他人に振り回されない「積極的無関心」とは?
こんにちは、鬱病経験のあるレイです。
ぼくは数年前いろんな人間関係のストレスに晒された結果、精神が崩壊してボロボロになりました。
そして心療内科、カウンセリングなど専門家のサポートを受けて、ようやく立ち直りつつあります。
そんな経験を持つぼくが、人間関係でボロボロにならないための方法を色々と考えてみました。
そんな中、ぼくの行き着いた答えはこの記事のタイトルでもある「積極的無関心」です。
積極的無関心とは一体なんなのか?
それは文字通り相手に対して意識的に無関心になることです。
人間関係がなぜこれほどまでにストレスになるかって考えると、究極的には相手がいるからなんです。
相手がいなかったら人間関係のストレスなんて生まれてきません。
当たり前のことですよね。
ということは、意識的に相手をいないものとして扱ってしまえばいいんですよ。
たしかにそうですね。
相手が話しかけてきてるのに相手がいないように振る舞っていたら生きていけません。
さすがにそんなことをしろって言うつもりはありませんから。
じゃあどうするかっていうと、相手のことをどうでもいいって思うんです。
- 相手のことになんの興味も示さない。
- 相手が何を思おうがどうでもいい。
こんな風に思えば相手との摩擦によって感じていたストレスが激減します。
これはぼくが実際に実践してそう感じているので間違いない。
ただし、この「積極的無関心」は自分がストレスを感じることだけに使うようにしてください。
どんなことにでも無関心でいることは絶対に良くないですからね。
自分にとって関係の良い人との間では無関心じゃなくて、もっと積極的に関わるようにする。
自分にとって都合の悪いことには無関心を決め込んで、好きな人間関係には積極的に関わるのがうまくいくコツです。
って言われるかも知れませんが、全然それでいいんです。
すべてのことに対してまともに関わって精神が崩壊するくらいなら、自己中心的な方がまだマシです。
もっとみんな自分を愛するべきなんですよ。
他人のことを気にしない「積極的無関心」の実践方法
それではぼくが実際に行っている「積極的無関心」の実践方法を紹介します。
人間関係のストレスって直接的に何かをされたっていう場合に限りません。
相手の振る舞いなんかを見て、自分の中で相手と比較することによって発生するコンプレックスなども「人間関係のストレス」です。
これからいくつか事例を紹介しますが、結局のところ相手に対して無関心を決め込むことが重要です。
そして一番大事なことは自分の人生を自分の手でコントロールすることです。
【1】あの人は給料が○○万円だから…
給料などのお金に関する話は、もう腐るほど毎日毎日耳に入ってきます。
- 給料の話
- 宝くじに当たった
- 不労所得がどうのこうの
こんな感じでもうウンザリするほどこの世の中に溢れています。
人から聞くこともあれば、テレビ、メール、SNSなどのインターネットからも入ってきますよね。
そんな話を聞いたり目にした時、ぼくはこう考えるようにしています。
そんなお金を手にした人はそれなりの努力をしてきたんでしょう。それとも超ラッキーだった。
でもそんな事をどうこう言ったって時間の無駄でしょ?
その人のことを羨ましがっても自分にお金が入ってくるわけじゃない。
相手のことを羨ましがってるのって、相手のために自分の貴重な時間を使っていることなんですよ。もったいない!
【2】あの人の車はレクサスで、別荘も持ってるんだって
いい車を持ってるからなんなん?
別荘なんて維持するの面倒くさいやん。
ぼくは普通に車なんて走ればいいと思ってるし、別荘なんて掃除するのとか面倒くさそうやから絶対にいらない。
【3】脅迫的な要求に遭った時には逃げる
時には自分ではコントロールできないようなことが起きることも。
それは相手が実際に行動を起こしてくるような場合です。
たとえば脅迫的な要求なんかがそれですね。
- 理不尽な仕事の要求
- 金銭の要求
これはぼくの経験ですが、速攻逃げるべし!
ここで普通の人はこう考えるんです。
ぼくもそう考えました。
そして無理して働きつづけたり、借金してまでお金を渡した結果、自分自身を崩壊させてしまうことになったんです。
だからぼくはもう世間的に見て「良い人」を演じるのは止めました。
そこまで自分を犠牲にしたって何も良いことないんですって。
これは本当に知ってほしいことですが、こうした無理をするってことは自分を崩壊させるだけでは済まないんです。
自分の大事なものも一緒に壊してしまう。
大切な人間関係もね。
だからこそ、自分が耐えられないと思ったら逃げるんです。
逃げることは悪いことじゃない。
逃げろ!
無関心になれない?誰もあなたのことを気にはしていないから大丈夫!
相手に無関心になることを恐れてはいけない。
いや、恐れる必要なんてないんです。
だって、誰もあなたのことなんて気にかけてないから。
ぼくも含めて多くの人は自意識過剰です。
自分が何かをすると、相手は自分の行動を気にする思い込んでます。
そうです、思い込んでるんです。
誰も自分のやったことなんて本気で気にしてなんかいないんですよ。
それを相手がどう思っているか気にして相手の顔色を伺って生きる。
なにやってんだ!ですよ。
人生の貴重な時間の浪費です。
Time is money!
もっと自己中になって自分を愛そう!
ぼくはこの「積極的無関心」で言いたかったこと。これは、
もっと自分を愛そう
ってこと。
みんな人間として生まれて来たからには自分の人生を生きないといけない。
でもそうやって自分の人生を自分主導で生きている人ってほんの一握りだけなんじゃないかな。
多くの人は他人の顔色を伺って生きています。
人間関係に疲れるっていうことは他人に振り回されているってこと。
つまり自分の人生を生きていないってことなんです。
そんなのって全然楽しくないじゃない?
もっと自分の人生を生きることが大事。
もっともっと自分を大事にしないとね。
だからこそもっと自分を愛せるように「積極的無関心」でいたいと思うのです。