるので覚えておくといいですよ。

JRの運賃は他の私鉄と比べて少し高めなので、こうした節約法を使ってお得に利用したいですね。

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