ぼくが一番好きな調理器具は圧力鍋。
圧力鍋は密封した状態で高圧をかけて調理できるので、ガスや電気代を節約しながらはやく調理ができるのが大きな特徴です。
ぼくはせっかちなんで豆を煮るのに何時間も鍋の前にへばりついていたくありません。
さっさと料理を作って、はやく食べたい。そんな人間には圧力鍋はぴったりです。
圧力鍋を買いたいと思っても、種類が多くてなにを買っていいのかわからない。
悩んでいるうちに頭が痛くなって、気づけば圧力鍋のことを忘れてしまっている。
それはもったいない!
ぜひ圧力鍋を使ってほしいので、ぼくがライフスタイルに合わせたおすすめの圧力鍋を紹介しますね。
いきなりですがこんな人にはこの圧力鍋が良いよっていうのを載せておきます。
- とにかく安い圧力鍋がほしい:パール金属 クイックエコ
- 世界最強クラスの圧力で調理:「ゼロ活力なべ(M)」
- 全自動で簡単調理:クックフォーミー エクスプレス
- 1万円台の電気圧力鍋:電気圧力鍋クッキングプロ専用レシピセット
- 無水調理やスロー調理もできる電気圧力鍋:シロカ 電気圧力鍋
圧力鍋の種類と選び方
圧力鍋と一言で言ってもいろんな種類があるんです。
加熱方式
まずは加熱する方法ではこの2種類に分けられます。
- ガス(IH)などコンロで鍋を直接加熱して使う
- コンセントに差して使う電気圧力鍋
オーソドックスなものは、コンロの上に鍋をのせて加熱するタイプです。
鍋の種類によってはガスの他にもIHコンロで調理できるものもあります。
これは基本的に加熱している時にはずっとコンロの前で見張っていないといけませんし、火加減の調節は自分でやる必要があります。
要するに結構面倒くさいタイプです。
一方、コンセントにさして使うタイプの電気圧力鍋はスイッチを入れたらそれでおしまい。
料理するものによってはプログラムされているので、火加減などは自動でやってくれます。
とにかく楽できる圧力鍋なんです。
調理する時の圧力
圧力鍋はその名前の通り圧力をかけて調理時間を短くする調理器具。
でも、どれだけの圧力をかけられるかは圧力鍋によっては様々なんです。
めちゃくちゃ高い圧力をかけて短い時間で調理できるもの。
ほどほどの圧力をかけて煮くずれしやすいものを、形を壊さずに調理できるものなどいろいろな圧力鍋があるんです。
どんな料理を作りたいかによって、選ぶ圧力鍋も変わってきます。
ライフスタイルや予算など人それぞれですよね。
いろんな立場の人にぴったりな圧力鍋を紹介したいと思います。
とにかく安い圧力鍋ならパール金属「クイックエコ」
まずはコスパが抜群にいい圧力鍋から紹介しますね。
圧力鍋っていうとお値段がうん万円になるものが多いんですが、パール金属の圧力鍋は数千円で買えてしまいます。
とりあえずお金をかけずに圧力鍋を使ってみたい人にはぴったりです。
ぼくが今よく使っている圧力鍋はパール金属のもの。
ひとり暮らし用のコンパクトサイズから、家族が多い人向けの大容量のものまでサイズが豊富なのも魅力的なんです。
パール金属の圧力鍋のいいところを挙げます。
- 値段が安い(1万円以下で買える)
- サイズが豊富
- 低圧と高圧の2つのモードが選べる
- いろんな熱源で使える
- 蒸し料理も同時にできる
【1】値段が安い
さっきも書きましたが、パール金属の圧力鍋はとにかく安いんです。
他のメーカーの圧力鍋が軒並み万超えする中、パール金属の圧力鍋は数千円で買えてしまいます。
めちゃくちゃ高価な圧力鍋を買ったのに、結局使わなかったなんてもったいなすぎますよね。
数万円をドブに捨てた悔しい思いは何年も心に引っかかり続けます。
一方パール金属の圧力鍋は数千円なので、もし使わなかったとしても諦められる金額です。
とりあえず圧力鍋を試してみたいならぴったりの商品ですよ。
【2】サイズが豊富
サイズが豊富なのも嬉しいですよね。
ひとり暮らしなのに巨大な鍋を買っても意味ありません。
逆に家族がたくさんいるのに小さな鍋だと話になりませんよね。
パール金属の圧力鍋は2.5リットルから5.5リットルまで1リットル単位で4種類のラインナップがあります。
2.5リットルならひとり暮らしでも十分使えるコンパクトなサイズ。
5.5リットルなら大勢の料理を一気に作ってしまえますね。
ぼくは5人分の料理を作ってますが、3.5リットルの鍋がちょうどいいかな。
【3】低圧と高圧の2つのモードが選べる
圧力鍋は圧力をかけて調理する調理器具ですが、ひと言で圧力をかけると言ってもいろいろ。
軽く圧力をかけるだけの圧力鍋から、びっくりするような高い圧力をかけて調理するものまでいろんなものが世の中には存在します。
パール金属の圧力鍋では低圧と高圧の2つのモードが選べるので、食材によって圧力を切り替えて料理できるんです。
圧力を切り替えるダイヤル
低圧モードは60kPa(キロパスカル)で、煮くずれさせたくない魚や野菜などを料理するのに便利。
高圧モードは100kPa。肉などを一気に柔らかくした時に使います。
ぼくは速く調理が終わってほしいので、ほとんど高圧モードばっかり使ってます。
【4】いろんな熱源で使える
パール金属の圧力鍋は対応する熱源も豊富。
昔ながらのガスコンロで使えるのはもちろん、IHなどの他の熱源にも対応しているんですよ。
対応してる熱源はこちら。
- ガスコンロ
- IH
- シーズヒーター
- ハロゲンヒーター
- エンクロヒーター
- ラジエントヒーター
【5】蒸し料理も同時にできる
別売りの蒸し器を使うと、煮物を作りながら蒸し料理だって作れます。
一度に2種類の料理が作れるので時間の節約になりますね。
パール金属の圧力鍋の使い方
パール金属の圧力鍋の使い方はとても簡単です。
圧力の切り替えはダイヤルのようなもので切り替えるだけ。慣れたら普通の鍋とそんなに変わらない感覚で使えますよ。
詳しい使い方は「圧力鍋(パール金属)の使い方を写真付きで徹底解説。正しく使えば怖くないよ!」で詳しく紹介してます。
パール金属の圧力鍋ラインナップ
3.5リットルの大きな圧力鍋は4〜5人の家族にぴったりです。
ぼくが使っているのはこのサイズ。
もっと人数が多い場合には4.5リットル、5.5リットルの商品もありますよ。
これなら大量に料理を作れます。
逆にひとり暮らしなどで大量に作らないなら小さなサイズでOKです。
短時間で調理できる高圧の圧力鍋「ゼロ活力鍋」
高い圧力をかけて、短い時間で料理を作れる鍋ならアサヒ軽金属の「ゼロ活力なべ」が良いですね。
名前に「ゼロ」が入ってますよね。
最初はなんのことかよく分かりませんでしたが、多分0分料理ができるってことじゃないかと。
アサヒ軽金属の圧力鍋といえば0分料理が特徴。詳しくはあとで紹介します。
ゼロ活力鍋の特徴を挙げてみましょう。
- 最強レベルの高圧調理
- 加圧0分で調理可能
- 素材の水分で調理できるから濃厚なおいしさ
- 2つの圧力が選べる
- いろんな熱源が利用できる
- 保証期間が30年
最強レベルの高圧調理
ゼロ活力鍋といえば高圧。
家庭用圧力鍋では世界最強クラスの146kPaで調理できるってすごくない?
これは一般的な圧力鍋の約1.6倍の圧力。
146kPaと聞くだけ興奮してきました。
レイ
めちゃくちゃほしい圧力鍋!
これだけの圧力をかけるので、普通の鍋より鍋の中は高温に。
高温で調理するので、固いものだってはやく柔らかくなるんです。
煮魚だって骨まで柔らか。角煮だってとろとろの仕上がり。
圧力鍋ならではの料理が作れる高性能な圧力鍋ですね。
加圧0分で調理可能
「0分料理」なら圧をかける時間が0分で料理が作れてしまうんです。
一般的な圧力鍋はこの3つの過程を経て調理します。
- 火にかけて加熱
- 圧力がかかった状態で調理(加圧調理)
- 火を止めて余熱調理
圧力鍋のレシピによく加圧○分って書いてありますが、これは2番目の加圧調理の時間です。
ゼロ活力鍋ならこの加圧調理がいらないっていうんです。
火にかけてシュッと蒸気が出たら、あとは火を止めて余熱調理。
火を止めてるんで完全放置でいいので楽ですね。
一般的な圧力鍋よりさらに短い時間で調理が作れるなんて最高じゃないですか。
加圧が必要な場合もある
料理によっては加圧調理が必要なものもあります。
玄米を炊いたり、角煮などは加圧調理しましょう。
素材の水分で調理できるから濃厚なおいしさ
無水調理
なんといい響きの言葉でしょう。
カレーや野菜スープなどを作る時、水を入れて煮込むのは当たり前ですよね。
でも、ゼロ活力鍋を使えば追加する水の量はすごく少なくて大丈夫。
野菜から出てきた水分でおいしく料理できるんです。
素材の持ち味を活かした料理を作れるなんて素晴らしい!
これはめちゃくちゃ魅力的じゃないですか?
ぼくはこういうの大好きです。
2つの圧力が選べる
圧力鍋でかけられる圧力は高圧と低圧の2種類。
ゼロ活力鍋はおもり式なので、セットするおもりで高圧、低圧調理が選べるんです。
- ゼロオモリ(高圧)
- 白米オモリ(低圧)
0分料理をする時には高圧の「ゼロオモリ」を使って、白米などのデリケートな調理をする時には「白米オモリ」を使います。
最高クラスの圧力をかけられる「ゼロオモリ」が特に気になります。
ちなみに福袋を買ったらついてくる黄金のおもり「奇跡のスープオモリ」も気になって仕方ありません。
調味料を一切使わない野菜だけのスープが作れるんですって。
レイ
気になりすぎる!!
ゼロ活力鍋の福袋
いろんな熱源が利用できる
もちろんガス以外にもいろんな熱源が利用できます。
- ガス
- IH
- ハロゲンヒーター
- 電気クッキングヒーター
保証期間が30年
ビックリしたのが保証期間。
なんと圧力鍋本体は30年も保証があるんですよ。
レイ
家かよ
お得に買うなら特売を狙え!
ゼロ活力鍋は単品だとお高くて、2〜3万円くらいします。
そんな高級な圧力鍋ですが時々すごくお得に買える時があるんです。
それが年末からお正月にかけて。
圧力鍋の入った福袋だと、圧力鍋の他にもいろんなものがセットになって2万円台から買えるんです。
物によっては定価より4万円もお得になるものだってあります。
ゼロ活力鍋を買うなら福袋がおすすめです。
ちなみに2020年12月31日まではすべてのサイズのゼロ活力鍋が緊急特別価格として税抜19,900円で買えてしまいます!
Lサイズの通常価格が28,900なんで、なんと9,000円も安い!
\緊急放出!ゼロ活力鍋/
全自動で楽して料理が作れる圧力鍋
火を使う圧力鍋は加熱してる間はずっと鍋のそばにいないといけません。
そして料理によっては、どれくらいの時間加圧するのかなど自分で確認する必要があります。
一方、電気を使って調理する電気圧力鍋はそういう面倒なことが不要。
あらかじめメニューが登録されている場合には、材料を入れてボタンを押すだけと簡単です。
電気圧力鍋もいろんなメーカーが販売してますが、メニューの多さで選ぶならティファールの「クックフォーミー」が群を抜いてます。
一番レシピ数が少ないものでも60レシピ。一番多いものになると210レシピも内臓されているんです。
クックフォーミーなら、本体についてる画面で材料や分量が確認できるのでいいですよ。
いちいち料理を作る時にレシピ本を見るのは面倒ですもんね。
画面の通りにやればおいしいごはんが簡単にできてしまうので、料理初心者にも安心。
クックフォーミーは容量も多いです。
クックフォーミー エクスプレス(210レシピ内蔵)なら、10合もお米が炊けてしまいます。
家族が多くてたくさんの料理を作る人には助かりますね。
ただ、思った以上に大きくて場所を取るので置き場所はしっかりと考えておいた方がいいです。
あと、電気圧力鍋は火を使う圧力鍋と比べてかかる圧力が若干低め。
だから調理時間は少し長めになります。
とは言っても、ずっと鍋の前で見守る必要がないのは大きなメリットだと思いますよ。
火を使わないので怖くない圧力鍋
火を使いたくないなら電気圧力鍋です。
今紹介したばかりの「クックフォーミー」も電気圧力鍋。
電気圧力鍋は圧力鍋としての機能の他、普通の鍋のようにも使えます。
モードによって炊飯ができたり、炒めものやスロークッカーのように使えるものも。
さらに普通の圧力鍋と違って、調理が終わった後に保温ができる機種が多いのも魅力。
いくつか電気圧力鍋を紹介しますね。
安さが魅力「クッキングプロ」
ショップジャパンの電気圧力鍋は1万円台の値段が目を引きますね。
できるだけ初期費用を抑えて電気圧力鍋を試したい人にはおすすめ。
圧力鍋としては珍しい「レッド」カラーも選べます。オシャレな感じでいいですよね、
クッキングプロは単なる電気圧力鍋でなくて、いろんな調理に使えるんです。
- 圧力調理
- 炊飯
- 無水調理
- 蒸す
- スロー調理
- 温め直す
- 煮込み
- 炒め
ガスやIHなどで直接加熱する圧力鍋は圧力が高めで調理時間が短いものが多いですが、これは少し調理時間がかかる印象です。
白米の炊飯なら加圧6分となってますが、さっき紹介したアサヒ軽金属の「ゼロ活力なべ」なら加圧0分、パール金属の「クイックエコ」でも加圧1分ですからね。
加圧時間はかかるけど、調理している間は他のことができるのはやっぱり大きいです。
特に便利だと感じたのは、鍋の内側に炊飯用のめもりがついてるんですよ。
白米、玄米、おかゆと一般的な炊飯器みたいにめもりがあるんで、お米を炊くのがすごく楽。
あとは大容量なのも嬉しいです。
白米なら2〜5合まで炊けるんで、一般的な家庭なら問題ありません。
ネットで買うと2台セット販売もあるんで、複数台同時に使ってパパッと料理を作ってしまえます。
1台6役「siroca 電気圧力鍋」
コンパクトでみためがかわいい圧力鍋。
この圧力鍋も1台で6役こなす多機能圧力鍋です。
- 圧力調理
- 無水調理
- 蒸し調理
- 炊飯
- スロー調理(スロークッカー)
- 温め直し
圧力調理以外に興味をひかれるのは「無水調理」と「スロー調理」ですかね。
無水調理は余分な水を使わないので、素材のおいしさを存分に味わえます。
スロー調理は、スピード調理が特徴の圧力調理とは正反対。
なんでもはやくやったら良いってもんじゃなくて、じっくりと煮込んだ方がおいしいものだってありますよね。
そんなコトコト煮込みたい料理を作るにはぴったりです。
スロー調理のためにスロークッカーを買おうと思ってましたが、これを見つけて買うのを止めました。
レイ
これ1台あれば十分やん!
もちろん調理中ずっと鍋のそばにいる必要はありませんよ。スイッチを押せばあとは放置でOK。
使い方も簡単3ステップ。
- 材料を入れる
- スイッチを押す
- できあがり
ボタンを押せば勝手にやってくれるプリセットメニューもありますが、数は少なめで多い機種でも10種類。
ただ、レシピ本もついてるんで作る分には困らないはず。
そして慣れてきたら自由に加圧時間を調整できるようになってるので、料理によってかなり自由に使えます。
サイズもひとり暮らしにぴったりな2リットルと、4人家族にちょうどいい4リットルの2種類から選択可。
まとめ
いろいろと圧力鍋を紹介しました。
最後にもう一度まとめておきますね。
- とにかく安い圧力鍋がほしい:パール金属 クイックエコ
- 世界最強クラスの圧力で調理:「ゼロ活力なべ(M)」
- 全自動で簡単調理:クックフォーミー エクスプレス
- 1万円台の電気圧力鍋:電気圧力鍋クッキングプロ専用レシピセット
- 無水調理やスロー調理もできる電気圧力鍋:シロカ 電気圧力鍋
ぜんぶ魅力的なので使いたおしたくなります。