創業が鎌倉時代!堺が誇る名店・かん袋でくるみ餅を堪能せよ

スポンサーリンク
和菓子
スポンサーリンク

こんにちは、和菓子に目がないmoriです。

大阪の堺に鎌倉時代末期に創業したという超老舗のお菓子屋さんがあるのをご存知ですか?

かん袋

くるみ餅のかん袋

販売しているお菓子はくるみ餅ただ一つ。
堺では知らない人はいないというほどの有名店なんですよ。

今回はかん袋のくるみ餅を紹介しますね。
本当においしいです!

スポンサーリンク

くるみ餅とはどんなお菓子?

くるみ餅

この名前を聞いてどんなお菓子か想像できますか?
ぼくははじめてこの名前を聞いた時にイメージしたお菓子は「胡桃」を使った餅です。

でも違うんですよ。
くるみ餅というのはこんなお菓子です。

かん袋のくるみ餅

白玉団子を緑の餡でくるんだもの。
だから「くるみ餅」っていうんです。

もともと堺は室町時代には勘合貿易をしていて、明(今の中国)からいろんなものが入って来ていました。
もちろん農作物なんかも入っていていたんですが、その農作物を使って何か作れないとと考案されたものがくるみ餅の起源です。

もともとは塩味だったんですが、後にルソン(フィリピン)から砂糖が輸入されるようになり今のような甘いくるみ餅になったんだそう。

くるみ餅のおいしさは豆!濃厚な甘さの緑の餡を召し上がれ

かん袋のくるみ餅はなにがおいしいのか?
それはです。

この緑の餡がとてもおいしいんです。
めちゃくちゃ甘いんですが、豆の味がしっかりとしたおいしい餡。

緑の餡がおいしさの決めて

緑の餡はたぶん枝豆かな。
かん袋のくるみ餅は原材料が公表されていないので、何が使われているのか知る術がないんです。

とにかくおいしい豆を使ってることだけはたしかなようです。

さっきも書きましたが、めちゃくちゃおいしいんですがとにかく甘いのが難点。
ぼくは結構な甘党ですが、この餡は甘すぎます。

夏場はかき氷と一緒に召し上がれ「氷くるみ餅」

夏場にはかき氷と一緒に食べる氷くるみ餅(360円)というものが販売されます。
ぼくは普通のくるみ餅より、この氷くるみ餅の方が好きですね。

たっぷりの氷がかかった「氷くるみ餅」

氷くるみ餅

なぜかというと、ちょうどいい甘さだから。

くるみ餅だけだとめちゃくちゃ甘いんですが、氷と一緒に食べるとちょうどいい甘さになるんです。

氷くるみ餅をいただきましょう。

氷くるみ餅とお茶

かき氷の一番底にくるみ餅はあります。
緑の餡が見えてきましたね。

氷を崩して底のくるみ餅を取り出す

白玉と餡、氷を一緒に食べるますよ。

かき氷の底にあるくるみ餅

甘い餡が氷で薄められてちょうどいい甘さになるので、とても食べやすいです。
かん袋に来たら絶対に食べてほしい、おすすめのくるみ餅です。

かん袋でくるみ餅を注文する方法

かん袋でくるみ餅を注文する方法を紹介します。

入口はこちら。
土日などは行列ができて店内に入るのも結構大変。

かん袋の入口

店の一番奥にレジがあるのでここで注文します。
店内で食べる場合もテイクアウトの場合も同じ場所で注文してくださいね。

かん袋のレジ

お金を払ったらこのような木でできた番号札をもらいます。これを持って空いてる席でくるみ餅が運ばれてくるのを待ったらOK。

番号札

店内はこんな感じでテーブルがたくさん並べられています。
混在時には相席も当たり前。

かん袋の店内

お水とお茶はセルフサービス。

給茶機

しばらくすると注文したものが運ばれてきました。

氷くるみ餅

土日は行列ができることも。空いてる時間帯は平日午前

かん袋のくるみ餅はあまりにも有名なので、ものすごい人が押し寄せてくるんです。
特に土日は店の外まで列ができるほど。

かん袋の行列

すごい人の数に心が折れそうになりますよね。

mori
いったい何時間待たされんだろう……

こんな不安な気持ちになりますが、思ったほど待つことはないので安心してください。

みんなが食べるものはくるみ餅だけ。
普通のカフェやレストランのように何時間も滞在することありません。
かなりお客さんの回転はかなり速いので、行列の見かけほど並ばないんですよ。

そうは言っても人が多いのは嫌ですよね。
いつ行けば人が少ないのか?

それは平日の開店直後(午前10時)。
ぼくは行った時には行列はおろか、店内にもお客さんはまばらでした。
おかげさまでゆっくりとくるみ餅を堪能できましたよ。

くるみ餅の日持ちは1日。お土産にするのは大変だ!

くるみ餅はテイクアウトもできます。
ただしここで大きな壁が立ちはだかるんです。

それは、くるみ餅の日持ちが1日だけだということ。

つまり、買った日には食べてしまわないといけないってこと。
次の日に誰かに渡そうと思っていても無理なんですよ。

お土産としはなかなか渡す機会は少ないでしょうね。
これからすぐに渡すっていう場合には、ぜひともくるみ餅をお土産に!

テイクアウト用のくるみ餅を紹介しましょう。

これはくるみ餅2人前(シール容器入り)920円。

くるみ餅2人前(シール容器入り)

中には密封できる容器が。その中にくるみ餅が入っています。

シール容器入りに入ったくるみ餅

フタを開けると中にはたっぷりのくるみ餅が。

くるみ餅(シール容器入り)の中身

持ち帰り用としてはシール容器入りが一番リーズナブル。

mori
でもお土産にはちょっとなぁ〜

そんな時にはお土産にも使える高級な容器も用意されていますよ。

テイクアウト用のくるみ餅

  • 麦山入り
  • 小鉢入り
  • 壷入り

これならお土産にもピッタリですよね。

テイクアウト用のくるみ餅。
値段も載せておきます。

シール容器入り

サイズ価格
2人前入り920円
4人前入り1,740円
6人前入り2,570円
8人前入り3,400円
10人前入り4,200円

麦山入り

サイズ価格
4人前入り3,000円

小鉢入り

サイズ価格
2人前入り1,150円

壺入り

サイズ価格
3人前入り1,850円
5人前入り2,800円
8人前入り4,000円

かん袋へのアクセス

かん袋へは車が便利です。
駐車場もあり。

かん袋

住所大阪府堺市堺区新在家町東1-2-1
TEL072-233-1218
営業時間午前10時より午後5時まで
売り切れ次第営業終了
定休日火曜日・水曜日
国民の祝日に重なるときは営業。他の日に振替
WEBサイトかん袋

八ツ橋専門サイトを作ったよ!

八ツ橋だけを集めたサイト「やつはしの森」を新しく作りました。

生八ツ橋だけじゃなくて、焼菓子の八ツ橋や八ツ橋の仲間のお菓子なども一緒に紹介しています。

八ッ橋の森やつはしの森
タイトルとURLをコピーしました