イギリスは食べ物がまずいのか?
イギリスと言えば食べ物がまずいことで有名ですね。ぼくの友人たちはみんな口を揃えてまずいと言います。
“味がない”
“野菜は食感がなくなるまで煮詰めてる”
ほんとかいな?
ぼくはそう思うんです。だってフィッシュアンドチップスは美味しいやん。ビールの国だから食べ物もそんなにまずいってことないやろって思うんですけどね。
という事で実際に体験してみました。
結果を言いますと、ぼくが食べたイギリス料理は大半が美味しかったってことです。みんながボロカスに言うような酷いもんじゃ全然なかったですよ。満足してます。
それは良いレストランばっかりで食事したからやろう。
って言われそうですが、そうではありません。もちろんレストランでも食事はしましたが、コンビニの安いサンドイッチも食べたし、缶詰だった食べました。それでもそんなに酷いって感じませんでしたよ。
とは言っても全部に満足できたわけではありません。中には味覚音痴なぼくでもさすがにキツイって思ったものもありました。今回はそんな味覚音痴名ぼくでもこれはちょっと…って思った食べ物をご紹介します。
水っぽいアメリカーノは飲むのが辛い
まずはコーヒー。ぼくは食事をした後にはコーヒーを飲む習慣があるので、コーヒーをいつも注文してました。 日本だったらコンビニで100円も出せば美味しいコーヒーが飲めるますが、イギリスではそういうリーズナブルなコーヒーを見つけられなかったので普通のカフェでコーヒーを飲んでたんです。
イギリスの物価は日本に比べても高いので安いコーヒー1杯でも400円近くします。ミルクとかクリームが入っているようなものだともっと高額。貧乏旅行なのでコーヒー1杯に700円近くも払えません。必然的に注文するものは一番安いコーヒーです。
一番安いコーヒー。それがアメリカーノだったんですよ。アメリカーノとはエスプレッソコーヒーに湯を入れて作るコーヒーのことです。コーヒーのお湯割りみたいな感じ。ちなみにアメリカンコーヒーとはまた別物。
一口飲んだ瞬間、
めっちゃ薄いわ。お湯やんけ!
悲しくなるほど薄いんです。コーヒーの味がほとんどしなくて全然美味しくない。たいていのコーヒーは美味しいと感じるぼくですらまずいと感じてしまう味でしたね。
はじめに飲んだ時には、この店のアメリカーノがまずいのかと思ったんです。でもそういうわけではないようで、他の店でアメリカーノを注文しても同じように薄い。きっとこういうものなんでしょうね。
ちょっとだけお金を追加して普通のコーヒーを飲むのをおすすめします。
缶詰めのトマトスパゲティはほぼ無味
これはイギリス人もまずいと酷評する缶詰。トマトスパゲッティが入ってます。
ネットでも酷評されている模様。
イギリスには、「スパゲティ缶」というヤバい代物がある。
……そう。トマトスープの中にパスタ麺が浸かってのび放題になっていて、
トマトスープも不自然に甘いそうだ。
イタリア人が食っ..「「イギリスの食べ物は不味い」に物申す」 https://t.co/mSG4YQkvNA— Akihito(・。・) (@Akihitweet) 2016年2月28日
友人があまりにもまずいと言うので余計に食べてみたくなる。これを食べずに日本に帰れるか!
さっそくお気に入りのスーパーマーケット・TESCOに行って缶詰スパゲッティを購入。これは200円程度で安い!イギリスでは驚きの安さです。
HEINZって言ったら有名なメーカーです。ほんまにまずいんか?そう思って食べてみたんですが、そのまま食べるにはとても耐えられないクオリティ。でも料理のベースとしてはありかな。
実食レポートはこちらの記事をどうぞ。
他の食べ物は全然OK
ぼくがまずいと感じたのはこのアメリカーノとトマトスパゲッティくらいです。ほんと。
長くイギリスで暮らしていた友人もここ10年ほどでイギリスの食べ物はずいぶん美味しくなったって言ってましたね。
これに大きな貢献をした人物がこの方らしいです。Facebookで色々な料理をアップされているので見ているだけでも楽しいですよ。ちょっと日本人の感覚とは違いますけど面白いです。
もうイギリス料理はまずくない!