カンボジアに行って良かったですか?
先日ぼくが以前カンボジアに派遣されていた青年海外協力隊の募集説明会に行ってきました。ぼくのカンボジアでの経験を少しだけお話しするためです。
いろんな質問をしてくださったんですが印象に残っているのはこの質問。
“行って自分が変わりましたか?”
ぼくの答えはYESです。興味を持ってくれた人は是非とも参加してほしいと思うんですよ。思い立ったらすぐ行動することがとても重要。行動することで未来が変わっていくって考えるだけでもワクワクしませんか?
今の自分にとってこの2年間がなければ自分の人生は全然違ったものになっていたと断言できます。それは良い意味でも悪い意味でもです。いろんな経験がぼくを変えました。親友って呼べる友人ができたことなんかは良い経験、物を盗まれたりいろんなものを失ったっていうのは悲しい経験。でもね、そういう色んな経験を全部ひっくるめてぼくの身体を作っているって今は思ってるんです。
経験は早いうちにした方がいい
行くなら早いうちに行った方が良いのか、社会経験を積んでから行った方が良いのかっていう質問もされたんです。その時にぼくが行った事はどっちにもメリットがあるっていうこと。それはこういう理由からなんです。
社会経験が豊富な人ってそれだけ色んな経験をしてきているわけです。だから現地に行ったときにそういった経験ってとても生きてくるんですよね。引き出しが多い方が良いっていうじゃないですか。実際に起きている問題に対して様々なアプローチができるっていうんですかね。
逆に社会経験が少ない人はどうなのかっていうと経験が少ない分、常識にとらわれない自由な発想でチャレンジすることができます。むしろ文化も全然違う場所に行くんだから日本の常識なんてむしろ邪魔になるってことだってあるわけです。それに若いからできるってことも多いんじゃないかなって。特に途上国って体力勝負なところもあるんですよ。
そんな感じの話をしたんですけど、その後にもう一度考えてみたんですよ。その結果、今のぼくの考えは経験なんかなくても行くなら早い方が良いってこと。準備が整うまで待つっていうんじゃなくて、行って感じようよってこと。とにかく人生の早いうちに色んな刺激を受けてみた方が良いんじゃないかな。
20歳で行くのと40歳で行くのとでは20年も違うんです。20年早く違う世界を知ることができたら20年分何かができる可能性があるじゃないですか。ぼくはその可能性っていうのもがとっても大事な気がしてならないんですよ。だから今からでもどんどんいろんなものを見て感じて刺激を受けないといけないんです。
考えすぎて行動しないより、バカでも良いから行動する人間になりたいです。
青年海外協力隊