カンボジア人と結婚したのでほぼ毎日カンボジア語を使っていますが、まだまだ未熟なもので言い方がよく分からず喧嘩になることも多々あります。
最近はこんなことがありました。
レイ
仕事が終わらないとお金がもらえません。
彼女
なんで仕事を辞めるの(激怒)
こんな感じでめちゃくちゃ喧嘩になってしまいました。
発音がほとんど同じ「やめる」と「終わる」
ぼくがカンボジア語で伝えたかったのは「仕事が終わったら」という意味。
ところが相手は「仕事を辞めた」と受け取ってしまいました。
カンボジア語はとても微妙な発音が多くて、日本人にはまったく同じ音にしか聞こえない発音もよくあるんです。
今回の喧嘩の原因となった「やめる」と「終わる」も日本語で書くと同じ「チョップ」となってしまいます。
カンボジア語で書いてみましょう。
「ឈប់(やめる)」の発音は息を吐き出して結構力強く発音する感じです。日本人が普通に言うとこっちの音になると思います。
一方「ចប់(終わる)」は声量は抑え気味で息を強く吐き出さず、そして語尾を上げるように発音するんです。
ぼくは思いきり「ឈប់(やめる)」で言ってしまったので誤解を生んでしまったんですね。
文脈から分かるようにする工夫
もう一つマズかった点は「仕事を終わる」としか言わなかったことです。
もし「今日の仕事が終わる」と言っていたら誤解を生まなかったかも知れません。
発音がマズくても文脈から想像してもらえるような話し方を普段から心がけた方がいいなと改めて思いましたね。
「終わる」を使った例文
カンボジア人の友だちに教えてもらった「ចប់(終わる)」を使った表現をいくつか挙げておきますね。