嵐山の喧騒が嘘のように静かな場所
京都の代表的な観光地・嵐山。年中観光客で大いに賑わっています。
先日嵐山に行ったんですが、平日でもなかなかの人手でしたよ。桜の時期と言うのもあって電車は満員、駅から渡月橋へ向かう道にも多くの観光客がいました。
ぼくは普段は滋賀の田舎にいるので人混みは苦手。こんな人には嵐山の人混みは結構キツいんですよねぇ。できれば静かな場所でゆっくりしたい。
そんな場所はないだろうって思われるんですが、あるんですよ。とっておきの場所が。
それは琴ヶ瀬茶屋。なんと創業100年を超える老舗!
琴ヶ瀬茶屋 | ようこそ保津川下りホームページへ(保津川遊船企業組合)
嵐山観光のメインとなる竹林、天龍寺から渡月橋を渡った対岸にこの茶屋はあります。渡月橋からさらに山の方へ行った場所なので人通りも少ないんです。
嵐電、JRから来ると渡月橋を渡って川沿いを山の方へ歩いていきます。
後ろを振り返ると渡月橋が見えます。
だんだんと人気が少なくなってきました。
道も狭くなってきましたよ。川に落ちないかちょっと不安。
見えてきました。この川岸にへばり付くようにあるのが琴ヶ瀬茶屋。道よりだいぶ下の方にあるので降りられるのか一瞬不安になります。
でもちゃんと階段があるのでご安心を。
茶屋と言うだけあって川に沿って靴を脱いで上がれる席が用意されています。いやぁ~これはリラックスできますね。快適!
早速ビール(400円)を飲みます。
げそ焼(300円)も焼きたてを持って来てくれるので旨い!
おでん(500円)も良いですね~
茶屋と言ったら団子。アツアツのあんがかかったみたらし団子(300円)。素朴な味でいい感じ。
他にも生きた川魚を天ぷらにしてくれたりもするみたいで、水槽にはたくさんの川魚が泳いでました。
ボートを漕いでご来店ください
琴ヶ瀬茶屋の面白いところは来店方法にもあります。
今回ぼくは渡月橋を渡って川の南側の道を歩いてやってきました。しかしこのルート以外にも来る方法があって、それがボートを漕いで来るというもの。
ちょうど琴ヶ瀬茶屋の対岸に小さな黄色い手漕ぎボートがあって、それを自分で漕いで川を渡るんです。ちょっとビックリですよね。
これが手漕ぎボート。
ぼくが行った時には一組のお客さんがボートでやってきました。ボートを漕ぐっていうのも慣れないと難しいようで、あっち行ったりこっち行ったりと四苦八苦されてるようでしたね。
でもかなり面白そうじゃないですか!次回はボートを漕いで行きますよ!
ドライブスルーみたいな利用法もあり
琴ヶ瀬茶屋のある場所は手漕ぎボートの利用者がたくさんいる場所。
ということでゆっくりと座って食事をするという利用法の他に、手漕ぎボートに乗ったままやってきてドリンクや食べ物を買って行くという、いわゆるドライブスルーのような使い方も出来るみたい。
何組もボートでやって来てはドリンクを買って行ってました。
ペットと一緒に来られるよ
琴ヶ瀬茶屋はなんとペットの連れ込みも可なんです。こんな感じで猫も座敷に上がってます。他のお客さんは犬を連れてきてました。
なかなかペットと一緒に食事できる店は少ないので、琴ヶ瀬茶屋はそういう意味でも貴重ですね。
琴ヶ瀬茶屋の人だと思うんですが、とんび?に餌付けをしている人もいました。
おじさんが手に持った食パンを空高くに放り投げると、とんびが上手にそれをキャッチ。食パンを掴んだまま大空に消えていきました。なんかすごいわ。
まとめ
嵐山の喧騒を忘れてのんびりしたいって人にはビックリの琴ヶ瀬茶屋。水の近くで静かに過ごせるっていうのが贅沢です。外で食べると一層美味しく感じられます。
行く時にはぜひとも手漕ぎボートを自分で漕いで行ってみると楽しいかも。