コンポンチュナンのとある民家で
カンボジアではまだまだ近代的な電化製品が普及していない場所もあります。プノンペンでも調理にかまどを使っていたりと昔ながらの生活を送っている人も良いんです。地方都市ではなおさらこうした昔ながらの道具を使っています。
ちょうどプノンペンから車で国道5号線を2時間くらい北へ行った所にある街、コンポンチュナンにある民家にお邪魔しました。この民家ではかまどを作成しているということなので見学させてもらえることに。
おばさんの手作り
ここでかまどを作っているのはおばさん一人。粘土をこねてかまどの形にしているところを見せてもらいました。おばさんは慣れた手つきで次々とかまどを作っていきます。
このかまどは下に炭を燃やして上に鍋を置いて使うんですね。ぼくはこのタイプのかまどは初めてみましたね。ぼくが今までよく見かけたかまどは円筒形です。
このこれが成形が完成したかまどですね。このかまどなんですが完成した物の値段がなんと2000リエル(0.5ドル)なんだそうです。めちゃくちゃ安くないですか?なんか労働に対して対価が適切でないような感じをすごく感じたんですが、あなたはどう思いますか?
コンポンチュナンは陶器の街
今回訪れたコンポンチュナンは陶器の街として有名です。カンボジア各地で牛にたくさんの陶器をくくりつけて売り歩いている光景を見ることがありますが、それらはこのコンポンチュナンからやってきているんですね。