自分の国に失望したからこそカンボジアの学生は必死に学ぶ

カンボジアの学生が学ぶのは自国への失望から

カンボジアに来て思うんですけど、ここの学生はとてもよく学んでいます。それも多くの学生は働きながら大学にも通っているんですね。人によっては複数の大学に通っている人も。ぼくの友人は大学時代には昼間は仕事、夜は学校と学問と仕事を両立させていました。毎日寝るのが深夜の2時になるとか言っていたのですごく大変な毎日を送っていたんだと思いますよ。

なんで頑張って勉強するのかって学生に聞いたことがあるんですよ。そうしたらこんな答えが返ってきました。

“この国の政治は腐敗しきっているのでそれを変えるためには学ばないといけない。”

たしかにこの国の政治はけっこうめちゃくちゃな部分も多いんです。時にはカンボジアに絶望することもあるんでしょう。だから自分がもっと知識をつけてこの国を変えていきたい。特にこの考えを持っている人はカンボジア国内の大学ではなくて海外の大学に通う傾向が強いようです。

あとはこんな答えもありました。

“カンボジアはもうダメだから外国に行って働くために学ぶ。”

この考え方はもっと現実的ですね。カンボジアの政治なんてそんなに簡単に変えられるようなものじゃない。それだったらもっと収入も見込める国に行って働きたい。そのためには学ばなければならない。

カンボジアの大学生はみんな英語が喋れます。大学の授業が英語で行われているので英語が分からないと話にならないんです。特に外国で仕事がしたい人は英語プラス別の言葉が喋れます。人によっては4、5カ国語も話せる人がいるんですよ。英語もままならないぼくにはうらやましい限りです。

ほんとうにこの国の学生は頑張ってるなって感じますね。