1年ぶりの再開
以前ぼくがカンボジアでボランティアをしていた頃、同じボランティアとしてカンボジアで活動した大分年上の女性がいました。その彼女(通称おかん)がカンボジアでのボランティア活動を終了したのが去年の6月、そして今年の2月に再びカンボジアへやって来たという知らせを聞き迷わず彼女の元へ行きました。
こんな風に年を取りたいと思わせる女性
おかんは福岡出身のとても活動的な女性、年齢をみじんも感じさせない姿を見てはぼくもこういう風に年を取りたいと思わせる魅力的な人です。そして一緒にやってきた男性は日本人より日本が上手なニュージーランド人、Aさん。高校生で日本語検定1級を取得し、漢字検定も1級を持っているという驚くほど日本語に長けた人なのです。ダジャレも往年の日本人アイドルも熟知しているこの人には外国人という感じは全くなく、日本のおじさんと話しているかのような錯覚をも覚えます。
そんな素敵な2人とはカンボジア滞在2、3週間の間にお世話になりまくりました。素敵なお土産も頂き、一緒に夕食も食べ、挙げ句の果てにはそのままホテルで寝てしまうということもしばしば。こういう人たちと1年に1回だけだけどカンボジアで会えるって幸せだと感じましたね。
任期が終わっても続く関係
おかんの目的はちゃんと聞いてなかったんですが、ウナロム寺(リバーサイドにある大きなお寺)にある広島ハウスに通うことだったはず。おかんはボランティア時代から本来の職務である大学図書館での仕事の他にこの広島ハウスでの日本語教育をライフワークとしていたんです。
そしてボランティア活動が終わった今もこうしてカンボジアへやって来てカンボジアの人たちに日本語を教えたりしている、本当に好きじゃないとここまでできませんよね。そういう意味でこのカンボジアで生きがいになるようなことを見つけたおかんは本当に凄いと尊敬するわけです。
ボランティアでカンボジアにいる時だけではなく、その後も続く活動を。カンボジアに関わる人だけでなく、すべての人に良い活動を継続していくことの大切さを知ってもらえたらと思います。