カンボジアにはたくさんの銀行がありますが、日本人にとってどの銀行がいいのでしょうか。
ぼくはカンボジアに住んでいた時、PPCBank(プノンペン商業銀行)を利用していました。
PPCBankのなにがいいのか?
ぼくがPPCBankを利用するようになった理由はこちら。
- 日本語対応してくれるジャパンデスクがある
- 5ドルから口座開設できる
- 金利が高い(普通預金:1%、定期預金:最大6.75%)
- 海外からの送金に対する受取手数料が無料→なくなりました!
【1】日本語対応してくれるジャパンデスクがある
PPCBankはもともと、日本のSBIホールディングスなどになどが設立した銀行です。
2016年2月のSBIホールディングス発表によると、韓国の全北銀行を中心とするコンソーシアムに親会社が移りました。
当社グループは、当社の持分法適用会社であるPhnom Penh Commercial Bank(以下、「プノンペン商業銀行」)株式の全持分を、韓国の全北銀行を中心とするコンソーシアム(以下、「全北銀行コンソーシアム」)に譲渡する契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。
プノンペン商業銀行株式の譲渡契約締結に関するお知らせ(SBIホールディングス)|ニュースリリース|SBIホールディングスより
現在は韓国系の銀行になってしまいましたが、もとは日系銀行ということもあり日本語に対応している窓口があるのが特徴です。
プノンペンのオルセー支店にジャパンデスクがあり、日本語でいろんな対応をしてもらえるのが日本人にとっては安心できますよね。
※ジャパンデスクはプノンペンタワーに以前ありましたが、2018年にオルセー支店に移転になりました。
カンボジアで働いていた時には、お金の管理などいろんな仕事もやっていたのでジャパンデスクにはとてもお世話になりましたね。
金融系の英語は難しいのと、お金に関わることなので日本語で全部手続きをしてもらえてとても助かりました。
【2】5ドルから口座開設できる
普通預金の口座は5ドルから開設できます。
ただしジャパンデスクで開設する時には最低100ドル必要でしたが。
比較的少ないお金で銀行口座を開設できるのはメリットです。
【3】金利が高い(普通預金:1%、定期預金:最大6.75%)
カンボジアの銀行の大きなメリットは金利の高さです。
PPCBankの普通預金でも1年間で1%もの高金利。
定期預金になるとなんと最大6.75%ですよ!信じられません。
ただしこの高金利はデメリットもあることをお忘れなく。
日本では銀行が潰れても預金は保護されますが、カンボジアの場合には銀行が潰れたら預けていたお金が補償されません。
この点だけはしっかりと考えて利用したいです。
PPCBankで受けられるサービス
PPCBankで口座開設すると受けられる主なサービスを挙げてみますね。
- 無料で通帳がもらえる
- ATMカードは2ドルで発行してもらえる(口座に1,000ドル以上入っていたら無料)
- 無料でATMを利用できる
- ATMは365日24時間利用可
ATMカードは残高が少ないと有料になるので注意が必要です。
窓口でお金を下ろすのはめちゃくちゃ面倒くさいので、ATMカードはぜひとも入手しておくのをおすすめします。
ちなみにATMカードは即日発行してもらえません。
後日窓口まで受取にいかないといけないので注意してください。
口座開設の手続き方法
口座開設はとても簡単でしたよ。
日本語で対応してもらえるジャパンデスクに行き、パスポートと所定の書類に記入するだけです。
口座開設(個人用)に必要なものを挙げておきます。
- 有効なパスポート
- 在職証明証や契約書など
- 住所の分かる書類
ぼくが口座開設した時には、パスポートと大家さんとの家の契約書を持って行っただけで口座開設できました。
今では会社の証明証も必要みたいですね。