関東風桜餅(長命寺)発祥の地へ行ってきた
桜餅が大好きなレイです。
ぼくは生まれも育ちも関西と言うこともあって桜餅と言えば道明寺しか思い浮かびません。これが道明寺。もちもちのごはんの中にあんこが入ったお菓子です。
これが関東になると事情が違っているようで、桜餅といえば道明寺ではなく、薄皮で餡を巻いた長命寺がメジャーだそう。これが長命寺桜餅ですね。全然別物です。
桜餅好きとしては道明寺だけでなく、長命寺桜餅も食べない訳にはいきません。と言うことで関東風桜餅である長命寺桜餅の発祥の地・長命寺に桜餅を食べるためだけに行ってきました。
まずは長命寺の場所から。東京都墨田区にあるお寺で、東京スカイツリーの近くですね。
色々と行く方法はあるんですが、ぼくは東京スカイツリーのある押上駅から歩いていくことに。
押上駅のA3出口からスタート。駅を出ると右手にスカイツリーがどーん!高いですね〜。高層ビルマニアとしては心躍る高さです。ちなみに3回上ったことがあるので今回はスルーします。
まずA3出口を左手の方に曲がります。
そうするとファミリーマートのあるビルが見えてきますので、この交差点を左に曲がります。
あとはひたすらまっすぐ歩いて行きましょう!
しばらく歩くと向島三丁目交差点が見えてきます。この広い道路を横断してまだまだまっすぐ進んでいきましょう。
おっと!電柱に長命寺桜もちの看板を発見!近づいて参りましたよ。ちょっと興奮してきました。
そうこうしているうちに正面に土手が見えてきました。この土手にぶつかる手前にある信号を右折します。
しばらく道に沿ってあるいていくと左手にありました!長命寺です。
なんかイメージしていたのと違う。幼稚園も併設されているみたいです。もっと古い感じのお寺なのかなって思ってたんですが結構近代的でこじんまりしてますね。
長命寺桜もちのお店はこのお寺の裏手にあります。外をぐるっと回って行ってもいいし、このお寺を突っ切っても裏手に出ることができますよ。
長命寺の桜もきれい。
そしてこれが関東風桜餅発祥の地とも言われる長命寺の桜もちです!嬉しくてたまりません!やっと来れました!
さっそく中に入ってみることに。
3枚の葉に包まれた桜餅はもっちり感がたまらない
店内にはお目当ての桜もちを買うためにお客さんがいっぱい。みんな結構な量を買っていきます。10個とか普通に買って行ってましたよ。人気なんですね。
もちろん個数が少なくても全然OK。ぼくは1個しか買わなかったですが何の問題もなく買うことができました。
これが長命寺桜もち。
これは想像と違ってましたね。長命寺桜餅って言ったらこれ。
でもここで売られている長命寺桜もちは葉っぱが3枚ついてます。そして葉っぱに中の餅が完全に隠れているんですね。
桜の葉を外していくと中から現れたのは白いもち。てっきりピンクだと思っていたのにこれもまた意外。
横から中を覗いてみましょう。
お店は葉を外して食べることを推奨していたので、ぼくも葉を全部外して食べてみます。
もっちり!!
餡を包んでいる皮が想像以上にもっちりしていて美味しい。そして中の餡は甘さもさほど強くない。そして量も控えめで水分も少なめでパサッとした感じです。
他の店で食べた桜餅は餡の存在感が強くて重たいなって感じることが多かったんですが、ここの桜もちは軽いので良い感じ。
でも肝心の桜の香りという点においては葉をとってしまったために感じることができなかったですね。
ということで途中から葉を巻き直して食べてみます。
桜のかおりが蘇った!
でもちょっと問題が。桜の葉が思った以上に固くて口の中に残るんですよ。ちょっと葉と一緒に食べるのは厳しいかな。店が葉をとって食べるのを推奨する理由が分かりました。
もうちょっと餅自体に桜の香りがあれば良かったのになぁ。ちょっと残念。でももっちりとした食感と餡のバランスは良かったですね。上品な味わいでした。
隅田川で食べるべし!
通常は店の中でも食べることができるらしいんですが、ぼくが行った時には店内では食べられませんでした。
でもこの店のすぐ後ろには隅田川。隅田川まで行って屋外で食べるっていうのも良いもんですよ。
太陽も暖かく、風も気持ち良かったですね。やっぱり屋外で食べる桜餅は最高。
関東風桜餅の食べ歩きはこちら。
有名和菓子店の桜餅を食べまくってます。