発症したら死亡率100%の狂犬病!カンボジアで犬にかまれてあわてふためいた話

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カンボジアの生活
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こんにちは、以前はカンボジアで生活していたmoriです。

カンボジアではいろんなトラブルに遭遇しました。
その中でも最も印象に残っているのはデング熱。

そして次は「犬に噛まれた」ことですね。

なんだ、犬に噛まれた程度か。

と思うかもしれませんが、途上国で犬に噛まれるっていうことは大問題なんです。
日本で犬に噛まれるのとは大違い!

それは狂犬病があるからなんです。

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狂犬病は発症したら100%死ぬ

あなたが犬を飼っていたら知ってはずですが、日本では犬を飼うと狂犬病の予防接種を犬に受けさせることが義務づけられています。
こういった努力のかいあって日本では昭和32年以降狂犬病は発生していません。

だから、日本では犬に噛まれてもそれほどおおごとにはならないんです。

でも、カンボジアではほどんどの犬に狂犬病の予防接種なんてしていません。
もし、狂犬病を持っている犬に噛まれてしまったら……

狂犬病の恐ろしいところは死亡率。
なんと、狂犬病を発症してしてしまったら

100%死にます

致死率100%という恐ろしい病気なんです。
カンボジアをはじめとする途上国で犬に噛まれることがどれほど危険なことか。

カンボジアで突然犬に噛まれる

ぼくがカンボジアで犬に噛まれた時こと。今でも鮮明に覚えています。
ちょうど職場の学校から家へ帰る途中、細い路地を自転車で走っていたんです。

カンボジアの路地裏は未舗装で砂利がむき出しのボコボコ道が多いんですよね。
雨が降ったら大きな水たまりができるので、自転車でそれらを避けながら走らないといけないくらい穴だらけ。

自転車で砂利道を穴を避けながら走っていたんです。
ちょうど道の真ん中に大きく開いた穴を避けようと道の端に寄った時、突然横から大きな犬が!

イメージですが、これくらいの大きさの犬でした。

カンボジアの犬

ガブッ

思い切りぼくの右足に噛みついたんです。
自転車をこいでる時に噛みついてんですよ。信じられない!

まったく想定外の出来事。
ぼくは一瞬でパニックになりました。

途上国で犬に噛まれることがいかに怖いことか。
そのことについては、日本で嫌と言うほど聞かされてきたからです。

ヤバい。まだ死にたくない。

痛む足でペダルをこぎ、家に駆け込みました。
ぼくが住んでいた家は1階に大家さんが住んでいたので、拙いクメール語(カンボジア語)で必死で訴えましたよ。

必死で帰宅した家

カンボジアの家

mori
犬に噛まれた!どうしよう。

さすがの大家さんも少し慌てた様子で応急処置をしてくれました。
傷口を洗い流して、今は懐かしい「赤チン」を傷口に。

応急処置はここまで。
この後は医療機関を受診することに。

病院に走り狂犬病ワクチンを接種

カンボジアでは犬に噛まれたら、すぐに病院などの医療機関を受診しなければなりません。
その理由は、犬に噛まれた後に狂犬病のワクチンを接種しなければならないからです。

ぼくが受診したのは、プノンペンにあるSOSクリニック(今は名前が変わってラッフルズメディカル プノンペンという名前になってます)。
ここには日本人のスタッフがいるので安心!

カンボジア:日本語が通じるクリニックlインターナショナルSOSジャパン

ここで狂犬病のワクチンを打ってもらいました。
もちろん、それでおしまいって訳にはいきません。
後日、何日かおきに狂犬病のワクチンを追加接種しましたね。
結構な回数を追加で打ったと思います。

暴露後ワクチン接種

犬に噛まれてからワクチンを接種することを暴露後ワクチン接種と言います。
厚生労働省のウェブサイトによると計6回のワクチン接種をしなければならないそうです。

ワクチン接種日:噛まれた日、3日目、7日目、14日目、30日目、90日目

詳しくは厚生労働省の狂犬病に関するページを確認してください。

狂犬病に関するQ&Aについて|厚生労働省

結構大変だったんですが、ぼくはまだラッキーな方。
それは日本であらかじめ狂犬病のワクチン接種をしていたから。

もし日本で狂犬病のワクチンを打っていなかったら、もっと大変なことになってたと言われました。

傷口を周りを取り囲むように注射を打つ

つまりこういうことです。

傷口のまわりに注射を打ちまくる

マジかよ……

最初、お医者さんにそのことを言われた時には絶望的な気分になりましたね。
でも、こんなことをされずに済みました。この日のワクチンは注射1本だけ。
日本で狂犬病ワクチンを打っていたおかげで、追加ワクチンを大量に打たれずに済んだんです。

不幸中の幸いとはこのことですね。

途上国へ行くならワクチン接種をおすすめします

途上国に行くなら、日本で打てるワクチンは打っていった方がいいです。
特に狂犬病は身をもって実感しました。

犬などの動物を触らない。
これは大前提ですが、もしもの時のためにワクチン接種をしておく。
これは大事なことだと感じてます。

特にカンボジアに長期滞在する予定なら、ワクチン接種を検討してみてはいかがですか?
厚生労働省検疫所では、カンボジアを含む東南アジアへ長期滞在する人は狂犬病の予防接種を受けることを検討してくださいと言っています。

FORTH|海外渡航のためのワクチン

ぼくが最初の2年間、カンボジアに滞在する前に接種したワクチンはこれです。

  • 狂犬病
  • B型肝炎
  • C型肝炎
  • ポリオ
  • 破傷風
  • 腸チフス

ワクチン接種ができる場所は、全国にある検疫所や特定の医療機関です。
このサイトで探せます。

FORTH|予防接種実施機関の探し方

あとは医療費についても考えておくべきですね。
実際に犬に噛まれた時に医療機関を受診することになりますが、大きな病院では普通に1万円とか請求されます。

海外旅行保険に入るか、保証のしっかりしたクレジットカードを持っておくといいかと。

海外旅行に最適なクレジットカードを調べる

まとめ

カンボジアで犬に噛まれて大変な思いをした体験を紹介しました。

カンボジアなどの途上国では狂犬病の予防接種を受けていない犬がたくさんいます。
いつ何時犬に噛まれるかわかりません。
それほど普通に犬は道を歩いていたりするんです。

狂犬病にならないためにも次のことには気をつけておくといいですよ。

  • 日本で予防接種を受けておく
  • 現地の医療機関を調べておく
  • 万一犬に噛まれた時の対処法を確認しておく
  • 高額な医療費に備えて保険にしっかりと入っておくか、保険のしっかりとしたクレジットカードを持っておく

犬に噛まれた時の対処方法ももう一度書いておきます。

  1. すぐに傷口を洗い流す
  2. 医療機関を受診して狂犬病の予防接種(暴露後ワクチン接種)をしてもらう

狂犬病は発症してしまうと死亡率が100%という恐ろしい病気です。
しっかりと用心することがとても大切!

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