東横イン・プノンペンのパンフレットを発見!でも…
先日、青年海外協力隊で一緒にカンボジアで活動した友人がご結婚されたので会いに行って来ました。宿泊先が東横インだったんですけどたまたま東横イン・プノンペンの開業を知らせるパンフレットが置いてあったので友人たちと懐かしいと言いながら手にとって見てみたんですね。
パンフレットはこれ。オープニングキャンペーンの案内が掲載されていたんですけどなんか違和感を感じてしまったんですよ。ぼくが感じた違和感っていうのが2つ。オープニングキャンペーンの文字のバックに書かれている初心者マーク。そしてサービスについての謝罪文。
初心者マークは上から目線
このパンフレットに大きく目立つように配置されている初心者マーク。オープンしたばかりだからほとんどのスタッフが新人でしょう。たしかに解らなくはないですよ。でもね、すごく気持ち悪いんですよ。
この初心者マークを見て思ったこと。それはこういうことですよ。
“スタッフのカンボジア人たちはまだ新人だから全然お客さんの求めるサービスを提供できない”
この初心者マークからはそういう思いがすごく出ている気がしてならないんですよ。このホテルの日本人がカンボジア人はサービスに関してはまだまだだと上から目線で言っている感じ。
カンボジア人は真面目で仕事も頑張ってやる人も多い。向上心だってすごくある。そういう彼らの思いを叩くような表現に感じられてなりません。
頑張ります!少しの間ごめんなさい
もう1つ違和感を感じた点。それは初心者マークの横に書かれている文です。ここにはこういう風に書かれています。
オープンしたばかりで全員新人のため、失敗したりで上手く運営できないこともあるかと思いますが、頑張ります!少しの間ごめんなさい。
この文にもすごく違和感を感じます。たしかにその通りだと思いますよ。オープンしたてのホテルはサービスもなってないことはよくあることですよ。あの超一流ホテルのリッツカールトンだって東京にオープンした時にはサービスあまり良くなかったっていうくらいですからね。
オープンしたてのホテルっていうのはこんなもんなんです。でもそれをわざわざ書きますかって話。東横インはこれからもいろんな場所に出店していくようですけど他の場所にオープンするの時にも同じような文を掲載するんですか?しないですよね。
追記:
東横インではカンボジアに限らず新規オープンの時には初心者マークとごめんなさいキャンペーンはやっているとのご指摘をいただきました。これは知りませんでした。ご指摘ありがとうございます。
こういう所にものすごくぼくは違和感を感じるんです。カンボジアだからサービスが悪いとか必要以上に謙らないといけないとか思っているんじゃないかって。
もっとカンボジアらしさを出しても良いんじゃない
ぼくはホテルっていうのはその国の文化を反映する場所だと思っているんです。カンボジアだったらカンボジアらしいおもてなしをしたら良いんじゃないですか?日系のホテルだからってなにも全部日本みたいにする必要はないと思いますがね。
ぼくはカンボジアのホテルのサービスは好きですよ。たしかに日本のホテルのようにきめ細かいサービスはなかなかないですけど、素晴らしい笑顔で接してくれるなど日本より優れているって思う点もたくさんありますよ。
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