自力で何でもやる生徒にたくましさを感じた
こんにちは、カンボジア好きレイです。
ぼくは以前、ボランティアでカンボジアに住んでいたことあるんですが、カンボジアの人たちってたくましいなぁってしばしば関心したものです。
今回はそんなすごいなカンボジア!についてお話しをしたいと思います。
話の舞台は、ぼくがボランティア活動を行っていたプノンペンのとある学校。
この学校の敷地の外れには貯水槽が設置されていました。井戸から水をくみ上げて地上数メートルのところに設置されたタンクに貯めておくものです。
この貯水槽が悪天候で倒壊してしまったんです。これでは生徒が使う水が確保できない。これは困った!
これが日本だったら業者がやって来て修理しますよね。でもカンボジアは違うんです。なんと生徒が自分たちで貯水槽を作り直すんですよ。もちろん校長先生の指示ですけど。当然のことですが先生も作業には立ち会います。
もうぼくはびっくり仰天。これが作業の様子です。すごくない?
砂利とセメントを混ぜる生徒達
先生だって作業に加わります。
結構高い。これは怖い!
余裕で手を振ってくれました。
彼らを見ていて思ったんですが、本当にカンボジアの人って自分たちで何でもやろうとするんですよね。DIYの精神がすごくあるなって感じます。
こういうのってあまり日本人は持ってないじゃないですか。何か問題が起きたら専門の業者に頼む。
別にそれが悪いことだとは思わないけど、やってみようという挑戦の精神が日本人にはないのかなって。それに比べてカンボジア人は自分で何でもしてやろうっていう精神が旺盛。
ぼくも彼らを見習わないといけないな。
ただ、ちょっと生徒の安全を考えると大賛成ではありませんけどね。カンボジアではまだ安全に対する意識ってこんなもんなんです。
こんなことまでやるの?カンボジアの学校で自分たちで作った物たち
ぼくのいた学校では、校長先生が何でも自分たちでやろうという方針を貫いていました。だからいろんなものを作りましたよ。
ぼくもお手伝いを色々とさせてもらいましたね。
たとえばこれ、何をしてるか分かりますか?
実はこれ、学校の敷地内に照明を取り付けているところなんです。写真の右端に写っているのが校長先生。生徒に指示を出して照明を設置してます。
なんで照明が必要かっていうと、この学校の敷地内には生徒の寮があって生徒が夜もここで生活するからです。
授業は明るい間しかやらないけど、生徒は夜になってもこの学校にいます。照明がないと本当に真っ暗闇で危なすぎるんですね。
ぼくの一度だけ夜の学校に行ったことがありますが、まさに都会の中の闇って感じでした。
生徒の安全を考えると照明は必要ですよね。
他にも色々と作りましたよ。
- 隣の校舎でインターネットを使えるようにコンピュータ教室の壁をぶち抜いてケーブルを通す
- バレーボールコートの整備
- 裏庭に野菜畑を作る(生徒が食べる野菜)
きっとこれ以外にもいろいろとやってたんじゃないかな。
まとめ
カンボジアではなんでも自分たちでやろうとする文化があるように感じました。
実際にカンボジアでは、多くの人が自分のビジネスをしたいと思っているみたい。少なくともぼくの知り合いはみんな、将来には自分のビジネスを持ちたいと言ってます。
そして実際にフットワーク軽くビジネスを起こしているっていう印象も。
例えば、個人の家の前でお店を開いたり、雨期に洪水になったら魚釣り屋を始めたりとほんとうにフットワークが軽い。起業っていうことにあんまり抵抗がないのかな?
こういうチャレンジ精神が旺盛なところはぼくも見習わないと!