今日触れた水には二度と会えない
最近近くの山に行きました。ぼくが小さい頃よく遊びに行っていた場所。なんにもない広い川原にとてもきれいで透き通った川が流れてます。この川に手を突っ込んだ時にふと思ったんですよ。
今触れている水はぼくの手を離れると二度と会うことはないんだろうな。
実際にこれらの水は川を下り海に注ぎ、そのまま海を漂い世界のどこかに行ってしまう。ぼくのこの手に触れることはきっともうないでしょう。今ぼくの手に触れたのは奇跡的な出会いであったと思ったんです。
これって時間にも当てはめることができますよね。時間は川の水のようにどんどんと絶え間なく流れていく。今この瞬間は二度と戻ってくることはない。この一瞬一瞬は特別なんじゃないか?もっとこの一瞬一瞬を大切にしないといけない。
この瞬間を生きる
人生ってこの特別な”瞬間”が積み重なっているものなんです。この”瞬間”がずっと絶え間なく流れてくるから人間は”瞬間”の価値を見失っているんです。だから惰性で過ごしてしまう。この”瞬間”を次々とゴミ箱に捨てているんですよ。これって本当にもったいないし愚かなこと。
だから人間は”瞬間”をもっと意識してエネルギーを注ぎ込んで生きる必要があるんです。この”瞬間”を生きないといけない。”瞬間”を全力で生きたものだけが未来を手に入れられるんじゃないかな。全力で生きたからこそ次に見えてくるものがある、ぼくはそう思うんです。
後から後悔するなんてみっともない人間だ
“瞬間”を生きるために、やりたいと願うことはすぐにやらないといけない。周りがなんと言おうとも決めるのは自分自身。自分に向き合い自分の思う道を進む。
やりたいことを周りの意見に左右され、結局やらなかったとしますよね。年老いてから残るのはやらなかったことに対する後悔だけ。自分ができなかったのは自分にやめるように言った周りのせいだと言う。そんな人間にはなりたくないな。かっこわるい。
周りの意見を聞くのは悪い事じゃない。でも最後に決めるのは自分。自分の人生を他人に任せるなってこと。この瞬間を全力で自分が主導権を握って自分の人生を生きたい。