その日は突然やってくる。できるようになるにはひたすらやり続けるしかない

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上達の仕方コラム
上達の仕方
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いままでなんでできなかったのか不思議

新しいことをはじめると初めのうちはまったく上手くいかないことだらけ。簡単そうに見えるのに全然上手くできない。こんなことが続くと自分って才能がないのかなとか自分の不器用さにうんざりして自己嫌悪に陥ったり。そんなことってありませんか?

ぼくは不器用な方なので他の人に比べて上達は遅い方でなかなか上手くできるようにならないんです。でもね、ずっとやり続けていたらある日突然上達したんですよ。あなたもそんな経験あるでしょ?

たとえばこどもの頃の自転車。初めはまったく乗れなかったはず。ぼくだって何日もずっと全然乗れませんでしたよ。でもある日突然乗れた。そうするとどうですか?今度は今までなんで乗れなかったのかが分からなくなるんです。上手になるっていうのはそういうものなのかな。

教えてくれる人の中にはこんなことを言う人も多いですね。

“こんな簡単なこと何でできないの?”

それは言っている本人は既にできるようになったから逆にできない理由がわからないだけなんですよね。たとえば自転車を乗りこなすことができる今の自分が、練習中のこどもを見て何でこんな簡単なこともできないのかって思うのと一緒。

だから今は全然できないからってめげる必要もないし、下手だったら下手で結構。上達具合って一次関数のグラフのように同じペースで上がっていくわけじゃない。必ず停滞する時期っていうのがあって、その間へこたれずにずっとやり続けた人だけがその後急激に上達するもんなんです。そう思ってめげずにコツコツとやっていくっていうのが大事なんじゃないかな。

上達の仕方

上達の仕方

パズルがはまる感覚

はじめのうちは教えてもらった通りにやっていたつもりでも全然上手くいかない。すごく苦しい時期です。本当に自分はできるようになるんだろうかって悩みまくってしまったりも。

こんな状態が続くともう止めたくなってしまうじゃないですか。自分の上達を感じられない時って本当に辛い。でもこんな時こそ“できなくて結構”と平気でずっとやり続けたらいいんですよ。今の自分はまだできないんだって開き直ってずっとやり続ける。やり続けたらいつの日か突然できるようになるんです。

ぼくが”出来た”と感じた時、それはパズルがピッタリとはまった感じでした。”ああ、この感覚か!”ってね。これを体が覚えると次からは今まで出来なかったことが嘘のようにできるようになるんですね。この瞬間今まで苦労していたのが全部消えてしまう。めちゃくちゃ嬉しい瞬間です。

スケートがなんで滑れないのか分からない

ぼくが今まで色々とできるようになってきたものの中でパズルがはまる感覚を強烈に感じたことを一つご紹介します。それはスケートです。

アイスホッケー

アイスホッケー

もう10年近く前になるんですが友人に誘われてアイスホッケーをはじめました。とは言ってもアイススケートもしたことのないようなド素人。こんな状態でアイスホッケーなんてできるわけないじゃないですか。最低でもスケートは滑れないと話にならないということで毎週末朝から晩までスケートリンクに通い続けました。

最初は本当に恐ろしくてリンクのまわりにへばりついている状態。一時もフェンスから手が離せません。離したらこけてしまうからです。

この時いろんな人がぼくのところにやってきてスケートを教えてくれるわけです。彼らは色々と言葉で説明してくれたり、実際に滑って説明してくれたりしたんですが一向に出来るようになりませんでした。彼らも一生懸命説明してくれて自分でも理解しているつもりでやっているんですが一向にできるようにならない。それはもう悔しかったです。

そんな日が4日間くらい続いたんですよ。上手い人だったらすぐにでもフェンスを持たなくても滑れるようになるのにぼくは朝から晩までひたすら練習しても4日間もフェンスから手を離すことすらできなかった。

でもその瞬間は突然やってきました。いつもと同じように手を離して滑ろうとしたらなんか分からないけど滑れてしまったんです。この時に感じた”この感覚”は体に記憶されて、この瞬間以降今までなんで滑れなかったのか自分でもまったく分からなくなってしまったんですよ。まさにできるようになるってこういうことなんですね。体がこの感覚を覚える。何度も何度もやっているうちに体が勝手にうまくいく感覚を覚えてくれるんです。

できるようになりたいって思うなら、体がこの感覚を覚えるまで地道にやり続けないといけないってこと。途中でくじけちゃいけない。出来ないことを平気に思ってただやり続ける。これが上達する近道なんじゃないかな。

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