こんにちは。フィリピンのタクシーでぼったくられたレイです。
今回は自分でも気持ちいいほどぼったくられてしまいました。
正規料金の軽く5倍ほど払ってしまったんです。
なんというか商魂たくましいですよね。彼らは。
二度とこんな目には遭いたくないので、どうすれば良かったのかをまとめてみます。
空港にいるタクシーだからと安心してはいけない
ぼったくりに遭ったのは、まさかのクーポンタクシーです。
クーポンタクシーとは空港からホテルなどへの移動に使うタクシーのこと。
メータータクシーとは違い、事前に行き先を告げて料金を先払いするシステムです。
空港内にそれ専用の窓口があるくらいの見た目はしっかりとしたタクシーサービスなんで、まさかこんなことになるとは思いもよらなかったですね。
完全に注意を怠ってしまっていたのが悪かったんでしょう。
空港のタクシーだからといって安全だというのは大間違い。
お金を持ってる人からより多くのお金を取るというのは 彼らにとっては当たり前のことなんでしょう。
もちろん 全員がそうだとは言わないけど 中にはそういう人間がいるというのは 覚えておいた方がいい。
お金を持ってる人、持ってないからも平等に料金を請求するのは日本では常識だけど海外ではちょっと違う。
むしろ海外では、お金を持っているように見られるとますますお金を要求されるようになってくる。そう思うべきです。
きっと日本が特殊なだけなんですよ。
クーポンタクシーを利用する時の注意点をまずはざっくりとまとめておきます。
- タクシー料金の相場を事前に調べておく
- あからさまに値段が高い場合には断る
- 最初から馴れ馴れしく日本語を話してくる場合は要注意
- 一度支払ってしまうとおしまい。最後まで出費がかさむことに
【1】タクシー料金の相場を事前に調べておく
一番大事なことはタクシーの相場を事前に調べておくことです。
クーポンタクシーを使っていくらかかるのか。それを全く知らない状態でいきなり値段を提示されると何を基準に判断していいかわからなくなりますよね。
全く知らない国のタクシーの料金。いくらなのかなんて事前に調べてないと 全くわからないのは当然です。
事前に料金を調べないのは「ぼったくって下さい」と言ってるのと同じこと。
最低限、クーポンタクシーの料金ぐらいは事前に調べておきましょう。
今ならネットで調べたら そんな情報ぐらいいくらでも出てきます。
一番信頼できるのは空港のウェブサイトでしょう。
ニノイ・アキノ国際空港のウェブサイトにクーポンタクシーの料金についても書かれていました。
- Area 1: PHP 440.00
- Area 2: PHP 530.00
- Area 3: PHP 610.00
- Area 4: PHP 670.00
- Area 5: PHP 740.00
ちょっとエリアがどの場所になるのか説明がなかったのですが、一番遠くまで行ったとしても740ペソということですね。
ぼくが請求された2,500ペソは明らかにぼったくりです。
【2】あからさまに値段が高い場合には断る
事前に調べていた金額より、あからさまに高い金額を提示されたら断りましょう。
そういう時には「値段が高い!」と言ってやればいいんです。
完全になめられてるんで絶対にその金額で乗ってはだめ。
そういうのができるのも事前に値段を調べてたからであって、もし何も調べてなかったらその金額が高いのかどうかも分かりませんよね。
だから最低限クーポンタクシーの金額調べておくのは必須なわけです。
僕の場合は値段を調べてなかったので、金額の判断がうまくできなかったんですよ。
大失敗だと思っていて、ものすごく悔しい!
まあ自業自得なんですけどね。
【3】最初から馴れ馴れしく日本語を話してくる場合は要注意
これはたしかなことではないんですけど、僕が肌感覚で感じてること。
それは、最初から日本語で話しかけてくる人には注意をした方がいいということ。 なぜかと言うと日本人はお金を持ってると思われてるんです。
日本人も日本語を聞いたらきっと安心するのでしょう。
だからついその人を信じてしまう。
その人の言うことなら間違いがないだろう、正しいことを言ってんだろう。
そう思っちゃうんですよね。
だから法外な値段を請求されてもそれが間違ってると思えなくなっちゃう。感情によって正常な判断ができなくなってしまっているんです。
そうならないためにも、親しげに日本語で話しかけてくる人を完全に信頼しないこと。
もしかしたら騙そうとしてるかもしれない。そう思って接することが被害を受けないためにも大事。
少し悲しいけど、それが現実です。
【4】一度支払ってしまうとおしまい。最後まで出費がかさむことに
お金を一度払ってしまうとおしまいです。今から返せと言ってもきっと返してくれないでしょう。
クーポンタクシーの場合は それだけで終わらないから怖いんです。
タクシーを降りる時に チップを払う習慣がフィリピンにはあるんですけど、そのチップの金額がものすごく高いんです。
一般的なタクシーの場合はチップの金額もそれほど高くなくて、数十ペソから100ペソぐらい。
ところが今回要求されたチップの金額は600ペソだったんです。
600ペソと言うと通常のメータータクシーで移動した時の金額より高いんですよ。それをチップとして要求するっていうのはもう異常としか言いようがありません。
これも最初に支払った金額が大きすぎたことが原因です。
最初に2,500ペソも払ったもんだから600ペソぐらいだったらいいだろうできっと思ったんでしょう。
まとめ
今回のタクシーの件で分かったことは、事前の確認が大事だっていうこと。
ちゃんと最初に調べていればここまでぼったくられることはありませんでした。
そしてもう一つ大事なことを勉強しました。
それは自分の意思をはっきりと言うこと。
この世界のほとんどの場所では、他人が自分のことを察してくれることはほとんどないんです。誰も自分のことなんて考えてはくれません。
だから自分が言いたいことははっきりと言葉に出して言わないといけない。
これが今回学んだ一番大事なことです。