【水戸】昭和の香り漂う飲食店が建ち並ぶ「泉町仲通り」で一夜を明かしたよ

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こんにちは、昭和の香りが漂うお店に行くのが大好きなmoriです。

今回は茨城の友人、清宮さん(@makoto_seimiya)と一緒に昭和の香り漂う泉町中通りに行ってきましたよ。

泉町仲通りのメインストリート

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泉町仲通りには昭和の香りが漂うお店が軒を連ねる

泉町仲通りは、茨城県の県庁所在地・水戸市の中心部にあるごく細い路地にある飲食店などが店を連ねる一角です。

ぼんやりと輝く赤提灯が道の両側を彩っている、なんだか落ち着く空間。

まるでこの辺り一帯が時代に取り残されたような、なんともいえない情緒あふれる空間がそこにはあります。

ここを訪れたのは、清宮さんのお知り合いでブログアーティストのソルティーこと塩畑さん(@Solty_gn)にお会いするため。

泉町仲通りで「本拠地」という場所を運営しておられます。

本拠地の外観がこちら。

本拠地

詳しい内容は本拠地のWEBサイトを見てみてくださいね。
本拠地 | 誰もが自分らしく在れる世界へ

とり一(焼き鳥)

一軒目に入ったのは焼き鳥のお店「とり一」。

お店の外観はかなり昭和の香りが漂っています。

扉は磨りガラスになっているので店の中の様子が見えないので少し入るのに勇気がいりました。

初めてのお店ってそういうものですよね。

店内に入ると思った通りの昭和の雰囲気が漂う温かみのある店内。

お店の方(男性2名、女性1名)が出迎えてくれましたよ。

入口を入ると目に入るのが大きな提灯。

鳥のとり一の入口

店内は10人ほど入ればいっぱいになるんじゃないかというくらいの広さです。

カウンター席と座敷が2テーブルあります。

座敷はかなり狭いので1テーブル2名くらいでしょうか。

カウンターの向こう側で焼き鳥など料理を作っています。いい感じで黄色に変色した手書きのメニューがいい味をだしています。

鳥のとり一のカウンター席

カウンターの上に飾られているのは断髪式の様子でしょうか。水戸泉かな?

お相撲産の断髪式の写真が飾られていた

焼き鳥のお店ですが、いろんなメニューがありますよ。

お刺身もいろいろと種類があったんですが、好きな鯛を注文しました。

鯛のお造り

肝心の焼き鳥は写真を撮るのを忘れるという失態。

5種類の焼き鳥セットを注文したのですが、おいしかったです。

食べるの忘れてしまったんですが「とりしゅうまい」が名物らしいですよ。

とり一

住所茨城県水戸市泉町3-3-6
TEL029-231-5678

「とり一」を予約する

きよ太郎(お好み焼き)

2軒目に訪ねたのが2018年8月にオープンしたばかりのお好み焼き屋さん。

2018年8月オープンのお好み焼き「きよ太郎」

このお店は昭和の香りはほとんどしないんですが、とても庶民的な明るいお店でしたよ。

L字形にカウンターが配置されているこぢんまりとしたお店。テーブル席はありません。

きよ太郎の店内

お好み焼きを鉄板で焼いていました。このお店は鉄板で焼いたお好み焼きをお皿で提供するスタイルのようですね。

鉄板で焼いてお皿で提供されるスタイル

かぼちゃのつきだしです。パセリの香りがする甘さ控えめのかぼちゃは食べたことのない味で新鮮でした。

かぼちゃのつきだし

これはミックスのお好み焼き(750円)。豚とシーフードが入っています。

ミックスお好み焼き

新作のカレー風味のお好み焼き(メニューに載っていなかったので価格不明)もいただきましたよ。カレーのスパイシーさがおいしいお好み焼きです。ビールによく合いますね。

カレー味のお好み焼き

お好み焼きはこれだけの種類が揃っています。

お好み焼き・焼きそばのラインナップ
  • 豚玉:680円
  • ミックス:750円
  • もち明太チーズ:780円
  • 豚キムチ:750円
  • モダン焼:750円
  • 焼きそば・うどん:680円

お好み焼き きよ太郎

住所水戸市泉町3−3−1
TEL029-297-1072
営業時間18:00~24:00

粋族館(スナック)

泉町仲通りにある多くのお店が閉まった深夜12時頃。

もうちょっと飲みたいなと思いお店を探していたところ、見知らぬ人が突然声をかけてきました。

男性
飲み屋を探してる?

そう言うとその男性は路地の奥の方を指さしました。

男性
この奥にバカ殿がいるから。

バカ殿?

一体なんのことやらさっぱりわかりませんが、指さされたのがこの看板。

見るからに怪しそうなお店。これが看板を見た正直な第一印象です。

粋族館の看板

提灯が煌々と輝く細い路地。この奥にバカ殿のいるお店があるだそう。

粋族館へと続く道

これはもしかしたらヤバイ店を紹介されてしまったのではないか……

お店を教えてくれた男性もそのお店に行くと言うので、一緒にお店に行くことに。

細い路地の突き当たりにバカ殿のいるお店「粋族館(すいぞくかん)」が。

粋族館の入口

めちゃくちゃドキドキしながら店内に入ると、カウンターが数席ある小さなスナックでした。

バカ殿がいると聞いて身構えていたのですが、出迎えてくれたのは穏やかな雰囲気のマスター。

粋族館の店内

男性しかいないスナック?

と思うかも知れませんが、たまたまこの日は女性が早くお店をあがったのでマスターだけなんだそう。

店内には水戸のお祭りで顔を白く塗ったマスター扮するバカ殿の写真が飾られていましたよ。

店内に飾られていたバカ殿の写真

マスター曰く、志村けんさんがバカ殿をはじめる1年半前からバカ殿をはじめたんだそう。元祖バカ殿を自負しているとのことでした。

バカ殿歴ハンパないですね。

4時間くらいお話しをいろいろと伺ったのですが、マスターは多才でとてもアクティブな方でした。

年間を通してほとんど休むことなく働いているんだそう。休みは1月1日のみと聞いてびっくり!

スナックの経営も40年以上。それ以外にも会社の顧問などいろいろと手がけているんだそうですよ。

さらに画家としても活動されていて、店内にはマスターの描いた絵が飾られていました。

これは夜桜の絵。わざわざ倉庫から出してきてくれました。とても大きな絵でしたよ。

マスターの描いた桜の絵

そして、このお店を紹介してくれた男性のお客さんもとてもいい方でした。

初対面にも関わらず、気さくに接していただいてお酒までいただいてしまいました。

旅先でこういう出会いがあると嬉しくなりますね。

結局朝方の4時まで楽しい時間を過ごしました。
泉町仲通りは夜を通してずっと楽しめるのがいいですね。

泉町仲通りへのアクセス

泉町仲通りはJR水戸駅から約2kmの場所にあります。

近くには京成百貨店や水戸芸術館がある水戸の街中です。

まとめ

水戸にある昭和の雰囲気が漂うディープな場所「泉町仲通り」。

この一角はレトロな雰囲気のお店が立ち並ぶ独特な場所。

時代をさかのぼり、昔の雰囲気に浸りたいなら一度は訪れてはいかがでしょうか。

食事が楽しめる居酒屋から、明け方まで飲めるスナックと夜を思う存分楽しめますよ。

個性的なお店が多く、楽しい時間を過ごせました。

また足を運びたくなる。そんな場所です。

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