ケチばかりつけるネガティブな自分を変えるためのたった1つの簡単な方法

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ネガティブな感情をポジティブな言葉で覆い隠すと心が楽になる

少し前のことです。ぼくはものすごくネガティブな感情に支配されていました。

何かを考えるだけ、それどころか何かを見るだけでも批判的なネガティブな声が心の中に響き渡っていたんです。

人を見てはけなす。なんでこれほどまで否定的なことが言えるのか?もう自分でも訳が分からない状態。一体どうしてしまったのか。

まるで自分の中に全く別の人間がいるかのよう。ネガティブをまき散らすぼく、それを止めさせようとするぼく。二人の人間がぼくの中にはいたのです。

彼を殺したい

そう思いぼくが取った行動は、今できることを全力で倒れるまでやるってこと。夜はひたすら何かをやり続けました。そして気がつけば夜明け前の4時。床に這いつくばったような状態で寝ていたようで、部屋の明かりも点けっぱなし。

こんな体にめちゃくちゃ悪いことを数日やりました。結果は当然のことながら倒れました。

ネガティブなことを思う暇もないくらいにクタクタになれば良い!そんな気持ちで始めたんですが、ネガティブな感情がなくなったかって言うと全くなくならず。それどころかますますネガティブな感情が増幅していったんです。

数日間は本当に苦しかった。自分が本当に嫌になりました。もう消えてしまいたいって。

でもふとしたきっかけでぼくは救われたんです。ぼくが気づいたのはとっても簡単なたった1つの事。これは、

ネガティブな言葉の後に嘘でも良いからポジティブな言葉を言う

これを発見したのは偶然です。もう心身共に疲れ切って、絶えることなく心の奥底から吹き出してくるネガティブな言葉に打ちのめされている時、なぜだか分かりませんがポジティブな言葉を発したんです。

驚くことにネガティブが気持ちが薄れ、なんだか幸せな気持ちに包み込まれるような感じを受けたんです。

なんだこの感覚。なんかよくわからないけど気持ちいい。

これが最初に感じたぼくの正直な感想。これが分かってからひたすら同じことをやり続けました。ネガティブなことが頭に浮かぶと、すかさずポジティブな言葉を発するっていうことを。

今でもネガティブな言葉はものすごい速さで現れてきます。でもネガティブな言葉の後にポジティブな言葉を被せるだけでネガティブな感情が消えてしまうんです。

たとえばこんな感じ。

禁煙の場所でタバコは吸いまくってる人がいるとします。吸い殻はポイ捨てするし見ていて気分が悪い。

0.01秒位で“なんやねんこの野郎!”って感情が現れてきます。

大事なのはここからで、こんな風にポジティブな言葉を言ってみるんです。

“きっと家ではタバコを吸う自分が虐げられているんだろうな。だからこんな場所で吸わないと気が狂ってしまう。なんか気の毒だなぁ”

“すごく嫌なことばかりが起こってタバコという手段がないと自分が崩壊してまうのかも知れない。ポイ捨てだってそうした自己防衛の手段の一つなのかな。”

こう思うことで、今まで心に溢れ返っていたネガティブな感情が消えてしまい、その代わりに相手を気にかけるというポジティブな感情に変わるんです。

もちろん、そう思ったところで相手の行動が変わるわけじゃないし、全然見当違いのことを言っているかもしれません(きっと見当違いですが)。けれど、少なくとも自分の心には平和が訪れます。大切なのは自分の心の健康なんです。

いつまでもネガティブな感情に支配されて人生をくだらないものにするより、ポジティブな感情を持って前向きに生きた方が良いに決まってる。

ネガティブな気持ちが現れるのは仕方ないこと。大切なのはその後の処理の仕方。ポジティブな言葉でネガティブな感情を覆い隠せば良いんです!

ネガティブな感情をポジティブな感情で覆い隠す

これがぼくの見つけたネガティブな黒い自分を覆い隠す方法。殺すことはできませんが、彼のネガティブな部分を覆い被すほどのポジティブな思考を生み出せるという良い面も持ってます。そういう意味でネガティブな自分というのも実は自分には必要なんじゃないかって最近思い始めました。

ネガティブで攻撃的になるのは心身の疲労が原因

攻撃的な態度をとってしまう自分はなんて酷い奴なんだ。人間としてクズだ。

そう思ってしまうのも無理はありません。でもそう思うのは何もあなただけじゃないんです。誰だってこういう状況に陥ることがあるんです。あなただけ嫌な奴なんじゃない。

先日カウンセラーの方とお話をしました。そのカウンセラーの方には2年近くお世話になっていて、ぼくが精神的にボロボロだった時から今に至るまで色々とアドバイスをもらっています。

ぼくのことは全部話していて、ぼくのことを自分以上に客観的に分かっているんじゃないかな。心療内科でもらう薬より彼女からの言葉の方がぼくには効果があるようです。

そんなカウンセラーの方にぼくに起きた状況について話をしました。最近急激にネガティブで攻撃的になっている自分がいる。そのことでものすごく自分に対して嫌悪感を抱くようになったって。そうするとこんなことを話してくれました。

“人に対して攻撃的になるってことは何もあなただけじゃない。人間は疲労やストレスが溜まってくると攻撃的になりやすいもの。これは人間としてごく普通のことなの。

mori君は余裕のある方が好きみたいだからしっかりと休みをとるってことも大切。最近はいろいろと活動的になってきたけど、その分だけ体が休息を求めているんだと思う。

イライラは身体が休息を求めているサイン

だからイライラしてるなって自分で気づけたなら、それは体が休息を要求してるサインだと思ってしっかりと休息をとる。”

ネガティブな自分を殺そうとするばかり、あれもこれもやりまくるっていう生活を送ってみたもののネガティブな感情は消えませんでした。それどころかますますネガティブになっていった。

肉体的、精神的疲労はネガティブな感情を増幅させる。

休むことは後退することだ。

そんな風に思ってたけど、休むことは後退じゃない。ネガティブな感情を抑えるためには必要なことだったんです。

活動する時は思いきり動く。そしてしっかりと休息をとり回復させる。なんかこんな当たり前のことが分かってなかったんだなと反省です。

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