小笠原 父島から母島へ行く方法

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ははじま丸国内旅行
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小笠原は父島がメインアイランド。

東京からの定期船「おがさわら丸」も父島へ到着します。

父島はいろいろと見どころがあって十分楽しめますが、せっかく小笠原まで来たのなら母島にも行きたいですね。

母島は父島から南へ約59km離れた場所にある島で、父島よりもっと静かな場所でしたよ。

「明日へ」の像

そんな自然がいっぱいの母島への行き方を紹介します。

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父島と母島を結ぶ定期船「ははじま丸」

父島から母島へは定期船「ははじま丸」を利用します。

ははじま丸

だいたい1日1便、父島と母島を往復する船です。

日によっては片道だけの時や、運休の日もあるので母島に行く時には必ず運航日を確認しておきましょう。

父島・母島間の所要時間は約2時間ほど。

運賃は月によって変わるので要注意です。参考までに2021年1月の運賃を載せておきますね。

  • 2等(大人):4,130円
  • 2等(子供):2,070円

2等以外にも個室もありますが別途料金がかかります。

個室も1〜4人で利用できる「個室椅子席A」と、1〜2人用の「個室椅子席B」が選べますよ。

個人的には2時間だけなので、個室を取らなくてもいいかな。

割引運賃の設定もあり。

  • 障害者割引(身体・知的・精神):50%割引
  • 被救護者割引:50%割引
  • 団体旅行割引(15名以上):10%割引
  • 学生団体割引(15名以上):30%割引(小児は10%)

その他、大きな荷物を運ぶ時には別に料金がかかることもあります。

運航日や運賃などの詳細は公式サイトで必ず確認を!

父島⇔母島 | 伊豆諸島開発株式会社

ははじま丸に乗る

ぼくが利用した日は、ははじま丸が1往復する日でした。

朝に父島から母島へ。午後に母島から父島へ戻ってくるスケジュールです。

具体的にはこのようになります。

  • 7:30 父島発
  • 9:30 母島着
  • 14:00 母島発
  • 16:00 父島着

母島に滞在できるのは4時間半だけという、ちょっとタイトなスケジュールでした。

もっと母島を満喫したいなら、母島で1泊するプランを立ててもいいかも。

ははじま丸が父島を出発するのは、おがさわら丸の入港日を除いて7:30です。

ぼくは港から離れた小港海岸近くのてつ家に宿泊していたんで、宿の人に港まで送ってもらいました。

ははじま丸の乗り場は、おがさわら丸の乗り場の隣くらい。

この小さな建物でまず乗船券を購入します。

ははじま丸の乗船券は事前予約はしていなくて、当日窓口で購入しないといけません。

ははじま丸の待合所

建物の中はこんな感じ

ははじま丸の待合所

入口入ってすぐのところに乗船券発売所があるので、ここで乗船券を買いましょう。

ははじま丸乗船券発売所

ここで買えるのは「父島から母島」までの乗船券だけ。

帰りの乗船券は母島で買ってください。

ははじま丸の乗船券

ははじま丸乗船券

ははじま丸

ははじま丸

船に乗る時には、靴底をしっかりと洗わないといけません。

靴底を洗う場所

ブラシを使ってしっかりと靴底を洗って、外来種を母島に持ちこまないようにしないといけないんです。

父島に入り込んでしまったプラナリアなどの外来種は、父島の生態系を破壊してしまいました。

父島の希少なカタツムリを食べてしまう「プラナリア」

プラナリア

Huu Rinn Sanpo(ふうりんさんぽ)さんのナイトツアーで見た、あのプラナリアを思い出しましたね。

乗船前にはかなり厳しく靴底をチェックされるんです。

友人は靴底に泥がついていたので、ブラシで入念に洗い直しさせられました。

ははじま丸はどんな船?

ははじま丸の中は2等室として椅子席や、寝転べるじゅうたん席があります。

寝転ぶと楽なので、じゅうたん席の方が人気があるみたいでした。

これは椅子席。リクライニングもついてるから結構快適です。

ははじま丸の客室(椅子席)

階段で上へ上がるとデッキ席もあります。

これはデッキ椅子席。

ははじま丸デッキ椅子席

同じフロアではタバコも吸えます。

喫煙所

さらに上に行くと解放的なデッキも。

ははじま丸デッキ

椅子とテーブルもあるので、晴れている日は気持ちいいです。

ははじま丸デッキ

父島と母島の間は、冬の時期にはクジラも見られるんだそう。

クジラが見られるなら、室内にこもっているのはもったいないですね。

小笠原は亜熱帯なので、冬でもめちゃくちゃ寒いことはないそうです。

風を浴びて遠く離れていく父島を眺めるのもいいもんです。

ははじま丸から見た父島

ははじま丸の設備も紹介しますね。

トイレはもちろんあります。ちゃんとシャワートイレが完備されてました。

ははじま丸通路

スーツケースなどは荷物置きにどうぞ。

ははじま丸荷物置き場

自販機もありますよ。

ははじま丸自動販売機

母島のスタンプラリーがあるんですが、ははじま丸のスタンプはここで押せます。

母島旅行記念スタンプ

ちなみに景品の交換は母島の待合所です。忘れないようにしましょう!

母島に到着

あっという間の2時間が過ぎ、母島に到着。

レイ

1時間は爆睡してたんだけどね

船から下りると、身体にまとわりつくむわっとした熱気。

父島から59kmしか離れていないのに、なんか別の気候帯に来たような気持ちになりましたね。

父島ものんびりした雰囲気でしたが、母島はもっとのんびりした感じ。

ははじま丸

こちらが沖港客船待合所。

沖港船客待合所

ここで帰りの乗船券をすぐに買っておきましょう。

スタンプラリーの景品もここで交換ですよ。母島でスタンプを集めたら景品がもらえます。

沖港船客待合所

待合所の中はフリーWi-Fiが使えるので、ネットを使うならここでどうぞ。

沖港船客待合所

待合所の隣にはクジラのモニュメント。

大きい!

クジラのモニュメント

小笠原のおすすめは?

小笠原のおすすめをいろいろと紹介しますね。

小笠原旅行について

小笠原旅行全般についてはこちら。

【父島】板長の戦跡ツアー

戦跡ガイド一筋の板長が戦争時代の実体験なども交えながら、ジャングルの奥へ入っていろんな戦跡を案内してくれます。

【父島】Fu Rin Sanpoのナイトツアー

小笠原にしかいないオガサワラオオコウモウリや光るキノコ・グリーンぺぺなどを見るナイトツアー。

【父島】C TRIPのイルカウォッチングとシュノーケリング

小さなボートで父島やその周辺の島をまわってシュノーケリングやイルカを見ました。

風邪が強いと結構揺れて大変だけど、目の前にイルカが現れた時の感動はすごかった!

【父島】美しいビーチを堪能する

父島の美しいビーチといえば小港海岸コペペ海岸

2つのビーチを見下ろす絶景が最高な中山峠などは必見ですよ。

【父島】海に沈む最高の夕日が見られる「ウェザーステーション展望台」

ウェザーステーション展望台からの夕日は本当に最高でした。時期によってはクジラも見られます。

ウェザーステーション展望台と一緒に見てほしいのが「三日月山展望台」です。

ウェザーステーション展望台からは歩いて山道を歩いて行くんですが、展望台から見下ろす港や町の景色は最高!

【母島】ロース記念館で母島の暮らしを知る

ロース記念館は母島で取れる石「ロース石」や、島の暮らしについての資料が展示してある資料館。

小さい資料館だけど結構見応えありました。

【母島】鮫ヶ﨑展望台から美しい青い海を眺める

さくっと上れる鮫ヶ﨑展望台は、気軽に美しい海が楽しめる展望台。

目の前に広がる海が美しすぎてしばらく見とれてしまいました。

【母島】静沢の森遊歩道でたくさんの戦跡と絶景を見る

静沢の森遊歩道は遊歩道だけど、結構木々の生い茂った中を歩いて行く遊歩道。

途中には砲台や弾薬庫などの戦跡もたくさんありました。

遺跡好きにはたまらないと思います。

サンセットシアターではみごとな景色も楽しめますよ。

【母島】脇浜なぎさ公園は美しすぎるビーチが目の前に広がる

脇浜なぎさ公園はあまりにも美しすぎるエメラルドグリーンの海が目の前に広がる公園。

あまりにも美しすぎて時が経つのも忘れてしまうほど。

小笠原でお土産を買う

せっかく遠くまで来たのだからお土産もいっぱい買いたいですよね。

小笠原の父島でお土産を買えるお店はこちらで紹介しています。

あとはおがさわら丸の船内でも数は多くないですが買えるので、買い忘れた時にはそちらでどうぞ。

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