これが言いたい メンタルヘルス

過去の犯罪を肥やしにして未来のために生きると決意する

投稿日:

スポンサー

改心は人から強要されるものではない。自発的にするもの

ぼくにはある友人がいます。その友人は数年前に犯罪を犯して警察に逮捕されました。その事件があって以来まったく連絡をとることもなかったんですが、あるきっかけで会うことになったんです。

それはその友人の親戚(この親戚もぼくの友人です。ここではAさんと呼ぶことにします)が友人に会うので一緒にあって欲しいということから会うことになったんです。

あの事件以来数年間全くあっていなかった友人は数年前と比べてすこし老けたなという印象でしたが、そんなに変わっていないようでした。

そして友人、Aさん、ぼくの3人で話をすることに。

そもそもAさんが友人に会いに行く理由があるトラブルのためでした。Aさんはそのことを友人にきっちりと伝えておきたかったみたい。

Aさんは友人をものすごい勢いで責め立てました。本当にボロカスに罵ったんです。もちろんそれにはちゃんとした理由があったからその気持ちはぼくにはわかります。Aさんはそのことで家庭の崩壊、離婚の危機、自殺未遂など様々な苦痛を味わってきたんですからそれくらいのことは言うのは当然といえば当然のことです。

Aさんの発する言葉は苦痛を味わった者にしか表すことができないようなものでした。Aさんの気持ちは分かるけど、ちょっと引っかかるような感じをぼくは持ったんです。

それは何かっていうと、相手に改心させるように迫ることだったんですね。

Aさんからすると友人にはしっかりと改心してまっとうな人生を送って欲しいと思うという気持ちは十分に理解できるし、相手に改心させようと思うのも正常な反応だとは思います。

でも一歩引いたところにいるぼくから見ると、改心させるという行為はなんだか違和感を感じるものだったんです。

改心っていうものは”するもの”であって”させるもの”ではないんです。

周りから強制的させられたものは本当の意味では改心ではないっていうのがぼくの考え方。改心っていうものは自分自身の中で過去の過ちをしっかりと処理して未来に向かって進んで行くための決意なんです。

決断は人に強要されるものではない。自らするもの。

相手に期待して自分を消耗させるのをやめる

Aさんは友人を改心させようとして何年もアプローチを続けてきました。でも残念ながらその効果は現れていないみたい。

会う度に失望させられ続けてきました。

親戚だから放って置けないっていう気持ちもあるんでしょう。でもこれだけ我慢強く接してきたにもかかわらず一向に相手は変化してくれない。

このまま変化しない相手に接し続けることが良いのか?会う度に相手が変わらないことに対して怒り、相手を罵倒し続けることが友人だけでなくAさんにとっても本当に良いことなのか?

人間なんてそう簡単に変わったりしない。まして毎回罵倒されるような相手の言葉を聞いて改心するのか?しないでしょう。

相手に期待することで消耗してしまっているAさんを見る度に思います。

もう相手にしなかったらいい。あなたは自分の時間を自身の人生をもっと充実させるために使うべきだ。

相手には期待しない。これだけでも随分と楽になれるのになと思います。

過去をなかったことにしたいのは生まれ変わりたいという想いの表れ

Aさんが一番激怒していたことは友人のこと一言。

もう終わったことなんだから

Aさんにしたらはらわたが煮えくりかえるような発言だったんでしょう。友人の起こした事件のせいでAさんは色んな苦しい状況に追いやられてしまった。それなのにもう過去のことを話すなって言われたんですから。

たしかに分かりますよ。Aさんがどんなに辛い思いをしていたかったぼくも何度も見てきたから。

でも友人の言うことも分からなくはないんです。

たしかに事件を起こしてしまって多くの人に迷惑をかけてしまった。でも起こしてしまった事件を今になってなかったことにすることなんて不可能です。

友人だって社会的に制裁も受けたし、人生をやり直したいって思っているんじゃないか?もし心から反省してやり直したいって思っている人は、事件を過去のことにしたいって思うと思うんですよ。

ここで間違えちゃいけないのが、事件を過去のものにするっていうことは事件を忘れるっていうことじゃないってこと。

友人がきっと一生心のなかに事件のことが残り続けます。この事件をずっと心に抱えたまま死ぬまで生きていくことになるんです。

この事件を抱きながらこれから生きていく。そのために事件というものを乗り越えて新たに一歩を踏み出していくことが大事。

もう二度と同じ過ちを繰り返さないように生きていく。もっともっと人の役に立てるように生きていく。これが本当に大事なことなんじゃないか?

Aさんも友人に望む事としてこんなことを言ってました。

事件のことを思い出して、その悔しさをバネにして頑張っていってほしい。

事件というネガティブなものを肥やしにして生きていって欲しいと願っているんです。

過去をなかったことにするというのは、過去のネガティブな経験をこれからの自分だけじゃなくて今まで関わってきた人、これから関わるであろう人を人生を良いものにするために生かして生きていくと自分自身で決意するということ。

-これが言いたい, メンタルヘルス
-

執筆者:

「これが言いたい」のオススメ

書くことで不安がちょっとだけ減る。

心が不安な時こそ書きまくれ!

ぼくは心が不安な時ほど書く ぼくはなかなか精神的に不安定になることが多いんです。それだけだったらまだ良いんですけどちょっと酷くなると発作のようなものが出てきて痙攣を起こすことも。そんな時にはとっさに薬 …

ヤマザキ春のパンまつり

ヤマザキ春のパンまつり。あなたは本当に皿を欲しているのか?

タダでもらえるからもらうという貧乏根性 毎年春になると猛烈にひっかかることがあります。それはヤマザキ春のパンまつり。シールを集めたらタダで全員皿がもらえるっていう企画。なんと今年で36回目なんですって …

決断するのは簡単

決断できない?優柔不断なあなたが決断できるようになる簡単な方法を教えます

毎日決断の連続だということを自覚する 自分はなんて優柔不断な人間なんだ… もっと潔く物事に対して決断できるようになりたい 決断するような場面なんてそんなにないからいつまでたっても決断できな …

日本が一番と文句を言うなら海外に行くな

海外にまで行って日本クオリティを要求するのなら海外に行くな!

こんにちは、海外に行くのが大好きなmoriです。 今回は海外にまで行って「日本だったら○○」という人について思うことを書きたいと思います。 海外に日本クオリティを要求する視野の狭い残念な人 海外旅行に …

鬱で自殺するのは自分に「殺される」他殺なんじゃないか?

うつ病を持つ人の自殺についての考えをまとめました。鬱状態になると自分と違った人格をその人を支配するので、うつ病の人の自殺は完全に自分の意思で行った自殺とは言えません。むしろ、他人格による他殺です。実際にうつ病になった経験から、自殺を防ぐ方法や病気の回復について書いています。

moriはこんな人

カンボジアが自炊が大好き。不安定で次に何が起こるか分からない状態を楽しんでいます。好きな言葉は「安定なんてクソくらい」
詳しいプロフィールはこちらから

自炊デリバリー
moriのほしいものリスト
moriのnote