【読書】先延ばし克服完全メソッド

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【読書】先延ばし克服完全メソッド読書
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やらないといけないのについ先延ばししてしまう。

そんな自分をどうにかしたくて手に取ったのが「先延ばし克服完全メソッド」

先延ばししないために必要なモチベーションの話から、具体的にどうすれば先延ばししない人間になっていけるのかが具体的に記された本です。

ちょっと難しい書き方をしている部分もありますが、イラストがたくさん使っているので理解はしやすいかな。

読み終わった後にも、この本で紹介されているもののいくつかは自分の生活の中に取り入れて実践しています。

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モチベーション

モチベーションが強くなればなるほど先延ばしは起きにくくなります。

ただ、そのモチベーションにはいろんな種類があって自分にとって良い効果をもたらすもの、そうでないものがあるのには注意しないといけません。

自分が本当にしたいこと、意義を感じるものを目指して行う行動が一番良いモチベーションとなります。

そのためには自分の強みを活かすよう自分の時間を使っていくのが大事で、自分のビジョンを叶えるために自分の強みに関する活動が8割くらいになるようにすれば良いらしいです。

自分自身が望み、 自分の強みを生かせることをすれば、「フロー状態」 に入れます。

この状態はドーパミンがたくさん分泌され、創造力と学習能力が高まります。そしてさらにその分野についてスキルアップできるんです。

自分自身に規律を守らせる

つい先延ばしをしてしまう時には、必ずと言っていいほど自分で自分のコントロールができなくなってしまっています。

先延ばしをせずやるべきことをしっかりとやらせるためにはどうしたらいいか?

実は自分自身を統制するのには認知リソースが重要な役割を担っていると分かってきたんだそう。

認知リソースはコップの中の水に例えられ、自分を律しようとするときにその水を使っていくイメージです。

認知リソースを使い切ると自分自身をコントロールできなくなってしまい、SNSや動画を見たり楽な方へと流されてしまいます。

しかし良いニュースもあって、認知リソースは1日の中で回復したり、コップのサイズ自体を大きくもできるのだそう。

具体的に何をすればいいのか?認知リソースはぶどう糖などの単糖類に大きく影響を受けるので次のようなことをしてみるといいでしょう。また運動も効果的。

  • フレッシュジュースを飲む
  • 果物を食べる
  • 軽く散歩する
  • 軽い運動

毎日の生活にフレッシュジュースを飲んで散歩に行く習慣をつけるといいかも知れませんね。

新しい習慣の身につけ方

先延ばしをしてしまうのは、その行為が習慣になっていないからです。習慣化さえできたら先延ばしすることもなくなります。

習慣化を成功させるには、習慣化させたいもの、ことのハードルをできるだけ低くするのが大事。

習慣化は小さなステップと反復が物を言うで、できるだけ簡単にできるようにして、それを何度も何度も繰り返します。

この小さな繰り返しを続けていき、徐々にハードルを高くしていけばいいんです。そうすればどんどん高いハードルを乗り越える力が身につきます。

ランニングを例にすると、いきなり何キロも走るのはダメ。まずはランニングウェアを着て外に出るだけでOK。

これが何の苦もなくできるようになれば、50メートルだけ走る。それをクリアしたら100メートルという具合に少しずつステップアップしていきます。

しばらく順調にいっていても、途中に挫折してしまうこともありますよね。そんな時には、また一からやり直すようにしましょう。

例えば100メートルのランニングで挫折したとしたらウェアを着て外に出るからやり直すってこと。一度中断した状態で100メートル走るのは無理です。

TODOリスト

1日にやるべきことを紙に書き出して、やることリスト(TODOリスト)を作ります。

TODOリストの作り方

書き出すのはどんな順番でもOK。やるべき事(タスク)にはできるだけ具体的で前向きな名前をつけるほうがとっつきやすくなるのでおすすめ。

例えば英単語を覚える場合、「英単語」とだけ書くのではなくて「英単語を10個覚える」にするなど。

そして大事なのはタスクの大きさです。何時間もかかってしまうような大きなタスクは手をつける前から気が滅入って着手すらできませんからね。

大きくても1時間くらいで終わるように、大きなタスクは細かく分割しておきましょう。

全部タスクが書き出せたら、重要なものから順番に線で結んでいきます。この順番にタスクをこなしていけばいいだけなので、途中で余計なことを考えずに済みますよ。

TODOリストの実行

TODOリストが作れたら実行していきましょう。

まずはスマホなど気が散るものは目に入らない場所へ。マナーモードや電源を着るなどして集中力が削がれないようにしておくといいです。

そして集中してタスクをこなしていきます。タスクが終わればそのタスクを思いきり線で消します。

手を使って線で消す作業には侮れない効果があって、完了した!っていう達成感のようなものが感じられるんです。

この達成感がモチベーション維持にはとても役に立つと感じました。

あとはモチベーションを維持するために、小休憩はところどころに挟むといいです。フレッシュジュースを飲んだり、軽いストレッチやウォーキングなどがおすすめ。

一日の最後に翌日のTODOリストを作る

一日が終わったら最後に翌日のTODOリストを作ります。

ここで計画を立てておくと、翌朝からはTODOリストを見てすぐに作業が始められます。

ヒロイズムでコンフォートゾーンから離れて幸福に

自分が快適だと感じるコンフォートゾーンからあえて一歩踏み出してみるのがヒロイズム

ちょっと抵抗あるなって思う行動を、勇気を出して3秒以内に実行します。

そうするとドーパミンの分泌が増えて幸福感が高まるんだそう。朝一番に取り入れて1日を気持ち良く始めたいですね。

コンフォートゾーンは言うなれば「ぬるま湯」です。ここから一歩踏み出せば新しい世界が見えてきて、もっとポジティブな気持ちで毎日が生きられそうだと思いませんか???

フローシートでポジティブ思考に

毎日寝る前、その日起こったポジティブなことを3つ記録していきます。

頭の中でいろいろと考える過程でポジティブな思考の頭になっていくんです。

さいごに

この本には先延ばししないためにはどうしたらいいか、その方法などが詳しく紹介されています。

すべてを実践するのは難しいと思うけど、一つでもいいので生活の中に取り入れて少しずつ先延ばししない人間になっていけるといいなと思いました。

本の中でも書かれているように、いきなり大きなことはできません。この場合は「先延ばしをしない人間になる」ことです。

まずは小さなステップから踏み出して、最終的に先延ばししない人間になって人生を楽しみたいですね。

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