小笠原・父島 C-TRIPでイルカと美しすぎる海を満喫!

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東京都でありながら本土からはるか1,000kmも離れた場所にある小笠原諸島。

ここでは言葉を失うような美しい海が広がっていて一年中イルカが見られたり、冬から初夏にかけてはクジラもやって来る場所です。

小笠原では陸地を見て回ることが多かったんですが、やはり海も見たいじゃないですか。

というわけで、C-TRIP(シートリップ)さんで小笠原・父島の周辺をまわる少人数のツアーに参加してきました。

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小型ボートで父島周辺をまわるツアーが楽しめる「C-TRIP」

小笠原諸島の父島でC-TRIP(シートリップ)さんに、午前だけの半日ツアーをお願いしました。

C-TRIPさんは9名以下の少人数のツアーを行っているショップ。父島周辺を小型ボートでまわります。

ツアーではこんなことが楽しめますよ。

  • シュノーケリング
  • ドルフィンスイム
  • ザトウクジラウォッチング
  • 南島上陸

ツアーは約3時間の半日以外にも約6時間の1日ツアー、夕方の2時間ほどのツアーもあるそうです。

詳しくはC-TRIPさんのWebサイトを確認してください。

シートリップ 小笠原 – シートリップ 小笠原

午前の半日ツアーに参加

それではぼくが参加した午前の半日ツアーを紹介しますね。

8時半くらいに出発して、12時半くらいに港に帰ってくる約4時間ほどのツアーでした。

料金は1人6,500円。現金の他にもクレジットカードなどでも支払いが可能だったので良かったです。

どんなツアーだったか動画でも紹介しています。

二見港から小型ボートで出発

集合場所はおがさわら丸が停まっている港から少し南側。青灯台のあるあたり。

待ち合わせの時刻になると小さなボートが近づいてきました。

白いボートにはC-TRIP BONIN ISLANDの文字が。

C-TRIPの小型ボート

もうちょっと大きい船なのかと思っていたんですが、結構小さめの小回りのききそうなボートでしたね。

岸壁にボートが泊まると、ショップの方と挨拶をしてボートに乗り込みます。

このツアーは参加者がぼくと友人の2人だけだったので、他の人に気兼ねすることもなく快適でしたよ!

岸壁から波でゆらゆら揺れるボートに乗り込むのはちょっとドキドキ。

このまま足を滑らせて海に落ちたらヤバイなと思いながら、ビクビクしながらボートへ。

昔スキューバダイビングをやってたんで、こういうボートに乗るのは久しぶりでちょっと興奮。

白いボートは乗ってみると結構快適でした。ちゃんと柔らかいベンチのようなものも付いてるんでゆったりとくつろげます。

ツアーではシュノーケリングもできるんですが、マスクとフィンは無料で貸してもらえるのが嬉しいですね。

それでは出発!

二見港から出発

港から外の海へと出ていきます。いつもとは違う海から見る灯台。

青灯台

大きい船とは違って海面がすごく近いので迫力がありますね!

波しぶきの音や、海を吹き抜ける風がとっても心地良いです。

青い海を進んで兄島へ

港のある場所は湾になっているので、波や風はそれほど強くありません。

ところが港から遠ざかるにつれて、自然の強さに圧倒されます。

まず風が変わりましたね。

遮るもののない海を吹き抜けてくる風が顔面に直撃。

レイ

痛い!

ゴゴゴゴーっていう音とともに顔を殴られました。

すごく晴れてて気持ち良いんですけど、顔はとても痛かったです。

ふと見上げると山の上に何か建ってるのが見えます。そうです、夕日を見たウェザーステーション展望台

海からウェザーステーション展望台を見上げる

展望台から見る海も良かったけど、海から見上げる展望台もいいですね!

船はさらに海を突き進んで父島から少し離れていきます。

このあたりになると海の色は真っ青ですごく神秘的。

レイ

ここの水深は何mだろう?

そんなことを考えて幸せな気分を味わっていたのですが、だんだんと波がすごいことに。

兄島の方へ進む

湾の中とは比べものにならないほど高い波が次々とやってきたんです。

大きな船だったらこれくらいの波はどうってことないんでしょうけど、小さなボートだと思いきり上下に揺られまくり。

一緒に乗ってた友人は船酔いしやすい人だったんですが、このボートではまったく大丈夫みたい。

常に新鮮な風を浴びてるので、酔いにくいのかもしれませんね。

たしかにおがさわら丸に乗った時も、室内だと気持ち悪かったけど外に出ると平気になったし。

波で上下に揺られまくって、強い風で髪もぐしゃぐしゃ。

過酷な海を渡り、父島から北にある兄島へと渡ってきました。

水深が浅くなったのか、海の色も深い青から水色へと。

小笠原はスキューバダイビングも盛んで、こういう場所でもダイビングが楽しめるんだそうです。

兄島の海岸

ボートから海をのぞくとこんなにきれい!

兄島近くの海の色

風が強くて海面が波がたってたのでよく見えなかったですが、波がなければ海の底まで見えちゃうんじゃないかっていうほどの透明度!

ここで一旦ボートは停止。

友人はシュノーケリングを楽しみました。あとで写真を見せてもらったんですが、いっぱい熱帯魚がいてすごかった。

ぼくも海に入りたかったんですが、腕を怪我してたんでボートの上でショップの方とおしゃべり。

今回はぼくと友人の2人で貸切みたいになってたんですが、ハイシーズンには予約が取れないこともあるんだそう。

小笠原のアクティビティは必ず早めの予約しないとダメなんだと思いましたね。

シュノーケリングが終わったら、兄島をもう少し北上していきます。

相変わらずすごい風。でも慣れてくるもんでかなり爽快な気持ちでこの風も楽しみました。

兄島は無人島で、特徴のある岩肌が露出しています。

兄島

船を走らせながら、こういう岩や小さな島のことも紹介してくれました。

これは人丸島という島で、その名前の由来は柿本人麻呂。

人丸島

柿本人麻呂のような形だから「人麻呂」が「人丸」になったんだそう。

結構むちゃくちゃな気もするけど、名前の由来って面白いですね。

ちなみに小笠原はメインの島「父島」の他に、南には「母島」もあります。

そして今いる「兄島」と、さらにその北には「弟島」もあるんです。小笠原諸島は家族みたい。

小港海岸沖でイルカに会えた!

父島の北にある兄島から移動。

今度は父島の南の方へボートは動き始めました。

この時、ぼくの心の中にあったのはただこれだけ。

レイ

イルカが見たい!

小笠原は一年中イルカが見られると聞いてすごく期待してたんです。

でもまだイルカを見てないぞ。

クジラは時季はずれだと知ってあきらめたんですが、イルカはあきらめられなかったんです。

どうしてもイルカを見たい!

ショップの方もボートを走らせながらイルカ探し。

ぼくもナイトツアーでプラナリアを見つけた目を信じてイルカを探します。

イルカをこの海の中から探すんです。

どこまでも続く水平線

ショップの方の話では、イルカが見られるかどうかは運次第。

見られる時もあれば、見られない時もあるんですって。

途中ですれ違った船の人もイルカを探しているみたいなんですが「×」マーク。

もしかしたらイルカが見られないかも。

あきらめかけたその時、ちょうど小港海岸の沖あたりでショップの方が前の方を指さしました。

そこにいましたよイルカが!

ハシナガイルカ

海面につやつや光るもの。イルカです!

これはハシナガイルカという種類のイルカだそうです。

ハシナガイルカ

ボートの近くまで寄ってきてきれて、数分間のだけだったけどめちゃくちゃ感動してしまいました。

水族館以外でイルカを見たのは初めて!最高です。

美しすぎるビーチ「ジニービーチ」

イルカを見たのでお腹いっぱい。

もう十分満足したところなんですが、この後に素晴らしい景色が待っていましたよ。

ボートが向かったのは父島の南の方にあるビーチです。

こちらはジョンビーチ

ジョンビーチ

小港海岸から中山峠を越えてブタ海岸へ行った時、さらにその先にあったビーチがジョンビーチです。

歩くと1時間以上もかかるから行くのをあきらめていました。

レイ

きっとジョンビーチを見ることはないだろう

そんな風に思っていたんですが、まさか海の上から見られるとは!

ボートなのでまったく疲れることもなく、最果てのビーチが見られました。

さらにすごかったのはジョンビーチの先にあるジニービーチです。

この海の色!白い砂浜も最高に美しいじゃありませんか。

ジニービーチ

ありえないくらい透き通っている水。

ジニービーチの海の色

実はこのジニービーチは歩いて行けない場所なんです。

海からしか行けない特別なビーチを見られて本当によかった!

あの美しすぎる景色は忘れられません。

ジニービーチの近くには小さな岩というか島みたいなのがいっぱい。

ジニービーチの沖に浮かぶ島々

ゴツゴツとした岩と、美しすぎる海が本当にすごかった!

ジニービーチの沖に浮かぶ島々

海に沈む「濱江丸」

半日ツアーの最後は座礁した船濱江丸(ひんこうまる)のある境浦海岸です。

この海もとても美しかったですよ。

濱江丸は大戦中に物資を輸送していた貨物船なんですが、空襲でこの場所に座礁しました。

年月とともに船は朽ち果てていき、今ではほんの一部を除いて海の中に沈んでます。

境浦海岸の濱江丸

船体の一部だけ海面から出ている。

境浦海岸の濱江丸

エンジン部分

濱江丸のエンジン

ここはシュノーケリングが楽しめる場所で、友人は船の近くまで行って大満足で帰って来ました。

写真を見せてもらったら、海に沈んだ船体は魚の住処になっていてすごかった。

シュノーケリングをするならぜひ近くで見たらいいと思います。

ぼくも見たかった…

境浦海岸の濱江丸

友人がシュノーケリングを楽しんでいる間、ぼくはショップの方とおしゃべりとティータイム。

海風に吹かれて冷えた体に、温かいコーヒーとお菓子は最高の癒しになりましたよ。

シュノーケリングならもっと楽しめる

友人がシュノーケリングをしているのがすごく羨ましかったです。

海の上から見るのと、中に入っているのは全然違います。

できることならシュノーケリングも楽しみましょう。

水中に持って入れるカメラがあれば、素晴らしい光景を動画に収めるといい思い出になると思います。

ツアーが終わったら、港のすぐ近くの公園にあるシャワーで体を洗えるのでためらう必要はありません!

南島にも行きたかった!

半日ツアーで時間の制約もあったので行けませんでしたが、南島にすごく興味をもちました。

南島は美しすぎるジニービーチの近くにある島で、絶景が見られるんだそう。

あとで小笠原のWebサイトを見て知ったんですが、入れる期間や人数が決められた特別な場所のようですね。

次、小笠原に行くことがあれば絶対に行きたいです!

南島上陸について – 小笠原村観光協会

小笠原のおすすめは?

小笠原のおすすめをいろいろと紹介しますね。

小笠原旅行について

小笠原旅行全般についてはこちら。

【父島】板長の戦跡ツアー

戦跡ガイド一筋の板長が戦争時代の実体験なども交えながら、ジャングルの奥へ入っていろんな戦跡を案内してくれます。

【父島】Fu Rin Sanpoのナイトツアー

小笠原にしかいないオガサワラオオコウモウリや光るキノコ・グリーンぺぺなどを見るナイトツアー。

【父島】C TRIPのイルカウォッチングとシュノーケリング

小さなボートで父島やその周辺の島をまわってシュノーケリングやイルカを見ました。

風邪が強いと結構揺れて大変だけど、目の前にイルカが現れた時の感動はすごかった!

【父島】美しいビーチを堪能する

父島の美しいビーチといえば小港海岸コペペ海岸

2つのビーチを見下ろす絶景が最高な中山峠などは必見ですよ。

【父島】海に沈む最高の夕日が見られる「ウェザーステーション展望台」

ウェザーステーション展望台からの夕日は本当に最高でした。時期によってはクジラも見られます。

ウェザーステーション展望台と一緒に見てほしいのが「三日月山展望台」です。

ウェザーステーション展望台からは歩いて山道を歩いて行くんですが、展望台から見下ろす港や町の景色は最高!

【母島】ロース記念館で母島の暮らしを知る

ロース記念館は母島で取れる石「ロース石」や、島の暮らしについての資料が展示してある資料館。

小さい資料館だけど結構見応えありました。

【母島】鮫ヶ﨑展望台から美しい青い海を眺める

さくっと上れる鮫ヶ﨑展望台は、気軽に美しい海が楽しめる展望台。

目の前に広がる海が美しすぎてしばらく見とれてしまいました。

【母島】静沢の森遊歩道でたくさんの戦跡と絶景を見る

静沢の森遊歩道は遊歩道だけど、結構木々の生い茂った中を歩いて行く遊歩道。

途中には砲台や弾薬庫などの戦跡もたくさんありました。

遺跡好きにはたまらないと思います。

サンセットシアターではみごとな景色も楽しめますよ。

【母島】脇浜なぎさ公園は美しすぎるビーチが目の前に広がる

脇浜なぎさ公園はあまりにも美しすぎるエメラルドグリーンの海が目の前に広がる公園。

あまりにも美しすぎて時が経つのも忘れてしまうほど。

小笠原でお土産を買う

せっかく遠くまで来たのだからお土産もいっぱい買いたいですよね。

小笠原の父島でお土産を買えるお店はこちらで紹介しています。

あとはおがさわら丸の船内でも数は多くないですが買えるので、買い忘れた時にはそちらでどうぞ。

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