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【大阪・難波】2年間発酵熟成させた野菜のうま味がすごい!手間暇かけすぎなとんかつカレー・カツヤに行ってきた

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2年間熟成発酵させたカレーは野菜の甘味が溢れ出す

大阪・難波にあるカレー屋のカツヤ。パチンコメーカーが立ち並ぶ路地に歴史を感じさせる(悪い言い方をすると外観はちょっと…)カレー屋を発見してからずっと前から気になっていました。でもこの外観を見るとなかなか入ることができずにいつも通り過ぎるだけ。

元祖とんかつカレー・カツヤ

でもいつまでも躊躇していてはいけない!思い切って飛び込んできました。

古めかしい外観から、昔ながらの喫茶店のようなものだろうって思ってました。正直そんなに期待していなかったんです。しかし予想に反し、良い意味で裏切る味だったので紹介します。

注文したのはこちら。

ロース肉を使ったとんかつカレーA

カツヤの看板メニューでもある”とんかつカレーA”。

A?

不思議に思うのもごもっとも。とんかつカレーに3つのグレードが設定されています。一番下からA、B、Cの順にグレードが上がっていきます。ぼくが食べたとんかつカレーAは一番グレードの低いとんかつカレーと言うことになります。それぞれのグレードで使われている肉は次のとおりです。

  • とんかつカレーA:ロース肉
  • とんかつカレーB:上ロース肉
  • とんかつカレーC:ヘレ肉

とんかつカレーAの味について。カツはまあ普通なんですがカレーが美味い!

普通、カレーと言ったら辛さやスパイシーさを想像することが多いですが、ここのカレーは野菜のまろやかな甘味が特徴的。

野菜の旨みや甘味を楽しむためのカレーなんです。

この野菜の旨みはどこからきているのか?その秘密はめちゃくちゃ手間のかかるルーにあります。ルーを作るのになんと3年近くも時間がかかっているというじゃないですか!野菜を炒めてペースト状にしたものを2〜3年間も密封して熟成させているんです。すごい。

熟成させるとこんなに野菜って美味くなるんですね。いやぁすごいですわ。

店内にあった新聞の記事にはこう書かれていました。

まずタマネギ、ニンジン、ニンニク、ショウガ、セロリなどをペースト状になるまで炒める。それを密封して2〜3年寝かせた後、香辛料、小麦粉などを加えて炒め、ルーができあがる。これをさらに2ヶ月寝かせる。時間をかけて野菜のうまみを熟成させるのだ。

カレールーのこだわり

すげぇ!

めちゃくちゃ手間がかかってるじゃないですか。これは美味しいはずだ。すごいなぁ。

カレーの道一筋50年の老舗カレー店

店内にはカツヤの歴史の紹介も。

カレーの道一筋50年

これを読むだけでこの店の歴史を感じますね。

元祖とんかつソースの謂れ

新聞にも掲載されています。

カツヤを紹介した新聞記事

いろいろと書かれているのですがざっくりと言うとこんな感じ。

初代は昔、上海に住んでいました。上海では香辛料や根菜は漢方薬的な性格を帯びていて、カレーは薬膳料理、滋養強壮食という側面も持っていました。

そして日本に帰国後。カレー好きの初代は英国風カレーをベースに試行錯誤を重ねとんかつに合うカレーを作りだすことに成功。

当時はトッピングとしてカレーにとんかつを載せるというメニューは他の店でもあったようですが、とんかつに合うカレーという意味ではカツヤが初めてだと言うことです。

その試行錯誤の末、生み出されたカレーはものすごく手間ひまかけて作られています。その行程はさっきも紹介したようなとても手間のかかるものです。

  1. 無臭ニンニク、タマネギ、セロリ、ショウガを炒めたものをペースト状になるまで炒める(野菜の状態で炒め加減を調整する)
  2. ペースト状にした野菜を密封容器に入れて2~3年発酵熟成させる
  3. 香辛料、小麦粉などを加えて炒めてルーを作る
  4. ルーをさらに2ヶ月寝かせて野菜をさらに熟成させる
  5. りんご、熱帯果実、生クリームを加えてまろやかに仕上げる

とんかつに合うカレーを作るためにここまでこだわるとはすごいですね!

ランクによってソースを使い分けるこだわり

メニューを見ているとこんな文字が目に飛び込んできました。

A、B、Cの違いは品質です。ソースも、使い分けします。

さっきA、B、Cと使っている肉の種類が違うと言いました。

  • とんかつカレーA:ロース肉
  • とんかつカレーB:上ロース肉
  • とんかつカレーC:ヘレ肉

なんとこの3つのカレーの違いは肉の違いだけない!ソースを使い分けてるの?どんな風に使い分けているのかめっちゃ気になるなぁ。

シャトーブリアンをカレーに使うだと!!

目を疑いました。

メニューにさらっと書かれたこの文字を見て。

シャトーブリアン

シャトーブリアンを使ったビフカツカレー

シャトーブリアンというのはヘレ肉の中でも特に上等と言われる最高級の部位です。

シャトーブリアンステーキ(Chateaubriand steak、またはシャトーブリアン)とは牛のヒレ肉(テンダーロイン)の中で中央部の最も太い部分のこと(牛1頭からとれるヒレ肉およそ4kgから600グラム程しか取れない)、およびそれを使ったステーキである。

19世紀初頭のフランスの政治家フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアンが料理人に命じて作らせたことから、このように呼ばれるようになった。そのおいしさから、シャトーブリアンばかりを食べたという。

Wikipedia”シャトーブリアンステーキ“より引用

ぼくはこれまでの人生で1、2回ほどシャトーブリアンを食べたことがありますが、あの柔らかさと美味さは本当に素晴らしいんです。それをカツにしてカレーをかけるってか!?かなり興味をそそられますね〜

でもお値段もすごいことになってます。カツカレーで3,500円、ビーフカレーでも2,000円。カレーにそこまで出すのは勇気がいります。

落ち着いた雰囲気の店内

店に入る前はちょっと入るのに躊躇していたんですが、中は思ったより広くて明るい雰囲気でした。

明るい雰囲気のカツヤの店内

昭和を思い出させるレトロな雰囲気

レトロな雰囲気の店内

会計はテーブルに置かれたこの札を持っていきます。

会計はテーブルに置かれた札を持っていく

まとめ

3年という気の遠くなるような長い時間を費やして作られているカレーは野菜のうま味を存分に楽しめるカレー。スパイシーさや辛さを求める人には物足りなく感じると思いますが、うま味を楽しみたいっていう人にはぴったり。
ロース肉を使ったとんかつカレーA

肉のバラエティーも豊富で何度も通っていろんな味を楽しめるっていうのも良いですね。とんかつカレー以外にもビフカツ、チキンカツ、海老フライなどたくさん楽しめます。

カツヤのメニュー

元祖とんかつカレー カツヤ

住所:大阪府大阪市浪速区元町2-6-25

TEL:06-6631-8988

営業時間:10:30~20:30

定休日:日曜日 日曜日が祝日の場合は翌日休業

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