インドネシア・スマトラ島にあるプカンバルに行ってきました。

さっぱり位置関係がわからない
そうですよね。
プカンバルがどこにあるのか地図で見てみましょう。
クアラルンプールやシンガポールから近い場所にある街で、人口は100万人を超える大都市です。
クアラルンプールからはたったの50分くらいで行けてしまう街ですよ。
北緯0度32分なので、ほぼ赤道の上にある街ですね。
これはプカンバルにある大きなモスク。
このページでは、プカンバルの空港に到着してからホテルへ行く方法を詳しく紹介していきます。
飛行機から降りて入国審査へ
飛行機は高度を下げながらどんどん地上に近づいていきます。
空港のまわりは普通の街。
たくさんの建物が建っているところへ飛行機が降りていくので、ちょっぴり不安になりましたが無事に空港に着陸。
滑走路はなんとなく短いような気もするし、まわりの景色もなんとなく素朴な感じ。
言い方が少し悪いかも知れないけど、ちょっと古めかしい空港っていうのが第一印象でしたね。
飛行機から降りる時には、階段「タラップ」で地上に降りてターミナルまで歩くんじゃないかと不安になったりも。
実際にはボーディングブリッジがあったので、ターミナルビルには簡単に移動できてほっとしました。
飛行機から降りると通路は一本道。
他の乗客と同じ方向に歩いていけば迷うことはまずありません。
しばらく行くと人だかりが見えてきました。
これは入国審査待ちの列です。
なんでこんなに人が並んでいるのか?
その理由は簡単で、入国審査場がとても小っちゃかったからですよ。
ぼくが行った時は、窓口が2箇所しか空いてませんでした。

レイ
そりゃあ混むよな
すぐにでも入国審査を通過したいところですが、その前に確認しておかないといけないのはビザです。
インドネシアは滞在目的によってビザが必要
インドネシアに入国する時にはビザが必要です。
ただし次の条件すべてに当てはまる場合にはビザが免除されます。
- 日本国籍
- 30日以内の観光
到着ビザを取得する場合に必要な費用は35USD(アメリカドル)。カード払いは不可で現金のみです。
詳細はVisa | KBRI Tokyo を確認してください。
ビザが必要な場合には、入国審査の列に並ぶ前に「到着ビザ」を取得してください。
ビザの取得は、入国審査の手前に窓口がありますよ。
入国審査の手前で立ち止まってるとすぐに係の人が近づいてきました。

どこからきた?

何日滞在する?観光?仕事?
ぼくの場合は3日間の観光だったのでそのまま入国審査の方へ並ぶように言われました。
ビザが必要ならそのままビザの窓口に案内されるはず。
入国審査ではパスポートを担当官に渡します。
入国カードを書かないといけないと思いがちですが、入国カードは必要なくなったみたいですね。
入国審査では色々と質問されましたよ。
ぼくが聞かれたことはこれです。
- 何日間の滞在か?
- 仕事での滞在か観光での滞在か?
- 友達に会うのか?
- プカンバルは初めてなのか?
質問は全部英語です。
質問をちゃんと答えたら入国審査は終了。
預けた荷物を受け取る
入国審査が終わると、そのまま下の階へ降ります。
荷物を預けていたらここで荷物を受け取ってくださいね。
税関申告書を記入して荷物をエックス線検査を受ける
荷物を受け取ったら最後に通過するのは税関です。
税関を通る通る時には「税関申告書」を担当官に渡さないといけません。
税関申告書
この書類は飛行機の中で配ってくれるので、フライトの途中に書いておくとあとあと楽。
ぼくは思いきり爆睡していたので、この書類を受け取れませんでした。
でもご安心を。
税関申告書は税関の手前のテーブルにあるので、必要事項を記入してくださいね。
一般的に税関というと、さっと通過できるイメージがありますよね。
でも、今回はなぜか長蛇の列ができていたんです。
列の先頭を見ると、どうやら荷物を全部X線検査にかけてるみたい。
全員の荷物をX線で検査するんだから時間がかかるのは当然ですよね。
さらにX線検査機も1台しかなかったからそれはもう混みまくり。
この検査がとにかく厳しかったんです。
- ポケットのものはすべて出す
- 身につけている金属類はすべて外す(ベルトも)
- 上着を脱ぐ
びっくりしたのは着てたパーカーまで脱ぐように言われてことですね。
いままでこんなこと言われたことなかったんでビックリです。
結構厳重にチェックされてるんだなっていうのが感じました。
税関のチェックはその都度違う
プカンバルの空港をよく利用している友人に聞くと、税関の検査はその都度厳しさが違うそうです。
ほとんどノーチェックで通してくれる時もあれば、今回のようにとても厳しいこともあるんだそう。
今回のこの厳しさはラマダンの時期ということで、この時期に増えるとされるテロ防止にも関係があったのかもしれませんね。
1階タクシーカウンターでタクシーを手配する
税関を通り過ぎるとようやく自由!
そんな感じしませんか?
税関を通過して出てきた場所は空港の2階です。
ここからタクシーに乗ってホテルへ向かいますよ。
タクシー乗り場は1階にあるので、「出口」の案内板を探して1階へ降りていきましょう。
出口は一番端にありますよ。
2階から1階へ坂を下りていくようなエスカレーターが目の前に現れます。
それに乗って1階へ。
1階に到着したら、すぐ左前方にいくつかのカウンターが見えます。
これがタクシーのカウンター。
スタッフの人が「タクシー タクシー」と連呼しているので、一発でタクシーカウンターだと分かりますよ。
ここでタクシーを手配してもらいます。
タクシーに乗るまでの流れはこんな感じ。
- 行き先のホテルを伝える
- 5,000ルピアを支払う
- チケットを受け取る
- タクシードライバーがやってくるのでタクシーまで歩いて行って乗車
- ホテルまでタクシーに乗る
- 降車時に所定のお金(だいたい40,000ルピア)を払う
詳しく説明していきますね。
まずカウンターで行きたいホテル名をスタッフに伝えます。
ここで簡単な説明があります。
説明といってもごく簡単。
ここで5,000ルピアを払ってくださいってことを言われるくらいです。
最初にこのタクシーのカウンターで5,000ルピアを支払います。
お金を支払うとチケットのような紙を1枚くれるので受け取ってください。
すぐにスタッフがタクシードライバーを呼んでくれるので、ドライバーの案内でタクシーまで移動します。
タクシーはすぐ前の道路に止まっているので、荷物がたくさんあっても移動は楽です。
ドライバーの行き先のホテルをもう知っているので、こちらから特に言うことはありませんよ。
ちょっと不安に思ったことは、タクシーが走り出してもメーターを使っていなかったこと。

レイ
ぼったくられるかも!
不安になったんですぐに聞きましたよ。

レイ
メーター使ってる?
ドライバーに確認したところ、タクシーカウンターでもらった紙を指さして「4万ルピアでいい」っていうことだったんで一安心。
※空港から遠いホテルだともう少しお金がかかるかもしれません。
あとは何事もなくホテルまで運転してくれて無事にチェックインできました。
スムーズに移動するためには、泊まるホテルも気をつけたほうが良いかもしれません。
タクシーカウンターでホテル名を言うんだけど、その時にちゃんと分かってくるような比較的大きめのホテルを予約しておくのがいいんじゃないかな。
ちなみにぼくは「ウィズ ホテル スディルマ ペカンバル」に泊まりました。
まとめ
プカンバルの空港から入国して、タクシーでホテルに行くまでを紹介しました。
もう一度要点だけをまとめておきますね。
- 入国審査では入国カードの提出は不要でパスポートだけ渡す
- 入国審査では簡単質問をされるので答えられるようする
- 税関では荷物のチャックが厳しい時もあるので、時間には余裕をもっておく
- 空港のタクシーは最初に5,000ルピア、ホテルまで40,000ルピアほど必要
- タクシードライバーが迷わないように大きめなホテルを予約しておく方が安心
それではプカンバルを楽しんでください!
今回宿泊したのは「ウィズ ホテル スディルマ ペカンバル」
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