ずっと引きずる後悔は気持ち悪い
以前飛行機の遅延で深夜のフライトが翌朝に変更になったことがあるんです。その時に航空会社が用意してくれたホテルに全然知らない人と一緒に同じ部屋で宿泊することになりました。
今でもこの夜のことは忘れられずにたびたび思い出すんですよ。何かって言うとねちょっとした後悔ってやつ。あの時にこうしておいたら良かったってね。あなたもそういう思いしたことあるんじゃないですか?
やらなかったことに対する後悔ってたちが悪くて、ずっと後々まで引きずるから思ったことはさっさとやってしまった方が良いですよ。ホントに。
見ず知らずの人と同じ部屋
飛行機の遅延が分かってから思い荷物を持ってホテルに到着したのは夜中1時頃。ぼくは勝手に部屋は一人部屋だと思ってました。翌朝も朝の4時にはホテルを出発するってことだったのでさっとシャワーを浴びて寝ようって思ってたんですよね。でもホテルの人に言われたのはこの一言だったんです。
“お二人は同じ部屋ね”
ぼくも相手も”えっ?”て感じ。まだ友人とかなら分かりますよ。まったく知らない人と一緒に寝るの?
ホテルの人も大量のお客を裁かないといけないのでさっさと行けとばかりにぼくらをさっさと行くように促します。そしてなんかよく分からないまま部屋のキーをもらって部屋へ。この時点で交わした言葉は”この部屋ですね”っていう言葉だけ。部屋に入ってもこのお互い緊張した状態のままベットに潜りこんだのでした。もちろんシャワーも浴びず、部屋の電気も付いたまま。
シャワーを浴びられずに気持ち悪い
正直とても暑かったので汗だくでした。シャワーを浴びたかった。でも変に相手に遠慮するっていうか言い出せなくてシャワーを浴び損なったんですね。相手も同じような感じ。部屋に入ってちょっとスマホをいじった後ですぐにベッドに。
もちろんぼく自身もシャワーを浴びられなかったので寝るときも翌日も体がベトベトで気持ち悪かったです。でも相手も同じだったんじゃないかなって。ぼくがシャワーを浴びてたら自分も気持ち良いし、相手もシャワーを浴びたかも知れないですね。
声をかけられない自分に対する嫌悪感
もう一つはもうちょっと相手に声をかけたら良かったのかなって。変なプレッシャーを感じて声をかけられませんでした。同じ部屋になったのにほとんど声もかけずに終わるってなんだか気持ち悪い。すごく後味が悪かったです。
何回も声をかけようかなって思って声が喉まで出てきたんですけど再び飲み込んでしまってました。あの時の後悔っていうのが今でも時々思い出しちゃうんです。
自分がそうしたいのならやればいい
シャワーの件も声をかけられなかった件も別に相手を思いやってとかいうことでは全然ないですよ。単に自分がやりたいことをやらなかったっていうことに対しての後悔しているっていうだけのこと。自分の思ったことをやらないとこんなに後に引いて変な気持ちになってしまうっていうことを言いたかっただけ。
たったホテルで過ごした3時間ほど出来事でさえ今になっても後悔することがあるってこと。これが人生を変えるような選択だったらどうなんだろうなって思ったわけですよ。
だから自分のやりたいことはやるべき。思った時に行動する。ぼくはもうそう考えるようにするし実際にそうするようにしています。次に同じような状況になったらシャワーも浴びるし声もかけますよ。