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低血圧だけど造影剤を使って冠動脈CT検査をしたら失神しかけた

      2016/03/31

  • 検査が恐ろしいと感じた医者からの説明

    最近胸が痛いので冠動脈のCT検査を受けてきました。なかなかハードな検査でしたのでレポートします。

    まずはじめは医者の検査に関する説明から。

    詳しくはこちらに書いてありますが、説明を聞くだけで恐怖を覚えたんです。

    簡単に言うとこんな説明でした。

    • 造影剤を機械的に注射して撮影をする(機械的という部分が特に怖い)
    • 造影剤がたまに血管の外に漏れることがある。酷い場合には入院しなければいけない。極めて稀に死亡することもある。
    • 造影剤の副作用として経度(吐き気、嘔吐)、重篤(呼吸困難、意識消失)、極めて重篤(入院、死亡)

    こんなかなり不安な気持ちを抱きながら検査当日まで過ごしました。

    検査4時間前から絶食しなければいけない

    検査は午後3時半。検査4時間前からは何も食べてはいけません。ただし水やお茶なんかは普通に飲んでもOK。

    今回はお昼ごはんを食べることもできたんですが食べませんでした。

    不安で仕方ない待ち時間

    病院に着くと検査待合室に通されました。ここで看護師さんから検査についての説明、アレルギーの有無、造影剤を使うのが初めてかどうかなどの質問、脈拍の計測をされます。

    待合室にはテレビがあるので退屈することはなかったんですが、はじめての検査ということもあって緊張のためにテレビを楽しむっていう雰囲気じゃ全然なかったですね。

    テレビの横にはモニターがあって自分の番号や他の患者さんの番号が表示されています。これをみたらどの部屋で検査が行われているかが分かるようになってます。

    待合室で待っていると次から次へと患者さんが入ってきます。若い人もいれば、入院している高齢の方も。

    腕に大きな注射のようなものをつけている患者さんは入ってこられた時にはドキッとしましたよ。その注射っていうのが機械にセットされてました。まさにお医者さんから説明を受けた”機械で注射する”とピッタリ一致です。

    これをするんか?

    一気に現実を突きつけらます。そんなことを考えながら待っていると看護師さんがぼくを呼びにきたのでした。

    妄想が膨らむ検査室前

    検査待合室から検査室の前に移動します。今やっている検査が終わったらぼくの番。

    部屋の中からは機械が喋る声が聞こえます。

    “息を吸って止めてください”

    しばらくすると

    “楽にしてください”

    待ってるぼくの頭の中では色々と妄想が広がっていきます。もう帰りたい。

    10分程待ったころに検査室の扉が開き、患者さんが検査室から出てきました。足取りはしっかりしていて平気そう。

    意外に大丈夫なのかな?

    ちょっと安心しましたね。

    生きた心地がしなかった検査

    看護師さんがぼくを検査室に招き入れます。検査する時には金属を身につけたらダメなので上着を脱いでTシャツ1枚になります。ちなみに上半身の検査なのでズボンははいたまま。ベルトの金属もOK。

    どきどきしながら検査台の上に仰向けになります。ぼくを呼んだ看護師さんとは別の人がやってきて心電図をとるとのこと。電極を胸の部分にペタペタと貼り付けていきます。

    そしていよいよ最大の恐怖がやってきました。造影剤の注射です。ぼくの寝た検査台の右側にものすごく威圧的な機械が設置されていて大きな注射が2本付いてます。これを今から腕に刺すんです。めっちゃ造影剤の量が多いんですけど大丈夫???

    注射は点滴のような感じで、チューブに繋がった針を腕に刺すみたい。

    ブスッ

    ちょっと痛いけど大丈夫。いつもの注射と一緒。

    これなら平気かも。

    そしてまた別の人がやってきてこう言ったんです。お医者さんかな?

    “血管を広げる薬を舌の下にスプレーしますね。” 

    この言葉にぼくは即座に反応。あの思い出が一気に蘇ってきてものすごく不安に。そうです、血管を広げる薬であるニトロペン舌下錠を飲んだ時に意識がとんだことです。

    そんなことはお構いなく、ぼくは一旦起き上がり、されるがままに舌の下にスプレーされました。酸っぱい薬です。そしてちょっとフルーティー。今の薬って苦くないんだな〜なんて関心してしまいます。

    “それでは寝てください。手は万歳してくださいね。”

    ふたたび看護師さんが言います。

    針が刺さった腕を動かすのは嫌だったんですけど仕方ないですね。注射されている時に腕を動かしたくないなぁなんて思ったり。結構

    検査する時の姿勢

    検査する時の姿勢

    “もう造影剤入ってるんですよね?”

    念のために確認。

    “まだですよ”

    ええええぇ。まだなの?

    どうやら針を刺して水を入れただけだそう。造影剤はまだでした。どんどん不安になってきました。

    ここから検査が始まるようでどんどんと検査台が丸い筒のような機械の中に入っていきます。筒の内側ではなにか黒いものが高速で回転してうい〜んって音を出してます。

    そしてあの声が聞こえてきます。

    “息を吸ってください”

    思い切り息を吸い込みます。

    しばらくすると

    “楽にしてください”

    息を吐き出します。この時点でまだ大丈夫。身体に異変は感じません。これはいけるかも。

    そう思った時にぼくの体が筒から出て元の位置に。

    終わったのかな?

    そう思った矢先に看護師さんの一言がぼくの希望を打ち砕きました。

    “これから造影剤入れますね”

    えええ!まだ入れてなかったの?

    この時のガッカリ感はすごかったです。絶望しました。さらに追い打ちをかけるようにこの一言が発せられます。

    “体が熱くなりますよ”

    そう言うと看護師さんが何かの操作をしました。するとひんやりとした液体がぼくの右腕から中に入っていくのを感じました。とうとう造影剤がぼくの体に入ってきたんです。

    そうするとみるみるうちに体が熱くなっていきます。特に胸の辺りがすごく熱い。

    そしてすぐに全身の力が抜けていきます。筒のような機械にはぼくの心拍数が表示されているんですが、その数値がみるみるうちに下がっていくじゃないですか。最初は60だったものが55、54、53・・・

    やばい。死ぬかも。

    必死で息を吸って心拍数を戻そうとするも目の前が真っ白になっていきます。

    看護師さんがやってきて

    “真っ青ですけど大丈夫ですか?意識飛びそうでしたよ。目をしっかり開けてください。”

    朦朧とした意識の中、頑張って目を開けます。そしてまた筒の中に入っていく。

    さっきと同じように息を吸っては吐いてを何回か繰り替えしたら検査が終了したようで台が元の位置に戻っていきました。

    看護師さんたちがやってきて電極を外して、ぼくも検査台から降ります。台から降りるときも結構大変。足下はふらつくし、頭はぼーっとするし。

    検査後の注意事項として

    • 造影剤を排出するために水分をしっかりととる
    • しっかりと歩けるようになってから帰る
    • 食べ物はすぐに食べてもいい

    を聞いて検査室を後に。

    あまりにもふらふらしていたので検査室前のベンチで10分位動けませんでしたね。これは本当にキツかった。

    この検査は低血圧の人には結構きついなっていうのが感想ですね。あと若い男性も意識朦朧となることが多いんですって。看護師さんには、カテーテルは無理ですねって言われました。はい無理だと思います。

    検査後1時間は動けず

    お昼を抜いていたのでお腹もペコペコ。思い切り甘いもの食べてやりましたよ。

    チーズケーキ風のパン、シュークリーム、コーヒー

    検査後の食事。最高!

    検査後の食事。最高!

    最高に美味しかったです!

    病院で1時間ほど休憩したら動けるようになったので帰宅。いやぁ大変だった。検査後には予定を入れない方が良いですよ。特に低血圧の人は。

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     - フィジカルヘルス

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