カカオ豆の焙煎からはじめる絶品チョコレート専門店「トイヤマチチョコレート 」

スポンサーリンク
トイヤマチチョコレートのカウンター国内旅行
スポンサーリンク

岐阜駅から歩いて5分くらいの便利な場所に、とんでもなくおいしいチョコレートのお店を発見してしまいました。

自家焙煎したカカオを使って、世界のいろんな産地ごとに味わいが違うチョコレートが楽しめるんです。

スポンサーリンク

シャッター通りで異彩を放つチョコレート専門店

岐阜駅前にある黄金の信長像。その後ろには高層ビルがそびえ立つ最近になって開発された町が広がります。

その中にぽつんと時代に取り残されたような昭和感漂う町が問屋といや町。

問屋町にあるトイヤマチチョコレート

かつては繊維問屋が軒を連ねたこの町も、今ではすっかり廃れてシャッター通りになっています。

その寂しい町にひときわ目を引くおしゃれなチョコレートショップがオープンしたのです。

トイヤマチチョコレート

ガラス張りの店内ではいろんな道具が置かれていて、カカオ豆を挽く石臼や、クリームを泡立てたりする道具がありました。

お店の中ではチョコレートを使ったいろんなお菓子を作ってらっしゃって、見るだけでもとても楽しかったです。

チョコレートを購入する時にはカウンターで注文して商品を受け取ったり、カウンターのあるところで立ったままチョコレートを食べられます。

トイヤマチチョコレートのカウンター

はじめてお店を訪れた時にはどうやって注文したらいいのか分からなくて不安になりましたが、親切に教えてもらえるので安心して大丈夫ですよ。

はじめて行く時には「はじめてです!」と伝えましょう。

カカオ豆を焙煎して作る手作りチョコレート

このお店のすごいところは、自分の店でカカオ豆を焙煎してチョコレートを作っているところ。

一般人の感覚ではチョコレートはある程度完成したチョコレートの素(カカオニブ?)みたいなものを買ってきて作るものだと思ってたので、まさか生のカカオ豆を焙煎して作るなんで想像すらしていませんでした。

そしてさらにビックリしたのが、焙煎したカカオ豆を24時間かけて石臼で挽くんだそう。

本当に手間暇かけてチョコレートを作っているんだと感動しましたよ。

お店の方にお聞きしたところ、チョコレートはとてもシンプルに作られているんです。

原料はカカオ豆と砂糖だけなんだそうで、添加物などは一切使っておらずカカオ本来のおいしさが楽しめます。

チョコレートを購入した時には、チョコレートの作り方をイラストたっぷりで説明した紙を一緒に袋に入れていただきました。

本当に手間暇かけて作られているんですね!

チョコレートができるまで

産地によってまったく味が違うチョコレートに驚愕した

はじめてお店を行くといろんなチョコを試食させてもらえます。

トイヤマチチョコレートのチョコレート

こんな感じで小さなチョコレートを地図の上に置いて試食させてもらえました。

産地が違うチョコレートを試食させてくれる

ぼくが行った時にはベリーズ、ドミニカ、インドの3種類のチョコレートがありました。

そして比較としてコストコのチョコレートも。

試食できるチョコレートはほんのひとかけらなんですが、ビックリするほどおいしく個性的でした。

どれもカカオと砂糖だけで作っているのですが、なんでこんなにも味が違うのか衝撃を受ける味なんです。

ベリーズは濃厚で苦みがしっかり感じられるチョコレート。舌の上で感じるざらっとした感じがとても野性的。結構固め。

ドミニカはほのかに感じるベリーのような酸味と風味が印象的。カカオ豆がここまでフルーティーだとは思いもよりませんでしたね。

インドは食べた後、少し時間が経ってから感じるレモンのような爽やかなが印象的。

比較できるように端っこに置かれたコストコのチョコレートを最後に食べると、試食させていただいたチョコレートがどれほど素晴らしいものか痛感しましたね。

いろんなチョコレート

トイヤマチチョコレートの商品は日替わりです。その日によって購入できる商品が違うので、どの商品が食べられるかは運次第。

実際に食べた商品を紹介しますね。

チョコレートバー

ベリーズとグアテマラの板チョコレート

チョコレートそのものの味を楽しむならチョコレートバーでしょう。

トイヤマチチョコレートのチョコレートバーはテンパリングを行っていないそうです。

だから口に入れた時にすっと溶けて、カカオの風味が一気に広がるんですね。ちょっとざらっとした粗めの食感もこれが原因なのかも知れません。

それぞれ素敵な包装紙に包んでくれますよ。

下の写真はベリーズ(左)とドミニカ(右)のチョコレートです。

ベリーズとグアテマラの板チョコレート
ベリーズ他と比べて固さがある食べ応えのあるチョコレート
しっかりとした苦みと、ずっしりとした重さが感じられます
チョコレートらしい風味と、舌の上に感じるざらっとした感じがクセになる
ドミニカベリーを連想させる爽やかさとフルーティーな風味が特徴
言われなければフルーツを使ったチョコレートだと勘違いしそう
やわらかくて常温だとすぐに溶けてしまうので、食べる時に冷蔵庫から出すのがおすすめ
インドドミニカのチョコレートと似ていて、こちらはレモンのような香りが感じられます

大きさは2種類。Sが450円でMは650円です。

アイスクリーム

その日によっていろんなアイスクリームを作られています。

これは「ニブ&クラフトチョコレートの2層アイス」

チョコレートアイス

上の層はあっさりしたアイスに、たっぷりのチョコレートニブが入っています。

チョコレートニブはカリッとした固いけど食感はバツグン!口の中で軽快な音を立てて砕け、カカオのしっかりとした苦みが本当に心地いいんです。

そして下の層は濃厚なチョコレートのアイスです。

2層になってるアイス

口に入れた瞬間にビックリするくらい濃厚なチョコレートの味が広がり、本当に幸せな気持ちになりました。

濃厚なんだけど甘さはそれほど感じないんです。すっきりとした甘さでペロリと食べてしまいましたよ。

これが1個300円とは信じられません。

カヌレ

深い茶色のカヌレです。思ったより大きくて食べ応えありますよ。

カヌレ

カヌレの表面はカリッとしているのですが、中はふわとろ。

カヌレの断面

これまで食べたカヌレは中がパサッとしたものが多かったのですが、これはとてもしっとりとしていておいしいです。

食べた瞬間はやわらかくしっとりした食感を楽しんで、少しずつ生チョコのような深いコクととろけるような食感が楽しめます。

こんなにおいしいカヌレははじめてです!1個250円。

トイヤマチチョコレートの詳細情報

トイヤマチチョコレートは営業時間ととても短いので、行く時には事前に必ず営業日と時間を確認してください。

営業日や営業時間は公式Instagramで確認できます。

トイヤマチチョコレート(@toiyamachi_chocolate)

トイヤマチチョコレート

住所岐阜県岐阜市問屋町4丁目3
営業時間不定
公式Instagramで確認してください
定休日不定
公式Instagramで確認してください
ウェブサイトtoiyamachi_chocolate

タイトルとURLをコピーしました