「埋れ木 御濃茶」は強い苦みの抹茶と上品なこしあんが最高の彦根の銘菓

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埋れ木 御濃茶の断面和菓子
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こんにちは、お菓子を食べるのが大好きなレイです。

このページでは滋賀・彦根を代表する銘菓「埋れ木」の季節限定品「埋れ木 御濃茶」を紹介しますね。

埋れ木 御濃茶
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井伊直弼にちなんだお菓子「埋れ木」

滋賀県の北東部にある彦根はひこにゃんで有名な町。

今ではひこにゃんグッズであふれかえっている印象ですが、この町はもともと彦根藩があった場所で天守が国宝に指定されている彦根城もあります。

彦根城
彦根城

この彦根藩の藩主で有名な人物といえば井伊直弼

学校の教科書にも必ず出てくる人物ですが、彼にちなんで作られたお菓子が「埋れ木」です。

埋れ木

このお菓子は井伊直弼が彦根藩主になるまで15年間過ごした「埋木舎(うもれぎのや)」から名づけられました。

手がけるのは文化6年(1809)創業の老舗・いと重菓舗。

いと重菓舗本店
いと重菓舗 本店

もちろんこの「埋れ木」がこの店を代表するお菓子ですよ。

ていねいに炊いた手亡豆をやわらかな求肥で包んで、抹茶と和三盆糖で包んだとても上品な和菓子です。

埋れ木の紹介
湖国銘菓「埋れ木」
埋れ木の由来
埋れ木の由来

「埋れ木」は一年中購入できますが、今回紹介する「埋れ木 御濃茶」は季節限定品。この他にもきなこもありました。

埋れ木 御濃茶ときなこ

ぼくは12月にいと重菓舗の本店で購入しました。

埋れ木 御濃茶

「埋れ木」と比べて抹茶をふんだんに使用した贅沢なお菓子です。

埋れ木 御濃茶の説明

濃厚な苦みは抹茶好きにはたまらない

「埋れ木 御濃茶」のパッケージはとてもシンプル。

御濃茶らしい深い緑色が印象的ですね。

埋れ木 御濃茶

包み紙を開けると色えんぴつで描いたようなかわいい植物が目に飛び込んできましたよ。

埋れ木御濃茶の箱

ふたを開けると中には埋れ木の説明書き。

埋れ木御濃茶の開封写真

食べる前に埋れ木の歴史を知るのもいいですね。

埋れ木の紹介

そしてこちらが「埋れ木 御濃茶」です。

埋れ木 御濃茶の開封写真

パッケージを開けてると抹茶のいい香りがふわっと漂ってきました。

爽やかでちょっと苦味を感じる香りが頭の後ろの方をすっと抜けていくように感じて、なんか心地よかったです。

「埋れ木 御濃茶」は思ったより小さいお菓子でした。

だいたい直径が3.5cmぐらいで、まわりには深い緑色の抹茶糖がたっぷりとかかってます。

埋れ木 御濃茶

触って感じたのは、思ったよりしっかりとして硬さがあるなってこと。

中にはちょっと赤みがかった手亡豆のこしあん。

埋れ木 御濃茶の断面

緑の抹茶糖からはすごく濃厚な抹茶の香りがして、お茶のいい香りと苦味を感じます。

ぱっと見た感じでは、この抹茶糖はすぐにボロボロとこぼれてしまいそう。

ところが、抹茶糖はしっかりとお餅についていて、ちょっとやちょっとで粉が落ちないようになってます。

レイ

すごく食べやすかったですよ。

「埋れ木」は一番外側に抹茶糖で、その中に求肥のお餅、こしあんが入ってます。

お餅は薄くて5ミリぐらいかな。一方あんこはたっぷりで食べ応え満点です。

一口目、食べた瞬間に感じるのは食感のおもしろさ。

抹茶糖は口の中でシャキシャキとした食感を生み出します。

この予想外の食感に驚き、続いて抹茶の濃厚な香りと苦味が口の中に広がっていくんです。

食べる時に舌を抹茶糖に触れるかどうかでも味もまったく違ってきます。

舌を触れるとかなり苦い抹茶が楽しめます。

触れなかった場合にはそれほど苦味は感じず、抹茶の香りがいっぱい楽しめるんです。

ここは苦いのが得意か苦手かで食べ方を選ぶといいでしょう。

苦い抹茶が好きなら、抹茶にしっかり触れてから食べるのがおすすめ。

中に入っているこしあんはとっても上品で、抹茶の苦味があるからこそこしあんの甘さが生きているような感じがします。

小さなお菓子ですが、とても上品で美味しかったですよ。

「埋れ木 御濃茶」の詳細情報

「埋れ木 御濃茶」は、いと重菓舗で購入できます。

いと重菓舗のオンラインショップを利用したら、滋賀に行かなくても埋れ木が食べられますよ。

カロリーは1個あたり103kcal、日持ちは約1週間です。

埋れ木御濃茶の食品表示
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