カンボジアに3ヶ月以上滞在するなら在留届けの提出は義務ですよ
こんにちは、以前カンボジアに住んでいたレイです。
カンボジアに3ヶ月以上住むなら在留届けの提出が義務づけられています。
在カンボジア日本国大使館のWEBサイトにはこのように記載されています。
カンボジアに3ヶ月以上滞在される方は、住所が決まった後に「在留届」を大使館に提出して下さい(在留届の提出は、旅券法第16条により海外に在留する邦人の義務として定められています)。
ということで、日本大使館に在留届を提出しに行ってきました。
在留届けの提出に必要なものと準備
まず大使館に向かう前に在留届けの提出に必要なものを確認しておきます。
せっかく大使館まで行ったのに必要なものが揃っていなかったなんてことになったら最悪ですからね。
- パスポート
- 本籍
- カンボジアの住所
- 電話番号*
- メールアドレス*
- 日本の緊急連絡先
- 現地の緊急連絡先
*は必須ではありませんが、安全情報などをしっかりと受け取るためにも準備しておくことが望ましいと思います。
そして大事なことがもうひとつ。それは住所などの情報は紙に書いておくこと。
その理由はスマホなどは大使館の中に持ち込むことができないからです。
日本大使館の場所
カンボジアにある日本大使館の場所から説明しますね。
日本大使館は、独立記念塔からノロドム通りを約2キロ南下した場所にあります。
ちょうど多くの政府関係者の施設が集中するあたりです。日本の永田町のような場所に日本大使館はあるんです。日本大使館の正面にはカンボジアの与党である人民党の建物があります。
日本大使館はかなり謎のヴェールに包まれた雰囲気をぷんぷんとさせています。こんな感じで白い壁で囲まれているんです。
外からは中の様子を伺い知ることはできません。アメリカ大使館なんかはクリスマスシーズンになると庭にライトアップされたツリーを見ることができるのに比べると日本は閉鎖的だなと感じてしまいます。もちろん防犯上の問題もあるから仕方ないとは思いますが。
日本大使館で在留届けを提出する手順
日本大使館に到着したら守衛さんに入口を開けてもらいましょう。
ちょうどこの部分が入口です。
中に入るとすぐに受付があり、パスポートの確認をされます。大使館にはパスポートがないと入れないので用事のある人は必ず持っていかないといけません。
続いて荷物検査です。ここでカメラや電話を預けます。中に持ち込む荷物はX線検査機でしっかりとチェックされます。まるで空港の保安検査ですね。厳しい!
このあと奥の建物で在留届に住所を記入するんですが、電話に住所を入れておくと守衛室まで戻って住所を確認するはめになってしまうので、住所などは紙に書いて持っていくのがおすすめです。
守衛室から大使館の建物へ向かいます。そして窓口で在留届の用紙をもらい事前に準備していた情報を記入します。あとはそれを再度窓口で提出して終わりです。すべて順調にいけば30分くらいで終了します。
窓口のスタッフの方はクメール語はもちろん日本語も話せるので安心ですね。
インターネットでも在留届けが提出できる「ORRネット」
わざわざ大使館まで行かなくても在留届けが提出できるようになりました。
そんな便利なシステムがORRネットというものです。
ORRnet – インターネットによる在留届電子届出システム
ORRとは Overseas Residential Registration の頭文字をとったもので、在留届を意味します。
この在留届は、海外で長期に滞在される方及びその家族の方すべてが対象となります。
ORRnet – インターネットによる在留届電子届出システムより