お坊さんは朝に托鉢で街を回ります
カンボジアは仏教徒がとても多い国で、お坊さんもとても多いです。
朝になると街のいたる所でお坊さんを見かけます。
朝のお坊さんは何をしているのかっていうと、托鉢をしているんですね。
彼らは街中を歩いて軒先に立ち止まります。
そして表に出てきた人にお金や食べ物を寄進してもらい、履いてる草履を脱いでお経のようなものを唱えます。
お経が終わるとお坊さんたちはすぐに立ち去っていきます。
時間としてはとても短くて1分くらいでしょうか。
今では食べ物でなくお金を渡しています
昔はお坊さんがやってくると、家の人はお坊さんが持っている容器にご飯を入れていました。
今は時代も変わって、お金を渡すのがほとんどですね。
お坊さんが表にやってきたら表まで出て行ってお金を容器に入れます。
お坊さんはなぜ草履を脱ぐのか
そもそもお坊さんは草履などの履き物を履くこと自体禁止だったんです。
でも、今の時代には道には色々とあぶないものが落ちていますよね。
石ころだけじゃなくて、ガラスや金属の破片なんかも落ちていて危ない。
こんな状態だといつ怪我をしてもおかしくないんですね。
そういうわけで外を歩く時には草履などの履き物を履くことが許されるようになったとのことです。
もちろん今でも決まりをきっちり守り、裸足でプノンペンの街を歩いているたくましいお坊さんもいますよ。
もし彼らを見かけたら、そういうところも見てみるといろんな発見ができて面白いかも。