タマネギを愛してるぼくがタマネギを褒めまくる
こんにちは。タマネギを愛してやまないレイです。
ぼくは野菜の中でも特に好きな野菜があります。それが今回取り上げるタマネギ。好きすぎて基本的には毎日食べます。時には食べすぎるくらい。
タマネギ食べすぎて口の中が痛い(´д`)
— REI MORI (@mori_rei) 2016年2月19日
タマネギはぼくにはなくてはならない野菜。いや、野菜という枠からはみ出した恋人のようなもの。
今回は黄タマネギ、新タマネギ、レッドオニオン、白たまねぎの4つについてここが好きなんだ!っていうことを告白してみようと思います。
愛しのたまねぎ1.抜群の安定感が魅力「黄たまねぎ」
まずは普通のタマネギ(黄たまねぎ)から。
あなたはぼくが一番身近に感じているタマネギです。
値段も手頃、時期に関係なく手に入る。
生で食べても、煮ても、焼いても、炒めてもOK。
さらにソースの材料にしたらうま味をもたらしてくれる。
万能野菜と言っても過言ではありません。
ぼくはあなたを毎日食べています。
食べないと心があなたを食べさせろと叫び出すくらい。
それくらい大好きなんです。
特に、この条件を満たすタマネギに出会うとぼくは興奮して飛び上がるくらい嬉しい気持ちになるんですよ。
- こぶし大の大きさ
- 皮がすっと剥ける
- 皮をむいた時、先の方が緑色になっている
- つるつる
条件1.扱いやすいサイズはこぶし大
ぼくは大きなあなたより、小さなあなたが好きです。
だって小さい方が扱いやすいから。
特にオニオンスライスを作る時、小さい方が手になじんできれいにスライスできるんです。
大きくなりすぎたあなたは切りにくい。
そして時には使い切れないことも。
あなたは新鮮な方が良いに決まってます。
できることなら皮をむいたらその日のうちに食べてしまうのが理想なんです。
もちろん大きい方が良いっていう場合もあるけど、ぼくが作る料理にはちいさなあなたが最適なんです。
条件2.皮がすっと剥けると超快感
皮を剥くとき、ぼくはあなたのお尻の部分に包丁をさっと入れ、お尻の部分を切り落とします。
そしてそのまま包丁を頭の方へ持ち上げていくんです。
そうするとお尻の方から皮がすっと剥けていく。
この時に皮がすっと剥ける時と剥けない時があるんです。
すっと剥けたら超快感。
ぼくがあなたを剥くとき、この作業がどんなに楽しみか分かりますか?
でも皮がきれいに剥けないときもあります。
途中で皮がブチブチ切れてしまう。
そんな時はぼくのテンションは地に落ちます。
はっきり言って辛い。
苦行と化してしまうのです。
条件3.緑が命を感じさせる
皮を全部剥くと中から現れてくるのはうっすらと飴色に輝くその体。
でも飴色だけではぼくは満足できません。
頭の部分にかけて飴色から緑へと色が変化していかないといけないんです。
その飴色から緑へのグラデーション。
無数の色がそこには存在しています。
そして何より緑という色が素晴らしい。
そこにぼくは命を感じるのです。若々しい命。
それが緑。
条件4.触覚を通じて感じる安心感
皮を剥いたあなたを握りしめる。
そこには何も抵抗するものがないツルツルの素肌があります。
そして、手のひらにある触覚を研ぎ澄ませて感じるんです。
この様々な抵抗が渦巻く世の中にあって、あなたの無抵抗な肌を触るととても安心できるのです。
純白で甘い新タマネギの魅力
あなたは一年のうち会える時期がもっとも短いタマネギ。
春先に店頭に並んだかと思うとあっという間に消えていく。
はかないタマネギです。
以前、ぼくはあなたのことがそんなに好きではありませんでした。
その理由は外観。
店頭に並んだあなたは泥にまみれた、決してきれいとはいえない姿。
だからいつも普通の黄タマネギを選んでたんです。
でも最近ぼくは気づいたんです。あなたの魅力に。
魅力1.一皮剥けば純白がまぶしい
あなたを買って皮を剥こうとします。
その時はなんて汚いんだろうって思ったもの。
形も普通のタマネギに比べたらブサイク。
泥も付いてるし、さらに傷みやすい。
でも一皮剥いたその瞬間、ぼくが自分の罪を認めなければなりませんでした。
泥の付いた皮のしたから出てきたのは、この上なく白い純白の素肌だったんです。
目が眩しい!
正直ショックを受けました。
と同時に嬉しかったんです。
こんな素晴らしいタマネギに出会えたってね。
魅力2.そのままでも甘い
あなたは生で食べることを全く拒みません。
普通のタマネギだったらこうはいきませんよね。
辛くて辛くてとても切ってすぐに食べることなんて無理。
でもあなたは切っても全然辛くない。
甘みすら感じるから驚きです。
ざっくりと大きく切ってそのまま食べる。
その喜びを与えられるはあなただけです。
春が過ぎ、あなたが店頭から消える日が永遠にこないで欲しい。
無理な願いですね……
華麗な赤・レッドオニオンの魅力
あなたに出会ったのはほんのつい最近。
これまではあなたの存在は知っていましたが、あなたを食べようと思ったことは一度たりともありませんでした。
なぜかって?
それはただ単に、今まであなたに触れる機会がなかっただけ。
値段も普通のタマネギと比べると高い。
色が違うだけで3倍も高いあなたを買おうと思いますか?
でも、一度あなたを食べてしまったらあなたのことが好きになってしまいました。
理由はその華麗な姿。
いえ、外観のことじゃないんです。
内面が好きなのです。
魅力1.陰気な外観とは正反対。華麗な内面をもつタマネギ
外見は言葉は悪いかもしれないですけど、深い紫のタマネギ。
ここには明るさなんてみじんも感じない。
もしろ陰気な空気さえ醸し出しています。
でもナイフを入れるとどうでしょう。
あなたの中は白と紫のストライプ。
白の方が多いので陰気どころが明るさが増しています。
これは実際にあなたを切ってみないとわからないことでした。
店ではあなたを半分にカットして売っていないので気づかなかっただけ。
あなたを薄くスライスすると本当に美しい。
サラダに入れるだけでぐっと華やかなサラダに大変身。
華麗すぎます。
最近新しく発見したこと。
それはあなたを分厚く切ってオーブンでこんがり焼くんです。
あなたの華麗な紫は、他の野菜のありふれた色の中で際立ちます。
魅力2.1個売りの希少性
普通の黄タマネギは袋やネットに入れられ売られていることが多いですね。
1個売りの場合でも、段ボールの中に山ほど積み上げられていることがほとんど。
でもあなたはネットに入れられることも、段ボールに無造作に積み上げられることもない。
たった一人で袋に入れられて売られていることが多いですよね。
あなたはその他大勢のタマネギではないんです。
選ばれたタマネギ。
純白のレアたまねぎ。白たまねぎ
ぼくが最近発見したのが君。
白たまねぎ
なんということか、気味は皮まで真っ白。
初めて見たときにはどれだけ心がときめいたか。
黄たまねぎと並ぶと、いかに気味が色白かよく分かるね。
君の最大の魅力は辛くないこと。
君を切った後、すぐに食べても全然辛くないんだ。
涙がでない……
もうたまねぎではないようだね。
辛くない君は本当にすばらしい。
ずっと君をそばに置いておきたいよ。
でも、それは無理なんだ。
だって……
君は高い!
2個で177円だよ。
さらに希少。
スーパーなんかで君を見かけることはほとんどない。
出会う機会すらないんだ……
でも、ぼくは諦めない。
君はポテンシャルの塊。
ぼくは君のことがもっともっと知りたいんだ。
さいごに
タマネギたちに対する愛情を色々と書いてみました。
きもい?
ぼくも書いててそう思いました。
でもそれだけタマネギが大好きってことです。
ここでぼくのオススメするタマネギの使い方を少しだけご紹介して終わりたいと思います。
黄タマネギ
万能!何にでも使えます。
- 薄くスライスしてサラダ
- カレーやシチュー
- 野菜炒めなど
- フライなどの揚げ物
- オーブン焼き
- すり下ろしてドレッシング
新タマネギ
甘さとみずみずしさが特徴なので生で食べるのがおすすめ。
- 分厚く切ってサラダに
- 酢に漬けてマリネ
レッドオニオン
色が鮮やかなので少量使って彩りに。
- 薄くスライスしてサラダに
- 分厚く切ってオーブン焼き
白たまねぎ
辛味がまったくないのでサラダにピッタリ!
厚めに切って食べても絶対においしいよ。