フランスによって建てられたホテル
ここで何度か紹介しているボーコー山ですが、このカジノホテルも見所の一つです。建てられたのはポルポト時代より古く1921年に遡ります。今は廃墟となっていますが、フランスが建設したこともありカンボジアにありながらヨーロッパを感じることができるんです。
中にはホテルとして使用されていた客室や、大きな広間などがあります。所々に残っているタイルなどから当時の様子を見るのもとても楽しいですね。ぼくが特に気に行ったのはその内部構造。通路が複雑に配置され狭い階段を登ったり、新しい道を発見したり、子どもの頃にやった探検を思い出させてくれるんです。
テラスからの景色が素晴らしい
ホテルの後ろ側には大きなテラスがあるんですが、このテラスがすごいんです。後ろが崖になっていて崖の下には雲海が広がっているじゃないですか。雲の上のホテルですよ。行ったのは午後だったんですが朝方だったらもっと幻想的な景色が広がっていたんでしょうね。ちょうどホテルも近くにオープンしているので次はここに泊まって朝のボーコーを楽しむっていうのも良いですね。
素晴らしい景色が満喫できます
ボーコーは一般的に想像されるようなカンボジアの景色とは違うんです。涼しく綺麗な空気、広大な草原、森が広がっているカンボジアとは思えないような別世界です。ベストシーズンは雨期が終わった直後、水が豊富にある12月〜1月くらいですかね。