時間の経過と共に色褪せる想い
ぼくはほぼ毎日ブログなんかで文章を書いてます。そういうことを続けているうちに一つ分かってことがあるんです。それは、
記事には鮮度が大事
ってこと。特に自分の意見を発信するような内容は特に鮮度が命です。
自分の想いっていうのは、思いついた時が一番勢いがあり、相手に伝わりやすい。
時間が経てば経つほど自分は何を考えていたのか分からなくなっていくんです。そして言いたいことが良くわからないような曖昧な表現になってしまう。その結果誰にも何も伝わらないような普通の文章になってしまうんです。
みんな経験あると思いますが、トイレで用を足してる時にグッドアイデアが浮かんだとします。これは我ながら凄いぞ!って大興奮。でもトイレから出たらすっかり忘れていて何に興奮していたのかすらわからない。
この文章を書いてるまさにこの瞬間も次に書くことを忘れてしまっているくらいなんだから、何日も経った後にははじめの新鮮な気持ちなんて色褪せて霧の中に消えちゃってますよ、絶対に。
だからぼくは声を大にして言いたい。
想いが色褪せる前に書け!
ちゃんと書けなくたって気にしないことが大事
言いたいことをちゃんと伝えようとするとやっぱりしっかりと腰を据えてやらないといけないなんて思ってませんか?
家に帰って食事や風呂などやらないといけないことを全部終わらせ、完全にそのことだけに集中できるようになってからパソコンを開く。
全然ダメだから!
そんなきっちりとしてたらどんどん鮮度が落ちていくんですよ。どんどん黒ずんであなたの良さが失われる。
思いついたらすぐにやる。これ鉄則です。
- 歩いてる時に思いついたらその場に立ち止まってスマホに書き始める。
- 車の運転中だったら車を止める。
- 急いでいる時は自分が一番言いたいことだけスマホにメモ書きする。
こんな感じでぼくはできるだけ鮮度を落とさないように気をつけています。これはEvernoteに書いたメモ書きです。こんな感じで書いておくと自分がその時に何を考えていたのかが分かるので便利。
全然上手に書く必要もないし、分量を書く必要もないんです。短い文章にも自分の想いを凝縮して込められるんだったら全然OK。
上手に書いた体裁を気にしすぎた文章より、下手でも想いのこもった文章の方が人に伝わるって。大丈夫!
書けないのは熟成させるべき記事だから
逆に書きたいけど書けないってこともあります。勢いで書き始めたけど文章が書けなくなってしまった。
そんな時は一旦書くのを止めます。何故か?
それは自分の想いが自分の中でしっかりと理解できてないからなんです。自分の考えに自分が完全に納得できてないんですよ。
腑に落ちない。
そんな状態で無理矢理書いたとしてもどこかに矛盾があったり、勢いもないよくわからない文章になってしまいます。
そんな自分ですら分からなく文章を他人が理解できるのか?
否!
こういう状態に陥った時にやるべきこと、それは記事を熟成させること。しばらくその記事から離れるんです。
文章がうまく書けないのは自分の考えがちゃんとまとまっていないから。
少し時間を置くっていうのも大事。時は考えを整理させる。— REI MORI (@mori_rei) 2016年4月24日
時間をおけば自然と自分の考えも整理されるでしょう。それから改めて文章を見返して続きを書くなり、修正したらいい。
まとめ
自分の意見を主張するオピニオン記事は鮮度が命。自分の想いが劣化する前に一気に書ききる。
下手だって量が少なくたって気にしない。とにかく手を動かそう!
でもどうしても書けない時には一旦その記事から離れるのも大事。自分ですら理解できないものを他人は理解できない。記事を寝かせる勇気を持とう。