カンボジアでアパートを探す方法
ボランティアでカンボジアに来ていた時も、今もそうなのですが、カンボジアに長期で滞在するとなるとほとんどの人はアパートを借りることになります。
僕は生活にゆとりはないので、よく駐在員さんが住むような高級アパートメントの話はできませんので、比較的庶民的(カンボジア人に言わせると十分裕福らしいですが)なアパートの話をしようと思います。
カンボジアでアパートを借りようとする時にはいろんな方法があります。
- 知り合いの紹介
- 空き部屋の看板を見て大家さんに連絡
- インターネットで探す
- 仲介業者を通して探す
それぞれメリット・デメリットがあるのでぼくの経験をもとに書いてみたいと思います。
知り合いの紹介だと信頼関係があるので失敗しにくい
ぼくがこれまで住んだ家は知り合いに紹介してもらったものが多かったです。
紹介の最大のメリットは失敗が少ないっていうこと。
もともと知り合いと大家さんの間に信頼関係があるので、めちゃくちゃなことになることはまずないですね。
特に知り合いが日本人の場合、大家さんの方も日本人に慣れているので何をするにも物事がスムーズに進みます。
日本とカンボジアでは文化がずいぶん違うので、日本人慣れ(外国人慣れ)しているっていうのはとても重要なポイントなんです。
「空き部屋看板」は時間がかかる割にはメリットが少ない
インターネットが発達する前にはこの方法がとても多かったです。
ぼくも友人のアパートを探す時に一緒に街中を歩いたことがあります。
今となっては街を当てもなく歩き回って家を探すのって労力の割にメリットは少ないです。
- 歩き回っても希望の家が見つかる保証はない
- よさそうな家があっても大家さんとの連絡が面倒
これが大きなデメリットです。
特に大家さんとの連絡がとても面倒くさいんですよ。大家さんの方も外国人に慣れていないことも多いのでコミュニケーションがとても大変。カンボジア語(クメール語)が話せないともう大変。
でも実際に街を歩いて家を探すっていうのもわくわく感はあるのは事実。楽しいですよ。そんな人のためにぼくが実際にやった家探しについて書いておきますね。
まず住みたいエリアををぶらぶらと歩いてみます。そうすると所々に空き家と書かれた看板がぶら下がっているのが分かります。とは言っても大体がクメール語で書かれているので、その文字が分からないと意味ないんですが。字はこんな感じです。
良さそうな物件を見つけたら書かれている電話番号に電話するか、近くに住んでいる大家さんと直接話をします。
こんな感じで大家さんが下に住んでいて、上の部分を貸し出しているパターンが多いです。
インターネットは短時間で多くの物件を探せる
インターネットが発達した今はネット上に多くの賃貸物件が出ています。
カンボジアで有名なサイトを一つ紹介しますね。
House & Lands in Cambodia – Khmer24.com
Khmer24というサイトなんですが、ここにはアパートな賃貸情報だけじゃなくて本当にいろんな売買情報が掲載されています。
このサイトを使うと家賃とエリアでアパートを絞り込んで検索できるので、いちいち街を歩き回る必要はありません。
部屋の写真や詳細な条件も見ることができるので安心。
ただし、実際のやり取りは直接やり取りをすることが多いので、街の看板を見て家を決める時と同じように、ある程度のリスクは考えておいた方がいいですよ。
仲介業者を通すと余計なトラブルを回避できて安心
プノンペンには賃貸アパートの仲介業者もあります。それも日系企業のレオパレスです。
レオパレス21カンボジア | カンボジアでアパート・お部屋・賃貸不動産を探すならレオパレス21
これはめちゃくちゃ安心ですよね。
レオパレスの場合には「間取り」「家賃」「エリア」の3つの条件で物件をネットで探すこともできます。
とにかく安心を求めるなら仲介業者を通すっていうのもアリです。
契約前に交渉すべきこと
実際に物件を見学して、契約をする前にしっかりと交渉できるものは交渉しておくことが大事です。
日本だと最初に提示された条件で借りるのが当たり前ですが、カンボジアではどんどん交渉すると良い条件になることも多いんです。
特に確認・交渉すべきポイントについてまとめました。
家賃
プノンペンで日本人がストレスなく住める部屋となると街の中心部では300ドル(1部屋)、郊外で200ドル(2、3部屋)くらいでしょうか。
家賃の値引きができない場合にも、追加で家具や家電をつけてほしいと言うと応じてくれることもあります。
デポジット
一般的には家賃1ヶ月〜3ヶ月位だと思います。
電気代、水道代、インターネット代金などが含まれるか
含まれたらラッキーです。ぼくが以前住んでいた家は電気、水道代が込み込みだったのですごくお得でした。最近ではインターネットが付いていることも大事なポイントです。
家電の有無
特にエアコン、冷蔵庫、洗濯機、ホットシャワー。購入すると結構な出費になってしまうので付いてるところだと出費を抑えられます。しっかりと確認することをおすすめします。
なければ付けて欲しいとリクエストしてみても良いかも。
その他リクエスト
家具を買ってもらう、掃除など。友人は壁の色を塗り替えてもらってました。
実際の契約では契約書を交わすことがほとんどで、パスポート、デポジット、写真(契約によってはたくさん必要になることも)を持っていき、サインをする形です。あとは契約期間も契約書に記載することが多いと思います。
契約書を交わしたあとは入居するだけです。日本人の感覚だと家を借りるとなると長期間でないと駄目だと思いがちですが、結構短期間(1ヶ月間など)で借りる人も多いみたいです。
クメール語を話せる人と一緒に行った方が良いかも
人によっては英語を話せる人もいますがクメール語しかだめという場合もあるんですね。そういう時の交渉は大変。クメール語を話せる人と一緒に行った方が安心かな。