こんにちは、海外旅行好きのレイです。
今回はフィリピンの新都心・マカティからマニラ国際空港(ニノイ・アキノ空港)へ行く方法、そして空港に到着してからどのように飛行機に乗るのかを詳しく解説していきたいと思います。
はじめてのマニラだったのですが、頑張りましたよ!
マカティを出発するのは飛行機の出発時刻の3時間半前が目安
まず最初に立ちはだかる難関が空港までの移動です。
ニノイ・アキノ空港には電車は乗り入れていないので空港への移動はタクシーということになります。
ここで空港までの移動で問題になる点を整理しますね。
- 移動に使うタクシーをつかまえられるか?
- 夕方特に酷くなる渋滞の中、空港までどれくらいの時間がかかるのか?
大問題はこの2つです。
移動に使うタクシーをつかまえられるか?
マニラに到着した時には、空港にメータータクシーやクーポンタクシーがすでに待っているのでタクシーをつかまえることに関してはまったく問題ありません。
でもマカティから空港までとなると話は全然違ってくるんです。
マカティにはめちゃくちゃ多くの車が乗り入れていて、もちろんタクシーもたくさん走っています。
でもたくさんタクシーが走っているのと、タクシーにすぐ乗れるというのは全然別の話なんですよ。
タクシーがたくさん走っていても、お客を乗せていたら乗車できませんからね。
どこでタクシーをつかまえたらいいのか?そういうことは現地の人に聞くのが一番ということで、ホテルのスタッフに聞きました。
ということで教えてもらった場所はこのあたりです。そして実際にこの場所で無事にタクシーをつかまえることに成功!
夜になるとタクシーの屋根についているランプが目印になります。ランプが消えているタクシーはすでに乗客が乗っているんです。ランプが点いているタクシーを探しましょう!
夕方特に酷くなる渋滞の中、空港までどれくらいの時間がかかるのか?
次に気になることがマカティから空港までの時間です。
空港からマカティに来る時もすごい渋滞に巻き込まれました。来る時にはホテルにつけさえすればよかったので少々時間がかかったとしても問題ありません。
でも帰りはそういうわけにはいきませんよね。だって飛行機の時間があるんですから。
一般的に国際線の場合、出発時刻の2時間前に空港に到着することが望ましいと言われています。
これも自分で考えるより、よく知っているホテルのスタッフに聞くのが一番です。
なるほど。渋滞も考慮してマカティから空港までの時間は1時間半とのこと。
あとでタクシーに乗った時に空港までにかかった時間を調べてみたら約50分でした。それも高速道路を使わずにです。ちょっとこれは意外でしたね。
時間には余裕を持って!
今回はホテルのスタッフが教えてくれた時間より40分も早く空港に着いてしまいましたが、必ず50分で着くかというとそんなことはありません。
道路状況は常に変化するので余裕をもった行動が大事です。
マカティでメータータクシーをつかまえる方法
さっきもタクシーのつかまえ方について触れましたがもう少し詳しくみていきましょう。
まずメータータクシーをつかまえられる場所から。
- 高級ホテル
- ショッピングセンターのタクシー乗り場
- 街中の路上(流しのタクシー)
高級ホテルはホテルの前にタクシーが待っているので簡単にタクシーに乗れる
もし宿泊していたのが高級ホテルだった場合は簡単にタクシーに乗ることができます。
なぜならホテルの前にタクシーが待っているからです。わざわざ街に出て重い荷物を持って歩き回る必要はありません。
でも、このタクシーを使用できるのは恐らくそのホテルの利用客だけです。全然関係ない人間がやってきてタクシーだけ利用するっていうのはさすがに無理でしょう。絶対に怒られます。
ショッピングセンターのタクシー乗り場もタクシーが待っているので乗るのは簡単
もう一つ、確実にタクシーに乗れる場所が存在します。それがショッピングセンターなどのタクシー乗り場です。
たとえばSM Makatiというショッピングセンターにはタクシー乗り場があり、ここで待っていればタクシーに乗ることができるんです。
でも難点もあります。それはショッピングセンターまで行かないといけないということ。
ホテルをチェックアウトして重たい荷物を持って遠くのショッピングセンターまで歩くとなるとかなりキツイ。
街中のタクシーはつかまえるのが少し大変
高級ホテルに宿泊していない、ショッピングセンターも近くにない。
そんな時には路上の流しのタクシーをつかまえるというのが現実的な方法になります。
実際に街を歩いてみるとわかるんですが、意外とタクシーはたくさん走っています。でもその多くは比較的大きな通りを走っていて、少し入った細い路地なんかではタクシーをつかまえることは難しいんです。
だからまず最初にすることは大きな通りに出ることです。
ぼくが実際にタクシーをつかまえたのはここ。少し大きめの道路です。
こんな感じの道路で、交通量も多くてタクシーもたくさん走っています。
ここで注意することはこの2点。
- すでにお客を乗せているタクシーには乗れない
- 乗車を拒否されるタクシーもある
めちゃくちゃ当然のことながら、すでにお客を乗せて走っているタクシーには乗ることができません。
これは昼間によくあることなんですが、外から見ているとお客を乗せているのかどうかが外から見てもよく分からないんですよ。
手を挙げても止まってくれなかったら、他のお客がいるんだと思って次のタクシーをさっさと探します。
これが夜になると少し状況が変わって、お客を乗せているタクシーとそうでないタクシーの見分けが簡単にできるようになるんです。
見るのはタクシーの上に載っかってるライト。このライトが点いていたら空車ということなんです。日本のタクシーと一緒ですね。
次に注意する点は乗車拒否されるってこと。
行き先を言っても、運転手が嫌と言えば行ってくれません。
そんな時にうだうだ文句を言ってもなんの解決にもならないので、さっさと諦めて別のタクシーを探しましょう。
無事にタクシーをつかまえることができたらしっかりとどのターミナルまで行くのか伝えます。
ホテルを出る前にターミナルを確認すること
事前にどのターミナルから出発するのかをしっかりと確認しておきます。利用するターミナルは航空会社によって分かれているのでこのサイトでチェックです!
無事にタクシーに乗車したらすぐにドアのロックを閉めましょう。
信号待ちで強盗に押し入られないようにするためです。
空港に到着してからチェックインが始まるまでの過ごし方
無事にニノイ・アキノ国際空港に到着!
ここからチェックインまでの流れを説明していきますよ。
タクシーは出発ロビー前に到着するので、運転手にお金を払ってタクシーを降ります。
そして入口から空港の中に入るのですが、入口のところでパスポートとチケットのチェックがあります。係員にパスポートとチケットを見せてください。
次に待っているのが荷物のチェックです。すべての荷物をエックス線検査します。金属探知機も通るのでベルトなども外してくださいね。
ロビーはこんな感じ。
正面の掲示板に飛行機の便名とチェックインカウンターの番号が表示されます。
Counterと書かれた場所に番号が表示されたら、その番号のカウンターへ行って搭乗手続きを行います。
チェックインの方法ととても大事な注意点
チェックインカウンターに並び、搭乗手続きを行います。
カウンターにいる係の人にパスポートとチケットを見せます。
そして預ける荷物がある人はここで荷物を預けて、引換券を受け取ってください。
これは日本に着いた時、空港で受け取った荷物が自分のものであるという証明になるものなのでなくさないようにしっかりと持っておきます。
そして荷物に関して非常に重要な点があります。
荷物の重量がオーバーすると追加料金を取られる
機内に持ち込める荷物の重さは決まっていて(だいたい7kg)、その重さを超えると追加料金を払って荷物を預けないといけない可能性があるんです。
ぼくはその重量オーバーをやらかしてしまいました。
チョコレート買いすぎて荷物重量オーバー。追加料金3000円くらってしまった。LCC恐るべし。
— もりれい@たまねぎ好きの自炊愛好家 (@mori_rei) 2017年2月23日
もともと預け入れ荷物を申し込んでいなかったので、新規で荷物を預けることに。その費用がなんと1,550ペソ(軽く3,000円)!!
荷物を多くなることがわかっている時には、予約時にしっかりと荷物の預け入れをオプションとして選んでおきましょう!
そして荷物の重さをしっかりと計ることが大事ですね。こんかいの荷物チェックはかなり厳しくて、持っていた大きなバックパック以外にも、手荷物を入れておく小さなカバンまで重量をきっちり計測されました。
こんなカバンまで重さを計られるんですよ。とほほ。
厳しい!Jetstar!!
荷物の計測には吊り下げ式のはかりがあると便利ですね。特にLCCで旅行する人は持っておくべきです!
出国審査(イミグレーション)を通過する
チェックインが終わったら出国審査へと進みましょう。
チェックインカウンターが並ぶロビーの奥にある扉が出国審査への入口です。
入国の時には恐ろしいほどの人で溢れかえっていたので、出国審査もどれだけ待たされるのか不安で仕方ありません。
外国人とフィリピン人とで窓口は違います。日本人は外国人のレーン(FOREIGN PASSPORT HOLDER)に進みましょう。
いざ出国審査の列に並んでみると、びっくりするほどガラガラ。入国の時との違いに唖然としてしまいました。
多くの国では出国時には出国カードっていうものを書く必要があるんですが、フィリピンの場合には記入の必要なし。パスポートと搭乗券だけを係の人に渡します。
ここでは一切言葉を発することなく、すんなりと通過することができました。
手荷物検査はベルトも外す徹底ぶり
出国審査の次に待っているのは、再びセキュリティチェックです。
ここでは持っている荷物を全部トレーに載せてエックス線検査を通す必要があります。パソコンなどは全部カバンから出してトレーに載せてくださいね。
そして自分自身も金属探知機も通る必要があります。ベルトなどの金属類は全部外してトレーにいれます。
ここも何ごともなく無事に通過。
搭乗時刻と出発ゲートを確認してロビーで待つ
これで搭乗までの手続きはすべて終了しました。あとは搭乗の案内があるまで出発ロビーで待つのみ。
ざっと中を見てみましょう。
お店もいくつかあるので、お土産を買い忘れたとしてもここで買えますよ。
スタバもあります。
コーヒーを飲める場所はたくさん!
スナックなんかも売ってます。
スマホのバッテリーがない?
そんな人のために充電スポットも充実。
コンセントのタイプもAとCはどちらでも使えます。そしてUSB経由の充電だって可能。充実してますね!
いざ搭乗!
搭乗に関する情報はモニターに表示されます。でもこの空港のモニターはイマイチ。
全フライトを1つのモニターで確認することができないんです。モニターのイメージはこう。
今回はチケットに搭乗ゲートが印刷されていなかったので、どのゲートから搭乗しないといけないかわかりませんでした。そのために頻繁にモニターを確認する必要があったんです。
でも、このモニターのシステムだと両方のモニターを確認する必要があるんですよね。これがかなり面倒くさかった。
ゲート1〜7用のモニター
ゲート9〜16用のモニター
さらに悪いことに、ぼくの乗るはずの飛行機がモニターに表示されなかったんです。
そして危うく乗り過ごしてしまうところだったんですよ。何回もモニターは確認したので表示されなかったはず。
とにかく、ゲートは頻繁に確認することをオススメします。
まとめ
マカティからニノイ・アキノ国際空港(ターミナル1)へ向かい、日本への飛行機に乗るまでを解説しました。
最後にもう一度まとめておきますね。
- 空港へは飛行機の出発時刻の2時間前までには到着すべき
- マカティから空港までの移動手段はタクシーがベスト
- タクシーはホテルの前に止まっているタクシー、タクシー乗り場、流しのタクシーの順に拾いやすさが下がっていく
- 夕方のラッシュ時には空港への移動時間を1時間半ほどみておく
- 荷物の量はしっかりと把握しておく。追加料金の負担はとても重い
- 搭乗するまでは搭乗時刻、搭乗ゲートをしっかりと把握する
マニラに到着した時はこちらの記事をどうぞ!
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