こんにちは、レイです。
ぼくは小学生、中学生~高校生の時に少しだけピアノを習っていました。
そして大人になってからまたピアノを再開したので、大人のピアノの楽しさについて書いてみたいと思います。
ぼくのピアノ暦
ピアノを習っていた言うものの、小学生の頃は練習が嫌いでほとんど練習しませんでしたね。
親に練習しなさい!って怒られて、にんじんをかじって泣きながら練習させられたのだけ覚えています。
こんな調子だから、ピアノ初心者が取り組む練習曲「バイエル」すら終了していません。
当然嫌になって止めちゃいましたよ。だって面白くないんだから。
それから月日が流れ、中学生になったぼくにある出会いが訪れました。
テレビから流れてきたモーツァルトのトルコ行進曲。
バイエルが終わってないけど、トルコ行進曲が弾きたいと一心で猛練習。
そのあともいろんな曲を弾いてピアノの楽しさを初めて知ったのがこの時期です。
それから仕事などもあって20年近く、ピアノを弾く機会がほとんどありませんでした。
ところがふとしたきっかけでまたピアノが弾きたくなり、30代最後の歳で再びピアノを始めることに。
おじさんの歳になったけど、ピアノは本当に楽しいなって心から思います。
ピアノを再び始めるきっかけはカツァリス
ピアノとは距離を置いた生活を送っていた時、ふとYouTubeを見ていたら偶然一人のピアニストが目に飛び込んで来たんです。
彼の名前はシプリアン・カツァリス。フランスのピアニストです。
ぼくがピアノを熱心にやっていた頃、NHKの「ショパンを弾く」という番組をよく見ていました。
ショパンの有名な曲をカツァリスさんが指導するという内容です。
この時のインパクトが強烈でずっと頭の中に残っていたんでしょう。
当時は彼の独特の風貌に衝撃を受けたんですが、それ以上にとても楽しそうにピアノを弾く姿に心打たれましたね。
彼の姿を見ているうちに、また楽しくピアノが弾きたいなって思ったんです。
カツァリスさんの英雄ポロネーズ
ピアノ再開の理由は憧れの曲が弾きたいから
ピアノを再開する理由はカツァリスさんの楽しそうに演奏する姿に心打たれたこともありますが、もう一つ大きな理由があります。
それが憧れの曲を死ぬまでに弾きたいと思ったからです。
高校生の頃にはショパンに憧れて色んな曲に挑戦しました。
- ワルツ6番(子犬のワルツ)
- ワルツ7番
- ポロネーズ3番(軍隊)
- ポロネーズ6番(英雄)
- エチュードop10-3番(別れの曲)
- エチュードop10-12番(革命)
- 前奏曲15番(雨だれ)
ある程度弾けるようになった曲もあれば、なんだかなぁっていう程度しか弾けるようにならなかったものも。
こんな感じだったんですが、挑戦したものの全く歯が立たなかった曲があるんです。
エチュードop10-4
あまりの難しさに絶望したショパンの難曲
めちゃくちゃ高速で嵐のように弾くこのエチュードは憧れの曲。
いつか弾けるようになりたいって思ってたんです。
死ぬまでにこの曲を弾けるようになりたい。
今、挑戦しないと一生後悔すると思いましたね。
この曲を弾けるようになるのが、大人になってからピアノをはじめる最大の動機だったんです。
ピアノを再開して初めて弾く「軍隊ポロネーズ」
ショパンのエチュードを弾きたいといっても20年もブランクがあるので無謀にもほどがあります。
エチュードというのは「練習曲」という意味なんですが、ショパンのエチュードって恐ろしく難しいんです。
レイ
今やったら指が壊れる
全音楽譜出版社が曲を難易度でランク付けしてるんですが、ショパンのエチュードは上級上と最高難易度です。
いきなりこんな無謀なことをするより、昔弾いてた曲をもう一度弾けるようになってからの方がいいと判断。
ということで、まずは「軍隊ポロネーズ」に決定。
ぼくはある程度手の大きさもあるので、オクターブを弾くのはそんなに苦ではありません。
曲の構成もシンプルなので弾きやすそうかなというのがこの曲を選んだ理由です。
先生に軍隊ポロネーズを弾きたいと言ったら意外にもあっさりOKをもらえました。
大人のピアノ教室の良さは?
大人になってピアノをはじめるなら、ちゃんと習った方がいいと思います。
独学でやってしまうと間違いにも気づかないし、変なクセがついてしまって後から激しく後悔する可能性があるから。
だからピアノ教室に通うのが一番。
ぼくは子どもの頃にピアノ教室に通ってましたが、大人のピアノ教室はもっと楽しいって感じてます。
大人のピアノ教室の良さってなんだろう?
一番の良さは好きな曲をやらせてくれることですね。
多少難しい曲だとしても、好きな曲を楽しんでやらせてもらえるのが大人のピアノ教室の最大の良いところ。
子どもの頃に通っていたピアノ教室は、とにかくテクニックなどの技術的な練習が多くてすごく退屈だったんです。
もちろん技術がなければ難しい曲は弾けないので間違ってはないんですが、ピアノの楽しみたいという点では苦痛でした。
大人のピアノ教室は技術はともかく、楽しくピアノをやりましょうという点を重視しています。
だから好きな曲を練習できて、楽しくピアノが弾けるのは最高ですよ。
ぼくが今通ってるピアノ教室は1ヶ月に2時間レッスンを受けられるというもの。
ピアノ教室にもよりますが、柔軟にレッスン日を決められるところもあります。
特に仕事がある社会人にとって、固定日ではなくて柔軟に予定を組んで練習ができるのはとても助かります。
個人レッスンなのでピアノを昔やっていた人も、ピアノを触ったことのない人も個人のレベルに合わせてレッスンを受けられるので嬉しいですね。
ネットで簡単にピアノ教室が探せますよ。
ピアノをやるなら88鍵がおすすめ。
あとから難しい曲に挑戦したくなった時、鍵盤が足らなくなる心配がありません。
夜でも誰にも気兼ねなく練習できる電子ピアノがおすすめです。
通信講座は費用の安さと時間の融通がメリット
ピアノ教室はレッスンの予約をとって、教室まで行かないといけません。
外に出られない、仕事の予定がなかなかわからない。
そんな人には通信講座がおすすめ。
DVDやテキストを使って学べるから、教室まで行く必要がありません。
自分のペースでOKなんで、急に仕事が入ってレッスンに行けなくなる心配もなりませんよね。
夜中だって好きな時間に練習できます。
もちろんプロの先生が動画などを駆使して、初心者でも一からピアノが弾けるように教えてくれます。
デメリットは直接レッスンを見てもらえるわけじゃないので、間違った場所などを指摘してもらえないことくらいでしょうか。
病気が蔓延している時などは、家から一歩も出ずに練習できる通信講座がベストだと思います。
さいごに
子どもの頃、大人になってからもピアノを楽しんできました。
ピアノ曲を聴くのも楽しいですけど、やっぱり自分で弾けるようになるともっと楽しいです。
これまでいろんなことをやってきましたが、ピアノは本当にやって良かったなってしみじみ思いますね。
きっと死ぬまでやり続けると思います。
大人のピアノは好きな曲を自分のペースで練習できるので、子どものピアノとはまた違った世界。
ピアノ初心者も全国各地にピアノ教室はあるし、場所や時間にとらわれずに練習できる通信講座だってあります。
本当に生涯続けていける趣味になるので、ひとりでも多くの人がピアノを楽しんでくれると最高です!
全国のピアノ教室はこちらから探せます。
プロが教える初心者からのピアノ通信講座はこちら。
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