見ているようで実はまったく見ていない
最近ハッと思うことがあったんです。それは自分があまりにもいろんなことに対して無関心だってこと。いや、ちょっと違うかな。無関心なことに関しては目には入っているけどまったく記憶に残っていないってことですね。
普段の生活で常に色々な情報が目や耳など体全体を使ってぼくたちに伝えられてきます。でも自分がしっかりと意識しようと思っていないことに関しては”そういうのがあったような気がする”程度のことしか記憶していないんですよ。
ぼくらは自分が思っている以上に物事を覚えていないし、気にも留めていないっていうこと。
得られる情報が増えると普段の生活が面白くなる
もしそういう気にも留めないような情報にちょっと着目して気にするようになったらどうなるのか?ぼくは人生が相当変わると思っています。些細な情報を認識することから、”それがなぜそこにあるのか?”、”なぜそうでなければならないのか?”そういう疑問に対する答えを追求していくようになると普段のぼくらが見ている世界が一変してものすごく興味深いものになるんです。
それって人生を一変させるような革命的な思考だと思いませんか?
あなたは分かる?
自分のまわりにある些細なこと。毎日目にするようなごくごく普通のこと。たとえばこんな例をあげてみましょう。正確に自信を持ってイメージできますか?
信号の順番
信号の色です。恐らくほとんどの人が黄色は真ん中だっていうのは分かりますよね。じゃあ赤はどっち?右ですか左ですか?
信号なんてほとんどの人が毎日見ているものですよね。でも自信を持って信号の色を正しい順番で言える人ってどれくらいいるんでしょうか。たぶんそんなにいないはず。それってこんなに毎日見ているものでも意識をしていないというだけでまったく記憶できていないってこと。
あなたは信号の色の順番がわかりましたか?
答えはこちら。
左から、青→黄→赤です。
次に歩行者用の信号も同様にイメージしてみてください。こっちのほうがイメージしにくいかも。
青色は上?下?
答えを見てみましょう。
青は下、赤は上ですね。分かりましたか?
マクドナルドのパッケージ
マクドナルドには朝の時間に朝マックっていうものがあります。ぼくは時々利用しているんですが、この朝マックのメニューの中に今回ご紹介する3種類のハンバーガーがあるんです。
- ソーセージマフィン
- エッグマックマフィン
- ソーセージエッグマフィン
この3つのハンバーガーは包装に同じ紙を利用していて包み方によって見せるラベルを変えているんです。そのラベルの色とそれに対応するハンバーガーを3つとも正確に言えますか?
色は青、黄、ピンクの3種類。
ちょっと考えてみてください。
では答えです。
青はソーセージマフィンです。
そして黄色はエッグマックマフィン、ピンクはソーセージエッグマフィンですね。
海老フライについているサラダ
もう一つ行きましょう。ランチなんかで食べる海老フライなんかのフライもの。最近食べたフライに付いているサラダ。このサラダに入っている具材とその盛りつけ方を言えますか?
多分言える人はいないんじゃないかな。海老フライは食べたっていう記憶はあるけどサラダには全く意識がいかない。だから全く記憶にないっていう人がほとんどじゃないでしょうか。
そんな感じで多くの人は日常ごくごく普通に見かけるものに対しても意識していないものに関しては全く記憶にすら残っていないっていうことが実感できたんじゃないですか?
なぜを考えると人生が楽しくなる
今回例として上げた3つの例ですがなぜを考えると色々と楽しいんです。信号の例ではこんな風に考えられます。
- 青は左で赤は右だけどなんで逆はダメなのか?
マクドナルドの例でも今な感じなぜ。
- 赤、青、黄色の3色じゃなければいけなかったのか?黒、緑、紫じゃなんでダメだったのか?
サラダの例でもこんな疑問が出てきます。
- サラダについている野菜はなぜこの組み合わせなのか?他の野菜じゃダメなのか?
- 盛りつけもなぜこういう盛りつけにしないといけなかったのか?
- 他の国では全然盛りつけ方法が違うのになんで日本ではこういう盛りつけなのか?
など考えればいろんな疑問が浮かんできます。そういうのに答えは出せなくても自分で考えてみるっていうのが人生を豊かにしていく秘訣なんじゃないかな。もっと人生を楽しもう!