滋賀県大津市にある石山寺に行ってきました。
ここは紫式部が源氏物語を起筆した場所としても有名なお寺です。
![石山寺](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2017/04/Ishiyamatdera1-546x364.jpg)
お寺には源氏の間があって、紫式部の人形やロボットまでありました。
![](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2019/04/ishiyamadera_20-546x410.jpg)
こういう有名なお寺には必ずといっていいほど名物が存在します。
石山寺にもいくつか名物のお菓子があるんですが、今回は揚げみたらしを紹介しますね。
![揚げみたらし](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2021/03/age-mitarashi-7-546x364.jpg)
このだんごを作っているのは「ほたるの里」さんです。
石山寺で食べられる新食感のみたらしだんご
みたらしだんごはもちろん知っていますよね?
だんごにたっぷりのしょうゆ餡をかけたもので、発祥は京都の下鴨神社近くの「加茂みたらし茶屋」と言われています。
![](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2018/03/mitarashi-dango_01-546x410.jpg)
このみたらしだんごを、揚げただんごで作ったものが「揚げみたらし」です。
お店は石山寺の門の目の前。石山寺寺前浪漫にあります。
![ほたるの里 石山寺寺前浪漫店](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2021/03/age-mitarashi-1-546x364.jpg)
お店によると、この揚げみたらしを食べられるのは滋賀ではここだけ。全国でも3ヶ所しかないんだそう。
![ほたるの里 石山寺寺前浪漫店](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2021/03/age-mitarashi-2-546x728.jpg)
そんなことを言われたら食べたくなっちゃいます。
限定ものに弱いのです。
揚げみたらしを食べてみた
揚げみたらしは揚げたての熱々をお店の前で食べてもいいし、持ち帰りもできます。
ぼくが行った時には3種類のだんごがありました。
- しょうゆ
- きなこ
- 金時あずき
![揚げみたらしのメニュー](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2021/03/age-mitarashi-4-546x378.jpg)
全部食べたかったんですが、1本が結構な大きさなので2種類だけ食べることに。
季節限定のだんごもあるみたいなんで、他の季節にも行ってみたいな。
自家製 醤油だれ
かりっと揚げただんごは、あの白い姿ではありませんでした。
油で揚げられた表面はゴツゴツとしてしたちょっと硬そうな見た目になってます。
![揚げみたらし(自家製醤油だれ)](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2021/03/age-mitarashi-5-546x364.jpg)
だんごは1粒が大きくてボリュームがありますね。
さすがに揚げたてだけあって、ちょっと湯気がたってました。
だんごは油から引き揚げらると、すぐにとろっとした醤油だれにドボン。
たっぷりトロトロのタレがだんごを包みます。
熱々のだんごを口へ運びましょう。
食べた瞬間はカリッとした、まさに揚げただんごの食感でした。
でもだんごの中はほどよくやわらかであったかいです。
たれは見た目より味がしっかりとしていて、甘辛い醤油だれでしたよ。
1本150円(税込)です。
特撰 きな粉
揚げただんごにたっぷりのきなこがかかってます。
![揚げみたらし(特撰きな粉)](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2021/03/age-mitarashi-6-546x364.jpg)
醤油だれが甘辛かったのに対して、きな粉は香ばしくて甘いだんごでした。
だんごはカリッとした食感。
たっぷりふりかけられているきな粉は甘めで、大豆の香ばしさがとてもよく感じられるおいしいきな粉です。
砂糖の量も結構なもんだろうって感じました。だってザクザクした食感が際立ってたから。
きな粉だけなら普通はザクザク食感なんてありえません。粗挽ききな粉なんて聞いたことないし。
そうだとしたら砂糖しかないです。この心地いいザクザクはきっと砂糖でしょう。
しっかりとした甘さがあるにもかかわらず、あっさりした味わいなのでいくらでも食べられますね。
これは病みつきになってしまいそうなおいしさです。
だんごにかかっているきな粉はたっぷりなので、だんごを食べるだけでは確実に残ってしまいます。
もったいないので残ったきな粉もぜんぶ食べました。
容器の底にたまったきな粉。どうやって食べるか。
顔を容器に近づけて舌でペロペロ。
いい大人が屋外で舌をペロペロしてきな粉を食べるのはどうかとは思いますが、おいしいので仕方ないです。
ここで食べなければゴミ。食べればぼくの身体の一部になるのです。
食べない理由はありません。
個人的には醤油だれよりきな粉ですね。
1本150円(税込)です。
金時あんこ
一番食べたかったけど、値段が高かったので食べなかったのが金時あんこです。
醤油だれときな粉が1本150円なのに対して、金時あんこは250円と高価。
これも絶対においしいでしょうね。
写真を見るとたっぷりのつぶあんがだんごの上にのってます。
これは次回のおたのしみということで。
購入時の注意
だんごはお店で食べる時には1本からでも注文できますが、持ち帰りの場合には1種類2本からなのでご注意を。
注文を受けてから揚げるので、ちょっとだけ時間がかかるので時間に余裕をもって買うのをおすすめします。
支払いは現金のほか、PayPayも使えましたよ。
このお店は揚げみたらしの他にも、滋賀県のお土産がいくつか置いてます。
![ほたるの里 石山寺寺前浪漫店のお土産](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2021/03/age-mitarashi-3-546x572.jpg)
個人的には赤こんにゃくが好き。
ほたるの里の営業時間など
このお店は不定休なので、行く時には事前に確認すると安心です。
ほたるの里 石山寺寺前浪漫店
住所 | 滋賀県大津市石山寺1-576-3 |
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TEL | 077-531-2180 |
営業時間 | 10:00~16:30 季節によっては夜間営業する時もあり |
定休日 | 不定休 |
石山寺名物いろいろ
石山寺の門前にはいろんな名物があります。
今回紹介した揚げみたらし以外の名物もさくっと紹介しておきます。
石餅
![石餅](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2018/03/ishimochi_02-546x391.jpg)
全国的に有名な和菓子屋さん「叶 匠壽庵」。
一番有名なお菓子は「あも」ですが、石山寺限定商品「石餅」がおすすめです。
やわらかなお餅につぶあんがたっぷりのってます。ぜんざいもおいしい!
たばしる
![](https://moori.musyozoku.com/wp-content/uploads/2017/07/tabashiru9-546x415.jpg)
茶丈藤村の看板メニュー。
薄いお餅の中にゴロゴロと大粒の小豆とくるみが入ってます。
石山寺プリン
令和になって新たに登場したプリン専門店。
滋賀県の素材にこだわったたくさんのプリンが購入できますよ。
とろとろ食感のプリンです。