滋賀にある桜の名所・海津大崎は市民の願いが込められた桜が咲き乱れる

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琵琶湖に桜が映えます国内旅行(関西)
琵琶湖に桜が映えます
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日本のさくら名所100選に選ばれた桜並木は圧巻

滋賀の奥琵琶湖にある海津大崎に桜を見に行って来ました。ここの桜は日本のさくら名所100選に選ばれているとあって有名なんですよ。色々と探検してみたのでご紹介しますね。

さくら名所100選に選ばれた海津大崎

さくら名所100選に選ばれた海津大崎

まず海津大崎の場所ですが滋賀県の高島市という場所にあります。琵琶湖の左上のあたりです。地図ではここです。

高島っていう場所は個人的にすごく好きでぼく自身何度も足を運んでいます。秋には海津大崎の近くにあるマキノ高原にあるメタセコイア並木や針江生水の郷なんかに行きました。夏にはホタル、秋には彼岸花、春先には座禅草も有名です。とにかく自然が本当に豊かな場所。

ここ海津大崎の桜は遅咲きの桜として有名で、大阪や京都では散ってしまった頃に満開を迎えます。1週間ほど京都の街中より開花が遅いみたい。

海津大崎の桜は湖岸を走る道路に沿って桜並木が約4kmも続いています。植えられている桜の木は約800本。樹齢は70年を越えるものから若い木まで混じっているんだそうですよ。

花見船で湖上からも桜を楽しめます。40分で2,000円だそう。

桜と花見船

桜と花見船

濃いピンク色が印象的

桃色の桜

桃色の桜

琵琶湖の青と桜のピンク。いいですね〜

琵琶湖に桜が映えます

琵琶湖に桜が映えます

散った桜の花が波で模様を描いてます。

水面に浮かぶ桜の花も美しい

水面に浮かぶ桜の花も美しい

道路から琵琶湖側に降りると遊歩道が設置されているのでここをみんな歩いていましたね。ここから見上げる桜は本当に美しいですよ。

遊歩道が整備されています

遊歩道が整備されています

風が強かったので吹雪のように桜の花が舞っていました。

強風で桜が舞う

強風で桜が舞う

こういうちょっと広くなっている場所もあって、みんなここに敷物を広げてお弁当を食べてました。中には酒盛りをしているグループも。頭上には満開の桜、目の前には広大な琵琶湖が広がり最高のロケーション。

地面に座ってお花見も楽しめます

地面に座ってお花見も楽しめます

人々の想いが込められたプレートも必見

海津大崎には多くの桜の木が植えられているんですが、もともとここの桜は植樹から始まったこともあり、色々な人たちがここに桜を植えています。

よく桜の木の下を見てみるとこんなプレートが設置されています。地元の方だけじゃなくて、遠いところの方が植樹した桜も多いんですね。

遠く離れた場所からふるさとを想って植樹されたのでしょうか。

プレート

プレート

昔の校庭にあった桜並木を想って植樹したのかな。

プレート

プレート

卒業記念の植樹ですね。ぼくも小学校の卒業時に植樹したのを思い出しました。

プレート

プレート

お子さんが生まれた記念でしょうか。

プレート

プレート

亡くなったお父さんに捧げているのかな?

プレート

プレート

校舎が焼けたという悲しい思い出。

プレート

プレート

満開の桜を見るのも楽しいですが、それぞれの桜に込められた人々の思いを感じるっていうのも海津大崎ならではの桜の楽しみ方だと想います。

大崎寺から広大な琵琶湖見下ろす

道路沿いに延々と咲く乱れる桜を見るっていうのも楽しいですが、高いところから桜を見下ろしてみるっていうありですよね。

海津大崎には大崎寺という寺があります。この寺は山の上に建っているので、山を上ると眼下に桜並木を見下ろすことができるんですよ。山と言っても本格的な山じゃないのでサクッと上れます(表ルートの場合)のでご安心を。

表ルートはこんな感じでしっかりとした階段があるので楽ちんです。

表ルートから楽に上がれます

表ルートから楽に上がれます

こちらは裏ルートなのでサクッとは上れません。琵琶湖沿いに岩場を歩いていきます。

岩場を進む

岩場を進む

めちゃくちゃ水がきれい!さすが北湖ですね〜

水がものすごくきれい

水がものすごくきれい

奥の岩場でカヌーに乗る人発見!

岩場を進む

岩場を進む

さらに奥に進むと細い道に階段発見。上って行きましょう。

階段は結構急

階段は結構急

狭い小道をさらに進みます。

細い小道

細い小道

おお〜いい景色!奥には竹生島も見えます。豆知識ですがこの島のすぐ近くが琵琶湖の最深部です。なんと水深104mです!

高い場所から琵琶湖を見下ろす。右の島は竹生島

高い場所から琵琶湖を見下ろす。右の島は竹生島

さらに道は続きます。一歩間違えば崖の下に転落です。

一歩間違えると転落します

一歩間違えると転落します

岩場を抜けると到着!

大崎寺

大崎寺

境内には桜も植わってます。すばらしい景色!

境内にも桜

境内にも桜

眼下に桜並木を見下ろせます。

大崎寺から下を見下ろす

大崎寺から下を見下ろす

大渋滞と走るバスガイドさん

桜の時期にはこの桜並木を見ようとする車で道路は大混雑します。満開になる週末は交通規制が敷かれるようですが平日は車で道路を通行することができるんです。

そうなると大量の車が道路を通行するし、路駐も激しい。ぼくが行った時には2kmほど進むのに30分もかかってしまいました。ナビを見るといかに激しい渋滞かわかるでしょ?

ナビは渋滞で真っ赤

ナビは渋滞で真っ赤

ただでさえ狭い道なのに大型の観光バスが容赦なく通行します。観光バスなどの大型車両はなかなか前に進めないので後続車がつっかえてさらに渋滞が酷くなるという悪循環に。

さらにもっと酷いのがトンネルの存在。道路の所々にトンネルがあるんですが、このトンネルがまた狭いこと!この狭くて暗いトンネルを歩行者がどんどん歩くんです。とどめは大型観光バス。観光バスがトンネルに入ると対向車とトンネル内ですれ違うことが不可能なんです。

狭いトンネル

狭いトンネル

バスは一旦トンネルに入る前に停車します。ここでバスガイドさんがバスから飛び出します。トンネル内を走って反対側へ。そこで対向車を止めてバスをトンネル内に入れないようにします。そしてバスを誘導してトンネルを抜けさせるんです。その間はどっちの車線も車の流れが完全にストップ。

トンネル待ちをする観光バス

トンネル待ちをする観光バス

いやぁ、これには参りましたね。バスガイドさんもお気の毒です。

車は駐車場に停めましょう!

これが一般車の路駐。もう道路の両脇に車が停まりまくっています。これもまた渋滞の原因。

路駐する車が大量

路駐する車が大量

海津大崎には有料の駐車場があるのでそこに停めたら渋滞ももう少しマシになると思うんですがねぇ。

こちらがぼくが停めた駐車場。1回500円です。

有料駐車場

有料駐車場

こちらはトイレ。駐車場利用者は無料で使えます。それ以外の人は1回100円。

今では珍しいくみ取り式のトイレ

今では珍しいくみ取り式のトイレ

なんとトイレはくみ取り式。30年ぶりくらいにくみ取り式トイレを見ました。

落ちたら大変...

落ちたら大変…

こちらは水道。水は宝ですね。節水しましょう!

水は宝です

水は宝です

まとめ

京都では桜が散ってしまっていても海津大崎なら1週間ほど遅いので遅咲きの桜を楽しめます。

さくら並木は素晴らしいですが、それぞれの桜の木に込められた人々の思いも是非見てみてください。

車で来るときには路駐をせずに駐車場に停めましょう。渋滞も酷いので電車で来るのがいいのかなと。

いやぁ。素晴らしい場所でした!

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