謙るなんて無駄!ストレートに感謝の気持ちを伝えるたった1つの大きな意義

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謙るなメンタルヘルス
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自分を下げて相手を立てる。そんな感謝の表し方は嫌いです

あるカフェに入った時のこと。すごくひっかかるものがありました。それは店員さんの発するこの言葉。

“恐れいります”

お客が飲み終えたカップやグラスを返却口に持って行くと、必ず店員さんはこの言葉を発します。

“ありがとうございます”の方が良いのに。

“恐れいる”をgoo辞書で調べてみました。

1 相手の好意などに対して、ありがたいと思う。恐縮する。「ご厚情のほど―・ります」

2 相手に失礼したり、迷惑をかけたりしたことに対して、申し訳なく思う。「恐れ入りますが」の形で、ものを頼んだり尋ねたりするときなどのあいさつの言葉としても用いる。恐縮する。「ご心配をおかけして―・ります」

おそれいる【恐れ入る/畏れ入る】の意味 – goo国語辞書より引用

たしかに感謝の気持ちを伝えるという意味でこの言葉を使っているのですが、やっぱりなんか引っかかるんですよね。

なんでだろう?

ぼくだったら断然”ありがとうございます”を使いたいし、実際ぼくが店員の立場になった時も”ありがとうございます”を意識して使うようにしています。

“恐れいります”から連想するのは自分を下げて相手を立てるということなのかなって思ったんです。

相手に手間を取らせたので申し訳ない気持ちになる。その気持ちを表した言葉が”恐れいります”なんじゃないかと。

申し訳ない気持ち → 相手への感謝の気持ち

すごく日本的な感じですよね。

自分自身をぐっと前に押し進めるポジティブな言葉を使いたい

反対に”ありがとうございます”はどうかというと自分を無駄に下げることなく、同じ高さから相手への感謝を表しているって思うんです。

ぼくはこっちの感謝の表し方の方が好きだな。相手より下にならないといけないなんていう変な気を遣うことなく、ストレートに相手に対して感謝できる気がします。

ストレートな感情の伝え方の方が、その言葉の持つ熱意が相手により届きます。

そしてなにより自分を謙ることなく発した言葉の方がポジティブな気持ちにさせてくれます。それは相手に対してだけじゃなくて、その言葉を発した自分自身にとっても同じこと。

“恐れいります”と”ありがとう”。実際に声に出して言ってみるとよく分かりますよ。

”ありがとう”の方が気持ち良いでしょ?

”ありがとう”という言葉で自分自身の背中が前の方に押された感じがしませんか?

だからぼくは感謝の言葉を伝える時には”ありがとう”を言うように意識しているんです。以前は”すみません”ばっかり言ってましたが、それも使うのを止めました。

理由は”恐れいります”と同じです。謝ることで相手に感謝を伝えるのってぼくの本心じゃないから。感謝する時にはストレートに伝えたい。気持ちのいいポジティブな感情をもたらす言葉を積極的に使ってみませんか?

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