こんにちは、和菓子に目がないmoriです。
5月の端午の節句と言えば有無を言わせず柏餅。今までそのことに何の疑問も持たずに生きてきました。
そして青木松風庵へ向かったのです。そこで衝撃的な出会いがあるとは夢にも思いませんでした。
柏餅じゃなくて「ちまき」をオススメする2つの理由
お店に入ったぼくはなんの迷いもなく柏餅を注文しました。他のお菓子は眼中になかったんです。
だって端午の節句は柏餅と決まってるから。
そんなぼくに店員さんがこんな一言を言ったんです。
なんか不意を突かれたような感じでしたね。「ちまき」を買うなんて全く予定してなかったんですから。
でもせっかくだから買ってみようかな。そんな気になったんですよ。そして柏餅と一緒にちまきも購入しました。
そして、ちまきを食べるのも何十年ぶりだろうか、っていう位お久しぶりな感じ。
これが青木松風庵のちまきです。3本セットになっています。
そして、実際にちまきを食べてみたら衝撃的美味さ!なんで今までちまきを食べなかったんだろうって自分の愚かさを呪いました。
ちまきを食べてみて感じた「ちまき」を食べるべき2つの理由についてお話します。柏餅じゃなくて「ちまき」でないといけない理由です。
- 笹の香りが素晴らしい
- 餅そのものの味を堪能できる
これが柏餅じゃなくて「ちまき」を食べるべき理由。
ちまきを食べるべき理由1.笹の香りが素晴らしい
ちまきを食べるべき理由の1つめは、笹の香りです。
これは、ちまきを食べるために笹を剥がしていく過程で感じたことなんですけど、笹が素晴らしい香りを放っていたんですよ。青々とした良い香りが立ちこめてきたの。これがすごく癒やしの香りだったわけ。
こうして餅を包んでいる笹を外していきます。縛ってある紐をほどき、
笹を1枚ずつ剥がしていきます。
この作業中ずっと笹の良い香りがするんです。食べる前からこんな楽しい食べ物ってそうそうないですよ。
ちまきは香りで食べるもの。柏餅ではこの素晴らしい香りを体験することはできません。
「食べ物の美味しさと香り」についてはこっちの記事で色々と書いています。
ちまきを食べるべき理由2.餅そのものの味を堪能できる
笹の中に入っている純白の餅もまた素晴らしい。
柏餅は餅の中に餡が入っているので餅と餡を味わうお菓子。それに比べてちまきは餅しか入っていないので餅の味をダイレクトに感じることができるんです。ごまかしがきかないってこと。
今回食べた「ちまき」は本当に餅が軟らかくて美味しい!笹にべったりとへばりつくほどの柔らかさ。もう美味いとしか言いようがありません。
青木松風庵のちまきは時間が経ってももちもち食感が楽しめる
今回食べたちまきは、大阪にあるお菓子メーカー・青木松風庵のもの。青木松風庵は以前の記事でも書きましたが桜餅が絶品で、桜餅を食べてからすっかりファンになってしまいました。
青木松風庵のちまき(3本 565円)は本当に笹の香りも素晴らしくて、もちは真っ白で柔らか!
素晴らしいのは時間が経っても全然固くならないってこと。
普通、餅といえば、時間が経てば思いきり固くなってまずくなるもの。でも青木松風庵のちまきは全然固くならないんですよね。2日経ったちまきを食べても本当に柔らかい。素晴らしいですね。
柏餅だって2つの味で美味しいよ
ちまきを絶賛していますが、もちろん柏餅だって美味しいです。青木松風庵には2種類の柏餅があります。
柏餅(白・こしあん)
中にはこしあんが入ってます。
柏餅(よもぎ・粒あん)
中には粒あんが入ってます。
どっちも餅は柔らかくて美味い!もちろんぼくは両方とも買って食べましたよ。値段も手頃な115円。
今回も食べ過ぎですね…
買いすぎた!#柏餅 #ちまき pic.twitter.com/u2wGNNCGw2
— REI MORI (@mori_rei) 2016年5月5日
青木松風庵オンラインショップもあるので、遠くに住んでいる人でも美味しい和菓子が食べられます!