スコール後の道は危険がいっぱい!カンボジアの悪路を行く

危険1.見えない穴に落ちないように。恐怖の帰宅

カンボジアの9月は雨期真っ只中。連日昼から夜にかけてスコールがあります。

急に空に真っ黒な雲が広がり、冷たい風が不気味に吹き始めます。そして遠くの空には雷鳴が。

そして猛烈な雨が降り注ぐんです。これがカンボジアのスコールです。

ちなみにスコールのことを夕立のような激しい雨だと思っている人も多いですが、それは間違いで、スコールとは気象現象のことなんですよ。

スコール (squall) は、激しい天候変化(豪雨、落雷あるいは大雪など)を伴う急激な風速の増加現象である。

スコール – Wikipediaより

スコールについてはこの辺にしておいて、スコールが過ぎ去ったあとの恐怖についてお話ししましょう。

この日はいつもより長めのスコールでした。時間にして数時間。

普段は30分もしたら雨も止むのに、この日は本当に長かったなぁ。

こんなに長い時間豪雨が続いたらどうなるか?もうわかりますよね。

大洪水

プノンペンの街は水浸し。大通りから路地裏まで至るところで川のような状態になっていました。

こんな感じで道が川のようになってますね。

最近は下水道の工事が頻繁に行われており、状況はいくらか良くなったのですがまだまだ降り注ぐ雨の量には対応しきれないようです。

そんな状況のなか、バイクを走らせて帰ったわけですが、もう恐ろしいこと!

なぜそんなに恐ろしいのか?

カンボジアの道路って日本と全然違ってガタガタなんです。道路の真ん中に大きな穴が空いてるなんてことはよくあること。

水が溜まってなかったら、道路に空いた大きな穴にはすぐ気がつくことができますよね。でも水が溜まっていたら気づける?

無理でしょ。

目に見えない穴にビクビクしながらバイクを走らせないといけないんです。

運が悪かったら大きな穴にハマってしまう。めっちゃ大きな穴だったら無傷ではいられません。

全神経を集中してバイクを走らせます。

mori
ぶっちゃけ神経を集中させたところで穴が見えるようになるわけじゃないんですけどね。

神経を集中させるのは、穴に落ちた時のため。身構えていて落ちたら、不意を突かれて落ちるよりダメージが好きなくなりますからね。まあそんな感じなんです。

そして何ごともなくバイクを走らせ、家がもう目と鼻の先というところで最大級の冠水に遭遇。

スコールで冠水した道路

数十メートルに渡ってどの程度水没しているか分からない道を進まないといけなくなったのです。しかし進まないわけには行きません。進まないと家に帰れないのです。

意を決してバイクを走らすとかなりの深さです。慎重に慎重に進んでいると…

ズボッ

バイクの前輪が深みにハマってしまいました。そしてバランスが崩れていく。

mori
やってしまった…なんとか耐えろ

思い切り踏ん張ったおかげで転倒だけは免れました。でも足はびしょびしょ。危なかった。怖いよ…

半べそをかきながら何とか無事に帰宅。

冠水道路の運転はとても危険で厳しいことを身をもって実感しました。スコール後の運転は遠回りでも冠水していない道を選んでいかないとと肝に銘じたのでした。

危険2.汚水に汚されるな!

プノンペンに降り注いだ大量の雨は、下水に流れ込みます。

普通はそのまま川に流れていくので問題なし。

mori
下水がそのまま川に流れるのは問題だろ!

たしかに下水がそのまま川に垂れ流されるのは問題ですが、カンボジアにはまだまだ下水処理場が整備されていないので仕方ないのです。

下水管に処理能力を大きく超えた雨水が流れ込むとどうなるか?

下水が街中に溢れ出す

想像したくないですよね。

でもこれは現実として受け入れないといけない事実なんです。

激しい雨が降れば下水が街中に溢れ出す。

プノンペンにある下水が流れる川があります。恐ろしく汚くて変な匂いもします。

プノンペンのどぶ川

水の色がヤバイ

プノンペンのどぶ川

こんな水が道路に溢れ出すんですよ!

そしてその中を通っていかないといけないんです。これはマジで勘弁してほしいですわ。

汚いだけだったらまだマシ。もっと怖いのは感染症です。

こんな汚い下水の中には絶対に身体に悪い菌がいっぱいでしょ?

もし足に傷があって、そこに雑菌だらけの下水が触れたら。

mori
恐ろしいわ〜

破傷風とかになってしまうかもしれませんよね。これは怖い!

カンボジアの雨期には長靴が必須ですね。

これくらいの長い長靴だと安心ですね。耐油性もあるので汚水のなかでも安心!