6つのセクションで充実の展示
滋賀県民のぼくが滋賀県に来たなら是非とも行ってもらいたいって思う場所がここ、滋賀県立琵琶湖博物館。そんじょそこらのちっぽけな博物館と思ったら大間違い。充実の展示内容にきっと驚くはず。
ぼくも初めは大したことないだろうって思って行ったんですけど、あまりにも内容が充実しすぎていたため初回は全部しっかりと見ることができずに帰らないといけないハメになってしまったほど。
この博物館の構成を簡単にご紹介しますね。ここは6つのセクションに分かれています。
- A展示室:琵琶湖のおいたち
- B展示室:人と琵琶湖の歴史
- C展示室:湖の環境と人々のくらし
- 水族展示室:淡水の生き物たち
- ディスカバリールーム
- 屋外展示
ぼくはディスカバリールームと屋外展示はまだ見ていないので説明できないんですが、残り4つについてご紹介したいと思います。
A展示室:琵琶湖のおいたち
ここは大昔の琵琶湖に関する展示がメインです。人間が現れる前の古い時代の地層や岩石などが展示されています。琵琶湖って世界でも屈指の古い湖なので歴史もすごくあるんですよ。
ちなみに琵琶湖は誕生してから今に至るまで場所が移動しているんです。もともとは三重県くらいにあったらしいんですが少しずつ今の位置へ動いてきたんだそう。これからずっと後には日本海に繋がってしまうんですかね。
B展示室:人と琵琶湖の歴史
ここには人間が現れてから琵琶湖とどのように関わってきたかっていう歴史が展示されています。琵琶湖から発掘された貝塚など比較的古い時代の展示が多いです。
C展示室:湖の環境と人々のくらし
この展示室は比較的新しい時代のものが展示されています。比較的近代の人の生活などが分かりやすく展示されています。
水族展示室:淡水の生き物たち
この水族展示室こそがぼくがイチオシする展示室なんです。詳しくはこのあとご紹介します。
お気に入りは水族館並の水族展示
ぼくは特に好きな場所がこの水族展示室。博物館の水族展示だからと侮ることなかれ。そんじょそこらの水族館より立派なんですよ。ぼくはお魚大好きなんでこの展示室にいると天国にいるような気分になってしまいます。
まず水族展示室に入ると迎えてくれるのがこの水中トンネル。もう水族館でしょ?
琵琶湖博物館ということなので展示されている魚はどれも淡水魚ばかり。メインは琵琶湖に生息する魚たちです。多くの魚が泳いでいる水槽は圧巻ですね。
この博物館の目玉ともいうべき魚がこれ。ビワコオオナマズです。琵琶湖にしか生息していない固有種で琵琶湖の生態系の頂点に君臨しています。いやぁかわいいですね!くりっとした目が何とも言えません。
もう一つの目玉はチョウザメ。この博物館には巨大な水槽があってチョウザメはガーなどの大型の魚たちは飼育されているんです。そして日に何度か行われるのがチョウザメの給餌。巨大なチョウザメが餌を食べるところを間近でみることができるんですよ!
そして世界の淡水湖を再現した展示も。
これはカンボジアにあるトンレサップ湖の展示です。あの湖にはこんな魚が住んでいるんですね。なんとも親近感を感じてしまいます。
琵琶湖が目の前に広がる素晴らしいロケーション
この琵琶湖博物館があるのは琵琶湖に着き出した烏丸半島(からすまはんとう)という場所。広大な琵琶湖が目の前に広がる絶好のロケーション。琵琶湖の向こうには比叡山が見えます。
この絶景を見ながら読書やランチを食べるのは最高ですよ。いやぁ滋賀県って良いとこです。みんな遊びに来てね。
滋賀県立琵琶湖博物館
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(月曜が休日の場合は開館)・年末年始・その他臨時休館有り。
webサイト:http://www.lbm.go.jp/
リニューアル工事(2015/9/1~2016/7/13)をしているので一部見られない展示室があります。お出かけの時にはウェブサイトをチェックして行ってくださいね。
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