カンボジア料理を食べる時には野菜を積極的に!栄養バランスに気をつけて食事を楽しもう

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カンボジア
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カンボジア料理は栄養バランスが悪いものが多い

カンボジア料理は栄養バランスが悪いものが多いんです。

たとえば朝ごはんを例に出しますね。

カンボジアの朝ごはんには、焼いた豚肉を白ごはんにのせた料理(バイサイチュルーク)があります。

バイサイチュルーク

食材を見てみるとメインはこの3つだけ。

  • 白ごはん
  • 豚肉
  • たまご

野菜は入っていませんよね。
あえて言うならタレの中に入ってるニンニクやネギくらいなもんです。

お腹は膨れるかもしれませんが栄養は全然足りてません。特に野菜が不足しています。

たくさんの種類の食材を少量ずつ食べる日本のごはんと違って、カンボジアのごはんは白ごはんをたくさん食べて、おかず(それも少ない種類の食材でできれいる)はちょっと。

米を食べるためのおかずといった印象を強く受けます。

実際にカンボジアの一般的な家庭にお邪魔したのですが、基本は米なんです。

その米を食べるために肉や魚といった動物性のタンパク質を取っています。

もちろん野菜もあるのですが、野菜はあくまでも脇役の場合が多いと感じました。

カンボジアでは何も考えずに食事をしていると、ほぼ必ず野菜不足に陥ります。

カンボジアで保健支援をしている楠川さんも、カンボジアは圧倒的に栄養が足りていないとおっしゃっています。

ちなみに楠川さんは元看護師で、現在はNGOをカンボジアで立ち上げて子どもを中心とした保健の支援をされている方です。

詳しくは「【前編】家さえも捨てて単身カンボジアへ!香川の元看護師・楠川富子さんの活動を見てきたよ 」で詳しく紹介しています。

意識的に野菜を食べるようにすることがカンボジアで健康的に暮らす秘訣

カンボジアで健康に暮らすためには、まずは食事をしっかりと見直してみましょう。

さっきも例に挙げた「バイサイチュルーク(焼豚のせごはん)」を見てみましょう。

実はこのバイサイチュルークは多くの場合、お漬物がついてきます。

バイサイチュルーク

漬物といってもしっかりと漬け込んだ日本のようなお漬物と違って、浅漬けのような感じです。

きゅうり、にんじん、大根などを甘酢に軽くつけた爽やかな味わいのお漬物。

ごはんと一緒に食べる人もいるし食べない人も。

こういう機会にこそ、野菜もしっかりと食べたいものですね。
野菜の栄養がとれるばかりでなく、油の多い豚肉料理をさっぱりとさせる効果もあります。

あと、おすすめなのがスープです。

カンボジアでは「ソムロー」といって、いろんな具材を煮込んだスープをよく食べます。

このスープにはたくさんの種類の野菜が使われるので、野菜を積極的に摂るならスープがおすすめです。

  • カレー風味
  • さっぱりとした塩味
  • レモングラスを使った酸味のあるもの

など本当にいろんなスープがありますよ。

これはカレー風味のスープ「ソムローカリー」。パンと一緒にいただきます。

カンボジアのカレー風味スープ

カンボジア風の食べ方は、ごはんにスープをかけて一緒に食べます。
これが結構おいしいんです。

お店の店頭に鍋が並んでいるのを見かけたらぜひ中を覗いてみてください。
本当にいろんなスープがあるのがわかります。

ぼくのおすすめスープは「ソムローコーコー」。
これは海苔が入ったスープで、塩味であっさりとしています。

有名なカンボジア料理レストラン「クメールスリン」では、春雨とたっぷりの野菜が入ったスープも食べられますよ。

野菜たっぷりの春雨スープ

とにかく積極的に野菜を摂るようにしたいですね。

在住者なら自炊もおすすめ

カンボジアに住んでいるなら自炊をするのもおすすめです。

スーパーにいくとたくさんの野菜が並んでいます。

スーパーマーケットにならぶ野菜

好きな野菜をかってサラダにするもよし、炒め物や煮物なんかも作れます。

カンボジアにはイオンモールもあるので、日本の食材も簡単に手に入りますよ。
自分の口にあった料理を自分で作るのも楽しいです。

ぼくがカンボジアに住んでいた時にはかなり自炊をしていました。

圧力鍋を買ったのでよく煮物は作っていましたよ。

カンボジアでも圧力鍋は売ってますが、べらぼうに高いか、これで本当に大丈夫?っていう両極端のものが多かったです。
長期滞在するなら日本から持って行くと安心です。

手頃な価格ならパール金属の圧力鍋がおすすめ。ぼくも今実際に使っていますが手入れも楽でおすすめ。

圧力鍋の使い方は「圧力鍋(パール金属)の使い方を写真付きで徹底解説。正しく使えば怖くないよ! 」で詳しく紹介しています。

野菜不足の時にはサプリメントも使います

どうしても偏った食事になってしまうこともたしかにあります。

これは確かな情報かは分からないんですが、カンボジアの友人の話では「カンボジアの野菜は栄養が少ない」んだそう。

念のためといってはなんですが、サプリメントも摂るようにして身体の調子を整えるのもひとつの手ですね。

まとめ

カンボジアの料理は日本の食事と比べて、少ない種類の食材を使ったおかずで白ごはんをたくさん食べるものが多いです。

でんぷんなどの糖類、肉や魚などからのタンパク質は多く摂れるのですが、どうしても野菜からのビタミンや食物繊維類は不足しがち。

カンボジアでおいしい料理を堪能したいですが、その時には少しでも野菜を摂ることを意識するようにしています。

野菜のたっぷり入ったスープは特におすすめ。
優しい味のスープがカンボジアには多いので、日本人でもおいしいと感じられるはず。

長期滞在者なら自炊するのもいいですね。
たっぷり野菜の入った日本食をたまに作って食べるのもいいもんですよ。

それでも心配ならサプリメント。
おまじないのような感覚で使っています。

あくまで食事がメイン。
サプリは食事の不足分を補うために使っています。

それでは楽しいカンボジアライフを!

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