意外にはまってしまう氷ビール
カンボジアではビールを飲むときに氷を入れるのが常識なんです。飲み屋なんかでビールを注文するとビール、グラスに氷がセットで出てきます。
はじめてカンボジアに行った時にはさすがに抵抗がありました。ビールに氷なんか入れたら味が薄くなって不味くなるやんってね。でも慣れって怖いもので、しばらくすると氷を入れないビールが苦く感じるようになっちゃうんですよ。カンボジアに住んでいる人でこんな感覚を持った人って結構いるんじゃないかな?
この氷をたっぷり入れて飲むビールの良いところっていうとですね、ガブガブ飲めること。まるで水を飲んでいるかのような勢いでビールを飲むことができるんです。結構この感覚を味わってしまうと病みつきになってしまうんですよ。
氷を入れるのは冷蔵庫がなかったから?
なんで氷を入れてビールを飲むのかって考えてみたんですが、1つめの理由はさっきも書いたように氷によって薄まったビールは飲みやすいってこと。みんなでわいわいとした雰囲気で飲むビールは勢いよく飲めることが大事だったのかな。
2つめの理由は冷蔵庫がないってこと。今でも家庭に冷蔵庫がないっていう家も結構あるんです。そういう家ではなかなかビールを冷やすことはできないんですよね。冷やせるとしても氷を入れたクーラーボックスに入れておくくらい。大量のビールを飲むカンボジア人にはクーラーボックスに入れたビールなんてすぐ飲んでしまうんですよね。だったら氷を入れて冷やして飲んだ方が楽ってこと。
これが理由かどうかは分かりませんけど、まあ一度氷を入れたビールを飲んでみてください。意外にクセになるかも。