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お通夜のような気分になったある牛丼チェーンでの出来事

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お通夜な気分になるワンオペ
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ワンオペはみんな不幸になるということを実感

先日とある牛丼チェーン店に行きました。そこでなんともお通夜のような気持ちになってしまう経験をしたので書きたいと思います。

そのお店に行ったのは平日のお昼2時頃。ランチタイムが終わって少し落ち着きかけるような時間です。

その店に入って気がついたことは店員さんがたった1人で働いていたってこと。いわゆるワンオペってやつです。

何年か前にワンオペが社会問題になったことがあるので覚えている人もいると思いますが、いろいろと問題が指摘されました。たとえばこんな問題です。

  • 防犯上の問題
  • 長時間労働による健康被害

今回ぼくが客としてワンオペをしている店に入って感じた、ここに指摘されたもの以外の問題点について書いてみたいと思います。

それはこの店に関わる関係者全員が不幸になるんだってことです。

関係者っていうのはその店で働いているスタッフはもちろん、その店にお客で来ている人たち、そしてその店を運営している会社です。

お通夜のような気分になった顛末を説明します

なぜワンオペによってみんなが不幸になってしまうのか?

これについてぼくが実際に店に入ってから感じたことを順に追って説明していきます。

まったく注文ができないお客が不幸になる

ぼくがその店に入った時には店内には数組のお客さんがいました。すでに食べ始めているお客さんもいれば、注文待ち料理待ちのお客さんもちらほら。

スタッフの方は料理に忙しくてすぐには注文を聞きに来てくれません。ぼくは全然時間があったので気にせずに待つことに。

しばらくすると、他のお客さんの料理を持っていくために表に出てきた時にお水をくれました。この時には注文が決まっていたので伝えようとしたんですが忙しそうにすぐに厨房の奥に引っ込んでしまいました。

すごく忙しそう。

さらに待つこと数分、やっと注文を伝えることができました。

料理を待っている間もお客さんはポツポツとやってきます。2時というランチタイムが終わった時間帯でもお客さんは結構くるんだなぁなんてことを考えたりしてました。

料理が出てきた後もお客さんはどんどんやってきます。店内で食べる人もいれば、持ち帰りの人も。さらにはドライブスルーの人などさまざま。

ひっきりなしに来るお客さんにどう考えても対応は追いついていません。テーブルに座ったまま水を飲んで15分以上待っている男女、会計をするためにレジの前に立ち続ける男性、弁当を注文したいのかレジの近くで厨房の奥をのぞき込む男性などが目立ってきたんです。

なんかそういう光景を見てるぼく自身も気が滅入ってきました。店内に明らかに嫌な空気が流れているのが分かるんですもん。

そうこうしているうちにテーブルに座っていた男女がしびれをきらしたようで、立ち上がり厨房の奥に向かって声をかけます。

“すいませ〜ん”

厨房の奥から返事はなし。

男性はさらに声のトーンを揚げて呼びかけます。

“すいませ〜ん”

やっと厨房の奥にいるスタッフが気づいたようで表に出てきます。男女はこう伝えて店を出ていきました。

“ちょっと急いでるんで違う店行きます。”

その時のスタッフのやるせないような表情は見ていて辛かったなぁ。

いっぱいいっぱいのスタッフが不幸になる

本当にスタッフの方は大変そうでした。

一人でこれだけの作業をやらないといけないんですよ。

  • 注文を聞く(店内、弁当、ドライブスルー)
  • 調理
  • 会計
  • 片付け

次から次にお客さんが来るような状態だと対応しきるなんて無理。待たされるお客からのクレームだってあるだろうし、お客さんを待たせているっていうプレッシャーだってすごいはず。精神崩壊してしまうよ。

顔には焦りと疲労の表情がにじみ出ていました。なんか彼女を見ているだけでとても辛い気持ちになってきて、心の中は完全にお通夜状態。

客の不満によって会社のイメージが悪くなる

こういう状況に接したお客はどういう印象をこの店に持つようになるか?

ぼくの場合には、このスタッフの方は本当に気の毒だなって思いました。このスタッフの方はこの店を経営している会社のむちゃくちゃなシステムによる犠牲者なんだと。

人件費削減のためにこうした無理のある運営をしているのかも知れないけど、この状況をみた人がどんな印象を持つのかっていうことをもっと会社はもっと考えるべきなんじゃないか?

最終的には会社のイメージも悪くなってしまう。

ワンオペってお客もスタッフも会社もみんな不幸になるだけやん。

こっちが泣きたくなる”ごゆっくり”という言葉

スタッフの方の言葉で一番堪えたのがこの一言。

ごゆっくりそうぞ。

普通に聞く分には、”ゆっくりしていってくださいね”という意味だけど、そのスタッフの方が言うとこういう風に聞こえるんです。

(手が回らないので)ごゆっくりそうぞ。(急かさないでください)

調理を出す時にこの言葉を発する彼女を見てますます辛くなりました。

みんなが不幸になるワンオペなんてやめようよ

とある牛丼チェーンでの出来事を書いていきましたが、ぼくが言いたいのはたったこれだけ。

みんな不幸になるワンオペなんてやめてしまえ!

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