権力の誇示
カンボジアっていう国は結構分かりやすい国で、お金持ちは自分の力を思いっきり誇示したがるんですよ。だからお金持ちは1台1000万円はする車を複数台所有し、それもキャッシュで購入するっていう感じ。
実際にプノンペンの街を歩いてみてください。Lexusがめちゃくちゃ多くて日本の比じゃないです。Lexusだけじゃなくてベンツ、Range Roverなんかも結構な台数を見かけます。Hummerみたいな超デカイ車、Ferrariも走っててビックリです。
こんな感じで大きな高級車は街中に溢れているんですけど、日本で見かけるような軽自動車のような小さな車はほとんど見かけません。やはり小さな車は金持ちとして権威の象徴にはならないでしょうからね。一方、一般庶民に人気のある車はCamry。高級車が買えない人たちはこの車を中古で購入して使用しているようです。
道路状況も理由の一つ
カンボジア人が大きな車に乗るもう一つの理由として考えられるのは道路状況。カンボジアの道路って非常に悪いんですよね。プノンペンの街中はそうでもなくても、ちょっと郊外に行ったら非常に道路状況が悪いんです。小さな車だったらちょっと我慢できないじゃないですかね。そういう点でもカンボジア人は大きな車に乗りたがるんでしょうね。